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店主の愛するものがぎゅっと詰まった濃密な空間。名古屋駅北の「コーヒーと本とレコードの店リトルトリー」

  • 2022年8月14日
  • ことりっぷ


名古屋駅からひと駅北の住宅地にある「コーヒーと本とレコードの店リトルトリー」は、手づくりケーキとコーヒーでくつろげる自家焙煎珈琲店。店主の好きな古い本やレコードを集めた店内は、お気に入りを詰め込んだ秘密基地のよう。コーヒー、本、レコード…。好きなものに囲まれて過ごす濃密な時間に浸ってみませんか。
「リトルトリー」があるのは、陶磁器メーカーの複合施設ノリタケの森とそれに併設する大型の商業施設から通りを隔てた場所。住宅が並ぶ一角に建つ、タイル張りの外観が目印です。かつてはお豆腐屋さんとして使われていた物件をリノベーションした店舗。内装の仕上げは店主自らDIYを行って、納得のいく空間を作り上げました。
アンティークやヴィンテージものが好きで、家具や食器も一つずつお気に入りを見つけてそろえたとか。味わい深いアイテムと空間が調和して、落ち着きとぬくもりのある雰囲気を醸し出しています。
店内の壁一面には大きな本棚があり、店主の好きな古本がぎっしり。小説や絵本、図鑑など幅広いジャンルがあり、店内で自由に読むのはもちろん購入もできます。連れだって訪れたお客さんが、それぞれに気になる本を選んで読書に没頭することもあるとか。「人をつなぐカルチャースポット〝ハブ〟のような場所にしたい」という店主の思い通りに、新たな出会いや発見が生まれているようです。
70年代のジャズやファンクといった音楽も店主のお気に入り。店内のBGMとして取り入れながら、古いレコードの販売もしています。流れている音楽が気に入ったら、それに近いイメージのレコードを選んでみるのもよさそう。商品のレコードには特徴を伝えるコメントが添えられているので、参考にしてみてくださいね。
また、店内のあちこちに飾られている人形や家を模った置物、リースなどはものづくりを好む店主によるもの。趣味の域を超えた完成度の高さで、店内をさらに表情豊かにしています。
11時30分までと少し長めの設定がうれしいモーニングサービスは充実した内容。ドリンク代のみで、厚切りのトーストと数種類の野菜がたっぷり詰まったサラダが付いてきて、+150円で旬の果物を使った自家製ジャムまたは自家製小倉のトッピング、+350円でたまごやきんぴらのサンドイッチに変更もできますよ。ランチなどしっかりしたフードはありませんが、たまごやきんぴら、小倉のサンドイッチがオーダーできるので、小腹がすいたときにはおすすめです。
コーヒー豆は小型の焙煎機でこまめに焙煎することで鮮度をキープしながら、銘柄によっては最適なエイジング期間を設けるなど、風味を大切にしています。黒板に銘柄を記したドリップコーヒーは1杯500円からと、市内の自家焙煎珈琲店としては手ごろな価格。浅煎りから深煎りまでバランスよく取りそろえ、種類豊富なケーキとの相性を考えて選べるようになっています。
お店で手づくりしているケーキは、定番のチーズケーキやバナナケーキ、チョコブラウニーなどを中心に6~7種類がラインナップ。季節の素材を取り入れてアレンジも加えるなど、研究熱心な店主が工夫を凝らした本格的な味ばかりですが、こちらも350円からと気軽にオーダーしたくなるプライスになっています。コーヒーの付け合わせも浅煎りにはオレンジピール、深煎りにはチョコレートと変化をつけて。細部まで行き届いたこだわりが感じられます。
名古屋駅の喧噪やにぎやかな商業施設とは一線を画してたたずむカフェ。コーヒーとケーキを味わいながら本に囲まれ音楽に聴き入る。愛すべきものに浸る心地よさで満たされる深く濃い時間を求めて、足を運んでみてはいかがでしょう。

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