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滋味豊かな会津の恵みにホッとするレトロな古民家カフェ「食堂つきとおひさま」

  • 2022年5月29日
  • ことりっぷ


福島県の喜多方といえばラーメンのイメージが強いですが、古民家を利用した素敵なカフェもあります。会津の食材のおいしさを実感できる定食や手作りスイーツをいただいたり、ショップで雑貨を見たりしながら、「食堂つきとおひさま」でゆったり過ごしませんか。
喜多方駅から徒歩10分の住宅街にたたずむ、趣ある木造家屋のカフェ「食堂つきとおひさま」。築80年の建物は、もともとは豆腐店でした。ずっと空き家だった店舗をリノベーションし、2012年に店主の五十嵐加奈子さんがカフェとしてオープンしました。
建物の横にある小道を歩き、昔懐かしいガラスの引き戸をガラガラと開けてカフェへ。玄関で靴を脱いで上がると、おばあちゃんの家に遊びに行ったような気持ちに。部屋の周りには日本家屋らしい廊下もあり、タイムスリップした気分です。
カフェはテーブルと椅子やソファを置いた板の間と、子ども連れでもくつろげるちゃぶ台を置いた畳の間があります。レトロな温かみのある照明やポットなど、インテリアや小物ひとつひとつ、築80年の古民家に合ったものをセレクト。ゆっくり時間が流れているようで、ついつい長居をしたくなる雰囲気です。
五十嵐さんは喜多方市に隣接する、自然豊かな北塩原村出身。農家のご両親が田んぼや畑でお米のひとめぼれや野菜を作っており、五十嵐さんもお子さんと米作りなどを手伝っています。おもにそのおいしくて新鮮な野菜やお米を使って料理を作っています。
野菜が好きで実家が農家だったことから、「畑から届くものを調理するという贅沢なことをさせていただきつつ、お客様に届けられたら」という思いで店を始めたそう。メニューは体も喜ぶ旬の野菜がメイン。今は醤油や塩麹、醤油麹、会津産大豆と麹で作った味噌などの調味料や、スパイス系も手作りに。南インド寄りの味というスパイスカレーも人気です。
カフェの名物は「旬のおかず定食」。ごはんは十穀米で、実家のお米に友人が栽培した黒米などの雑穀米を混ぜています。もちもちしておいしいごはんですよ。自家製味噌を使った味噌汁は、実家の野菜や喜多方の名店「とうふ屋おはら」の豆腐など具もさまざま。
その日にある旬のもので作られる惣菜は5種類。この日はインドのスパイスで作った自家製アチャールオイルで大根もちを揚げたもの、塩レモンであえたポテトサラダ、香味野菜などを入れた定番の玉子焼きなど、どれもひと工夫された一品です。この日のメイン料理は野菜が主役の麻婆野菜。子どもも食べられるように辛すぎず、野菜のおいしさを引き出した味付けにごはんが進みます。
手作りのデザートは会津産花豆を使った花豆ショコラや、季節のフルーツを使ったチーズケーキなどいろいろありますが、おすめしたいのがフレンチトースト。地元ベーカリーの「たんたんどる」が焼く天然酵母のパン・オ・ルヴァンを使い、液にさっとくぐらせ、カリカリ食感を残しているのがポイント。優しい甘さで、アイスや季節のフルーツとの相性もぴったりです。
ドリンクはインド式ミルクティー、チャイフロートをチョイスするのもおすすめ。アッサムティーと会津産牛乳を煮込んだミルクティーは甘すぎず、さっぱりとした味わいです。コーヒーは新潟県燕市の人気店「ツバメコーヒー」の自家焙煎珈琲豆を使っています。
食後は雑貨ショップ&ギャラリーへ。店正面のガラス戸から入ると、土間には五十嵐さんがセレクトした会津にちなんだ雑貨や食品が並んでいます。上品な甘さが評判の喜多方市山都町で作られた会津特産身しらず柿のドライフルーツや、福島ならではのことが方言とイラストでユーモアたっぷりに描かれた「福島おもしろカルタ」などがおすすめです。
ファンが多いのが会津木綿を使った洋服や小物。アパレルブランド「ヤンマ産業」の会津木綿で作られた縞柄が特徴的な洋服は人気があり、お気に入りの一着を作れる受注会も年1回行われています。長く着られるお気に入りを探してみては。
日曜日には手作りパンを販売。パンはご主人の担当で、地元のきな粉を使った揚げパンや、旬のフルーツやクリームチーズなどを挟んだベーグル、秋冬にはさつまいもやかぼちゃなどを入れることもある自家製餡のあんぱんの3種類を焼くそうです。
ギャラリーでは作家の展示会や、マルシェなどのイベントも行われることも。さまざまな作り手と交流のある「食堂つきとおひさま」には、各地からおいしいものや素敵なものが集まってきます。インスタグラムで情報を発信しているので、チェックしてみてくださいね。

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