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京都・御所南にある最中専門店「種嘉商店」で、ナッツが香る変わり最中を♪

  • 2022年5月24日
  • ことりっぷ


最中といえば、皮で餡をはさんだだけのシンプルな和菓子。京都の「種嘉(たねか)商店」では、この昔ながらのお菓子が飛ぶように売れているといいます。映えスイーツの真逆ともいえる素朴な見た目にもかかわらず、大人気という最中を味わってみませんか。
種嘉商店へは、京都駅から地下鉄で約5分の烏丸御池駅で下車、大通りの烏丸通から一筋東の車屋町通を徒歩で北へ約3分。ホテルや老舗蕎麦屋が並ぶ通りにあります。
1747(昭和22)年の創業から70年以上にわたり、最中種(最中の皮)の卸として京都のお菓子屋さんと共に歩んできた種嘉商店。2年前の2020年6月、従来の工場にショップとカフェが併設する形でオープンしました。
引き戸を開けて店内に足を踏み入れると、カウンターには最中を作る三角巾姿の女性。壁には、歴代の職人さんたちに使われてきた菓子型がオブジェとしてはめこまれています。
「最中の皮のパリッとした食感を味わって欲しいので、なるべく作り置きをしないようにしています。注文を受けてから、皮に餡をひとつひとつ入れて仕上げます。」とお店を切り盛りする舟越さん。
カウンターに並ぶ最中は4種。まずは、ベースになる「ふつうの最中」から。北海道の小豆を使ったくせのない餡が、四角の皮に挟まれています。
最中種は伝統的な製法にのっとり餅米粉だけで作られているそう。餡が主人公で皮は脇役といったイメ―ジのある最中ですが、皮だけ食べてもおいしそうなパリッふわっという存在感のある食感でした。
ナッツ類を使った「種実(たねみ)」は、落花生(ぴーなっつ)、扁桃(あーもんど)、胡桃(くるみ)の3種。
ここでも注目したいのは、やはり最中の皮。「こちらは、生地にアーモンドやクルミ、カシューナッツを練り込んでいます。最中種に何かを混ぜるということは、あまりしないんです。焼型が傷んでしまうこともあるので。」試行錯誤が繰り返され、アイデアを形にするのに多くの時間が費やされました。
なかでも「胡桃」は店頭だけの販売で、ここに来てこそ味わえる逸品です。半透明のワックスペーパーをほどくと、胡桃の形をした最中がコロン。中には、キャラメリゼされたクルミと餡が入っています。
店内にはカフェも併設。ドリンクは、番茶・コーヒー・紅茶から選べます。餡とアーモンドペーストのコクのある風味に、コーヒーの軽い苦みがジャストフィット。京都の自家焙煎コーヒー豆販売店「サーカスコーヒー」の豆を使っています。
また、これからの暑い季節には「あいす最中」をどうぞ。丸い皮で、餡、求肥、アイスを挟んだおやつです。3種類のミルクをブレンドした軽めのアイスは餡とのバランスもピッタリで、餡や和菓子が苦手な人もペロリと食べられそうですよ。
かわいい風呂敷でラッピングされた「おもたせ種実」は、最中種、餡、ナッツペーストのセット。自分の好みに合わせて餡やナッツペーストを多めにしたり、最中作りが楽しめます。
舟越さんによると、とくに人気のあるのが「落花生セット」。かすかな塩味が付いたオーガニックのピーナッツペーストがおいしく、落花生をかたどった形もかわいいと評判です。
種嘉さんの最中のポイントは、気軽に食べるおやつとしても、贈答用の改まったお菓子としても使える点です。目上の方にもセンスのよいおみやげとして自信をもって贈れそうだし、子供なら自分で作れることを楽しんでくれそう。
京都御所や二条城を訪ねたなら、その後ふらりと立ち寄って、できたてのナッツ最中やあいす最中を味わってみませんか?

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