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箱根・小涌谷で創業約140年、眺めのいい老舗宿に誕生した「三河屋cafe」へ

  • 2022年5月3日
  • ことりっぷ


1883(明治16)年に創業した「箱根小涌園 三河屋旅館」。明治時代の美しい木造建築で知られる老舗宿です。2021年には、レトロな本館に眺めのいいカフェが誕生。泊まらなくても、気軽にお茶を楽しめるようになりました。5月には目の前の庭園でツツジが見ごろに。時が止まったような建築美を楽しみ、カラフルな花と新緑の庭園を歩くなど、ちょっとツウな箱根の休日が楽しめますよ。
箱根の玄関口・箱根湯本からバスで約20分。山々を望む小涌谷の高台に1883(明治16)年に創業した「箱根小涌園 三河屋旅館」があります。美しい山景色と名湯でもてなす名旅館として、画家の竹久夢二や歌人の与謝野鉄幹・晶子夫妻など多くの文人墨客に愛されてきました。
訪れてまず圧倒されるのが、重厚でレトロな本館の建物。近くの宮ノ下にある富士屋ホテルの本館よりも古いもので、創業当時の面影を今も色濃く残しています。
肌あたりのやさしい小涌谷温泉の名湯を引く宿として長年のファンも多い「三河屋旅館」。温泉は裏山に湧く自家源泉を引いていて、大浴場や貸し切りの露天風呂でかけ流しで楽しむことができます。客室は本館、別館、離れに全25室。歴史を伝える本館の客室、10室ある露天風呂付き客室など趣向に合わせて選ぶのも楽しそうです。1泊2食付き23250円~。
そんな「三河屋旅館」の本館に2021年に誕生したのが「三河屋cafe」。館内でもいちばん眺めのいい場所にあり、大きなガラス窓から四季折々に美しい箱根の山々を見つつゆっくりとティータイムが過ごせます。
全体的に数寄屋風の意匠がちりばめられた本館ですが、カフェエリアの天井や壁には洋館のような細工もあり、和洋折衷の小粋なデザインであることがわかります。レトロでかわいいおみやげコーナーなども、古い建物好きにはたまらない雰囲気。
館内が静かな昼の時間帯だけオープンするため、カフェメニューはシンプルな構成。スイーツを味わうなら、季節の小さな和菓子がつく「お抹茶セット」か、箱根小涌園スイーツ&ベーカリーから届く日替わりの焼き菓子がつく「コーヒーor紅茶セット」各770円になります。暑い日には赤と白の「富士山ぶどうジュース」660円、「レモンスカッシュ」550円などフレッシュなソフトドリンクもよさそう。
カフェの利用者は本館のパブリックスペースの一部も見学可能です。1階には資料展示室、2階には旧当主の居住スペースを公開したエリアもあるので、つやつや光る床板の感触を楽しみながら館内を歩いてみましょう。とくに塔ノ峰と浅間山の谷間から上る朝日と雲海をイメージした「ご来光と雲」や「蝙蝠」などの凝ったデザインの飾り窓の数々、めずらしい唐傘天井で知られるかつての大浴場・明治風呂はぜひ見学を。
「三河屋cafe」から見て、通りをわたった先に続く緑豊かなエリアは、箱根の歴史を映す名園「蓬莱園」の名で古くから知られる観光スポット。約5000坪の敷地に3万株を超えるツツジやサツキが植えられていて、例年5月上旬~下旬に見ごろを迎えます。カラフルな花々と、みずみずしいグリーンの新緑の対比は初夏ならではの景観。入園自由で、誰でも無料で見学できるので足を運んでみてはいかがでしょう。
いかがでしたか。有形文化財にも登録されているレトロな「三河屋旅館」本館に登場した新しいカフェ。古きよき温泉旅館の情緒と箱根の自然をテーマに、しっとりとした箱根さんぽを計画してみてもいいかもしれませんね。

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