日本各地から多くの観光客が行き交う渋谷駅前の西武百貨店にある「うのまち珈琲店」は、今年7月にオープンした岡山発のブックカフェ。関東初出店の西武渋谷店でも、人気のクレームブリュレの季節のパフェやクリームソーダなど、フォトジェニックなドリンクやスイーツを楽しむことができます。駅前の喧騒を離れて、ゆったりくつろいでみませんか。
渋谷駅ハチ公改札から徒歩約3分。駅前のスクランブル交差点を渡った先にある西武百貨店の地下2階にオープンした「うのまち珈琲店」は、季節のフルーツを使用したクレームブリュレパフェや、見た目もかわいいクリームソーダが人気のブックカフェ。岡山県、奈良県に続き、今年7月にオープンした西武渋谷店は関東初出店です。
テーブルやカウンター席で40席ほどある店内は奥行きがあり、喫茶店のような温かみのある雰囲気が広がります。テーブルや本棚には、オーナーの小田さんがセレクトした小説やエッセイ、写真集などさまざまなジャンルの書籍が約1000冊ほど並びます。「しおり」に名前とSNSアカウントを記入すれば、本を介して共通の趣味を持つ出会いを見つけてくれる新たなコミュニケーションツールは、渋谷でも体験することができますよ。
季節によってフルーツが変わる人気の「クレームブリュレの季節のパフェ」は、現在は、冬から春先くらいまで発売されるいちご。季節のフルーツにミルクプリン、ホイップクリーム、バニラアイスクリーム、いちごのソルベをブリュレの蓋で閉じ込めています。トッピングとスライスしたいちごが鮮やかで、思わず写真を撮ってみたくなるほどキュートですね。パリッとキャラメリゼされたブリュレをスプーンで割って食べてみて。ザクザク食感のグラノーラがアクセントになって味の変化も楽しめます。
「うのまちクリームソーダ」は、青、緑、季節のシロップの3種類が常に揃います。グラスに添えられるようにちょこんとのっているまんまるのバニラアイスクリームや、ソーダとシロップの色鮮やかなグラデーションなど、見た目の変化が楽しめるルックスも魅力的。淡いピンク色の「うのまちクリームソーダ(さくら)」は、2022年1月から販売予定の季節限定。ほんのり塩味が感じられ、やさしい甘さが楽しめます。
季節のフルーツのスムージーとヨーグルトのツートンカラーが色鮮やかな「ツートンラッシー」も人気。ベリーは、ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリー、クランベリーの4種が混ざり合い、ラッシーと合わせるとまろやかな味わいに。はじめはそのまま、混ぜても味の変化が楽しめます。
コーヒーのお供に、軽食にぴったりな「スイートポテトのパイ」は、新発売の数量限定メニュー。サクサク生地のパイに舌触りなめらかなさつまいもの味わいが口の中に広がります。添えてあるおいもチップスはパリパリ。甘いバニラアイスクリームと一緒に味わってみて。
オーナーの小田さんは、渋谷に店舗をオープンするにあたり、土地勘も考えてお店造りにはかなりこだわったのだそう。お客様に居心地の良い空間を楽しんでもらえるように、お店全体に個室のようにくつろげる囲いを造る工夫も。今後は神奈川の鎌倉市や広島の福山市に店舗展開を考えているのだそう。お気に入りの本を見つけて、スイーツと一緒に渋谷でゆっくりと過ごしてみてくださいね。
ことりっぷwebでは、岡山県の瀬戸内海に囲まれた宇野町にある「玉野メルカ店」の記事も紹介しています。2022年4月からは、3年に一度の「瀬戸内国際芸術祭」が開催されます。12の島と2つの港を舞台に開催されるアートを巡りながら、宇野町にある店舗にも訪れてみてくださいね。