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東京・町田に、播州織のアパレルブランド「tamaki niime」の関東初の直営店がオープン

  • 2021年7月29日
  • ことりっぷ


播州織の産地・兵庫県西脇市を拠点に「イッテンモノ量産主義」を掲げ、独自のものづくりを世界に向けて発信しているブランド「tamaki niime」。2021年7月に、関東初となる直営店「tamaki niime TOKYO MACHIDA」が東京町田市にオープンしました。まるで空気を纏っているような軽くて肌ざわり抜群のショールや服など「tamaki niime」ならではのやわらかな質感を手に取って実感してみてください。
デザイナーの玉木新雌(たまきにいめ)さんが主宰する「tamaki niime」。このブランドのユニークな点は、デザインのみならず、原料となるオーガニックコットンの栽培から糸の染色、織り、編み、縫製、販売までを、兵庫県西脇市にあるショップ&ラボで一貫して行っているところです。
播州織の特徴である先染織物(染め上げた糸で生地を織る)の技法をベースに作られる布は、豊かで鮮やかな色彩も魅力。2つとして同じ色のパターンがないオンリーワンの作品は、全国の百貨店やセレクトショップのほか、アメリカやイギリス、フランスなど海外15ヵ国でも販売されています。
「tamaki niime TOKYO MACHIDA」は、小田急線鶴川駅北口から徒歩5分の線路沿いにあります。真っ白で美しい曲線を描く3階建ての一軒家はまるで洞窟のような不思議な形。
ここは、建築家の牛田英作氏とキャサリン・フィンドレイ氏が1993年に完成させた「TRUSS WALL HOUSE」という住居で、地元の人や建築ファンの間では有名な建築です。
生き物のような柔らかい曲線が特徴のこの家は、鉄筋をカーブさせてコンクリートを流し込む「トラスウォール工法」で建てられたもの。
代表の玉木新雌さんはこの建物と出会ったことで、東京出店を決めたのだそう。有機的でインパクトのあるフォルムは、既成概念に捉われず、唯一無二のものづくりにこだわる「tamaki niime」のショップにぴったりです。
地上1階、地下2階の店内には人気のショールや服、靴、雑貨など、各種アイテムの品揃えが充実しています。ショールなどがかけられたハンガーフックは、なんと本物のシカの角。西脇市近郊のジビエの副産物を再利用しています。
店内には環境音楽のCDが流れ、鳥のさえずりや水が流れる音を聞いていると、森の中に佇んでいるような気分になりますよ。
町田店では布地の販売も行っています。自社製品はもちろん、播州織の他ブランドとコラボした布地も。また、服やショールなどを製作する過程でできる端切れのコーナーもあり、こちらは購入する人が値付けをする仕組み。端切れの再利用を通して、エコに関心を持ってほしいという思いから、この取り組みを始めたのだそうです。
店内では、ショールやパンツ、アームウォーマーや傘など、バリエーションに富んだ商品を扱っていて、そのほとんどが一点ものです。
特にtamaki niimeの代表的な作品でもあるショールは、一度使うと虜になってしまいそうなほど心地いい肌ざわり。空気を含ませるようにゆったりと織られる布は、太陽の光と風を浴びて乾かすことで、よりふっくらと仕上がるのだそうです。
1点1点異なる色合いに仕上げるカラフルなショールは、シンプルなコーディネートに取り入れるだけで、華やかさと個性がプラスできる便利なアイテム。いくつもの色の糸が織り重なっているので、巻き方によって印象が変わるのもおもしろいですよ。

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