全国各地のおいしい・かわいいおやつを紹介する「毎日おやつ」。自宅でのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みを使った逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は石川県の「宝達葛くずきり」をご紹介します。
青色の涼しげなパッケージが目を引く「宝達葛くずきり」。小さな箱の中には、加賀藩御用葛として400年以上の歴史がある「宝達葛」を贅沢に使用したくずきりと黒蜜が入っています。10本まである詰め合わせは、1本から購入できちょっとした贈り物にも最適。
くずきりは、本体の押し棒を押して容器に出し、その上から黒蜜をかけて手軽に食べることができます。氷水を入れた容器にくずきりを浮かせ、別の容器にとった黒蜜をつけて食べると、さらに涼感を誘います。
粘りが強くコシのあるくずきりは、なめらかな舌触り。口に含むと甘くてぷるんとした食感と爽やかなのどごしを楽しめます。醤油を隠し味に加えた甘みのある黒蜜は、森八茶寮オリジナル。抹茶などの日本茶と一緒にどうぞ。
「宝達葛くずきり」を手がけるのは、寛永2年創業、390年の歴史がある石川県の和菓子店「森八」。金沢市に本社と工場があり、本店では落雁手作り体験をすることも。老舗和菓子店の味に触れてみてはいかが。