サイト内
ウェブ

【毎日おやつ】栗あんが香ばしい最中の皮にぎゅっとつまった「雲井の雁」/長野県

  • 2021年2月19日
  • ことりっぷ


全国各地のおいしい・かわいいおやつを紹介する「毎日おやつ」。自宅でのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みを使った逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は長野県の「雲井の雁」をご紹介します。
和紙でできた袋に包まれているのは、栗の形を模した最中。一個は本物よりもやや大きめのサイズで、さっくり香ばしい最中の皮の間になめらかな栗のペーストが詰まっています。口に運ぶと、その濃厚さに驚きます。栗の持つほっくりしたコクにほんのりとした甘さ。あっさりした後味は緑茶にもコーヒーにもよく合います。
この「雲井の雁」の原料は、栗と砂糖、最中種のうるち米だけ。栗のペーストは純栗あんと呼ばれる「松仙堂」の特製。それを手作りの最中種に挟んでいます。
小布施の栗の歴史は、足利時代の初めに丹波の国から持ち込まれた3個の栗を蒔いたことから始まったのだそう。土壌が合うことがわかり、町全体で栗を育て、いまでは名産地として全国に知られるまでになりました。
「松仙堂」のこだわりは、自家製の風味豊かな小布施栗を使うこと。原料の栗の自園栽培から丁寧な仕上げまでの一貫が、良質な菓子作りにつながっています。小布施の店頭に並ぶのは、季節限定「雲井の雁」以外にも、栗のあんや煮つぶした栗を使った通年の菓子。どれも栗好きにはたまらない、上品な味わいです。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 1996- 2024 Shobunsha Publications All Rights Reserved.