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五感で味わう中華が人気!京都・西陣の路地裏中華「美齢」でコース仕立てのランチを召し上がれ

  • 2021年1月16日
  • ことりっぷ


近年ひそかに人気を集めている京中華。大衆的で気軽に入れるお店から、花街の芸舞妓さんが通う老舗まで、バリエーション豊かなお店がそろいます。なかでも注目を集めるのが、西陣の隠れ家的中華「美齢(めいりん)」。コース仕立てのランチが人気のお店を訪ねてみました。
「美齢」はバス停「今出川大宮」から南へ徒歩3分ほどの路地裏に位置します。近くには、西陣織について学べる「西陣織会館」や、陰陽師・安倍晴明で知られる「晴明神社」などの観光スポットがある人気のエリアですが、ひと筋入れば織物のまちならではの、昔ながらの風情を感じられます。
のれんをくぐれば、一見カフェと見間違えるかのようなおしゃれな空間が広がります。1階には、テーブル席が2卓とカウンター、2階はお座敷に円卓が並びます。店主の曽根章宏さんは、元々はホテルの中華料理店で腕を振るっていたのだそう。そのホテルが閉館されるタイミングで独立され、お店の名前もそのまま引き継いだのだとか。現在でも当時の常連さんが足を運ぶこともあるそうです。
ホテル仕込みの料理はどれも絶品ですが、なかでも人気が高いのが、コース仕立てで提供される「本日のランチ」。前菜からメインまで順番に提供されるので、あたたかいものをあたたかいうちに味わえるのがうれしいところ。
この日のメニューを順番にご紹介します。
まず前菜は、さつまいもの甘煮、なすの中華風和え物、蒸し鶏の山椒ソース添えの3品。いずれも冷製の料理が少しずつ盛られています。
2品目は、干しエビと大根のスープ。干しエビの風味がぎゅっとスープに凝縮されています。具材は日によって異なり、その日のおすすめを楽しめます。
3品目は、イカと旬野菜の炒め。野菜は、ブロッコリーやちんげん菜、セロリ、にんじん、しめじと盛りだくさん。塩とナンプラー、少しのグラニュー糖で仕上げたあっさりとした味付けですが、ほんのりとろみがついているので、具材によく絡み、しっかり味を感じることができます。
続いては、蒸しもの。この日は、カラスガレイに春雨やえのき、白ネギを添えたもので、ナンプラーや中国たまり醤油で味付けています。隠し味に加えたグラニュー糖とネギ油で、より奥深い味わいに。蒸しものは、日によっては揚げものに変わることもあるので、訪れるたびに楽しみが広がります。
最後のデザートは、豆乳抹茶で作った杏仁豆腐です。デザートもすべて手作りで、何が出てくるかはその日のお楽しみです。
ここまでの全てのメニューで1320円という、驚きのリーズナブルさに何度でも足を運ぶ常連さんも多いのだとか。
うれしいのは、ランチでもアラカルトメニューを注文できること。中でもぜひおすすめしたいのが、石焼き鍋で登場する「石焼麻婆豆腐」。石焼き鍋ならではのグツグツ……との音も楽しい五感で味わえる麻婆豆腐です。中国山椒を別添えで出してくれるので、お好みの辛さに調整でき、辛いのが苦手な方でもおいしくいただくことができます。最後まで熱々のまま味わうことができるもの石焼きならではの醍醐味ですね。
路地裏の隠れ家的なお店で、気軽に「本格中華」を味わってみませんか。

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