
全国各地のおいしい・かわいいおやつを紹介する「毎日おやつ」。自宅でのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みを使った逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は京都府の「Nami-Nami」をご紹介します。
箱の蓋に描かれているように、美しく並ぶチュイールサンド「Nami-Nami」。波を打ったようなサブレの形から付けられたユニークな名前が印象的です。サクっと噛み応えのあるサブレに挟まれているのは、濃厚なビーントゥバーチョコレートを真ん中に異なる2種の軽やかなクリーム。シンプルな見た目ながら、さまざまな味わいが楽しめます。
味は3種類。プレーンのサブレに自家製ヘーゼルナッツプラリネクリームと塩を合わせた「プラリネ」、ショコラのサブレにビターチョコレートクリームとカカオニブを合わせた「ショコラ」、ゴマのサブレに抹茶クリームと甘納豆を合わせた「抹茶」があります。
松下裕介さん、高木幸世さんの2人が創造するスイーツブランド「RAU」。「Nami-Nami」はシェフパティシエールの高木さんがフランスと京都で見た、屋根瓦の風景や形状をイメージしています。また、フランスではチュイール、日本は瓦せんべいという同じ瓦をモチーフにしたお菓子も、文化の違いなどにより味や形が変わることからもヒントを得たそうです。
彼女が見て感じた世界を形にしたお菓子。洗練された見た目と幅広い世代が親しみやすい味わいは、おやつの時間に彩りを与えてくれるのはもちろん、手みやげにも喜ばれそうです。