
全国各地のおいしい・かわいいおやつを紹介する「毎日おやつ」。自宅でのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みを使った逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は東京都の「サブリナ」をご紹介します。
一輪の花がシンプルに描かれた水色のパッケージ。開けると、かわいい!とつぶやいてしまうような花の形をしたお菓子が現れます。
袋を開けた瞬間に漂うバターの香りは、口に入れると一層まろやかに。パイ生地が薄く折り重なった軽い口当たりに、表面にまぶされたザラメ糖がシャリッと甘さを加えます。真ん中のアーモンドの香ばしさと甘いクリームもアクセント。使っているバターは、フランスのシャラント地方で作られたトップクラスのものにこだわっています。また、”アンベルセ” という生地を折り込んで焼く手法で、より香りを引き出しています。
「サブリナ」を購入できるのは、東京駅にあるお菓子と同じ名前のショップ「サブリナ」。” 薫るバター” をコンセプトに、フランスのシャラント地方で作られたバターを主体にしたお菓子を作っています。フランスには、高品質のバターはAOC(産地表示)と呼ばれる品質保証があり、その地域で育まれた伝統的な製法・規格を守っているため、産地独自の味があるのです。
バターは、香り・旨味・コクなどを生み出すお菓子において大事な材料。バターのおいしさを引き出した「サブリナ」は、スイーツ好きだけでなくバター好きも納得できるはず。ぜひじっくり味わってほしいお菓子です。