サイト内
ウェブ

かわいい表情で愛される岐阜名物「鮎菓子」を食べ比べ。「鮎菓子タクシー」でお菓子巡りの旅

  • 2019年5月22日
  • ことりっぷ


鵜飼で知られる岐阜・長良川。そこで獲れる鮎は地元の名物となっていて、鮎の形をした和菓子も昔から作られています。「若鮎」「のぼり鮎」などさまざまな名前がついていますが、カステラ生地で求肥を包み、鮎を模した焼印が施されているのが特徴です。
そんな岐阜名物を楽しんでもらおうと岐阜市内を「鮎菓子タクシー」というご当地タクシーも運行中。味はもちろん表情や形も店ごとに個性がある鮎菓子。コンシェルジュが案内してくれるご当地タクシーに乗って、お菓子をテーマにした岐阜旅を楽しんでみませんか。
全国各地で最近見かけることが増えてきた、ご当地タクシー。青森県にはアップルパイタクシー、宮崎県にはチキン南蛮タクシーと、地元の名物に精通したドライバーが案内してくれる観光タクシーです。岐阜市でも2018年に地元の名物である「鮎菓子」をPRするため、「鮎菓子タクシー」が登場しました。
車の上には鮎菓子をかたどった看板が付いていて、車体のラッピングも和菓子をイメージしたデザイン。車内に入ると鮎菓子をモチーフにしたステッカーやクッションも。市内に30軒以上ある鮎菓子のお店を知り尽くしたお菓子が大好きな女性ドライバーが案内してくれる、市内で1台だけの特別なタクシーです。
まずは変り種が楽しめるということで紹介してくれたのが古い街並みが広がる川原町にある「緑水庵 川原町店」。川原町の通り沿いの古い町屋を改装した店内に入ると抹茶、餡入り、チョコレートと様々な種類の鮎菓子が並んでいて、地元の名産である揖斐茶を使ったソフトクリームに鮎菓子を添えた「鮎菓子ソフト」なども。カフェスペースがあり、予約すれば鮎菓子を自分で作る体験もできます。若い世代にも鮎菓子を楽しんでもらおうと様々な商品を販売しているお店です。
鮎菓子を語るなら必ず押さえておきたいのが、同じく川原町に店を構える「玉井屋本舗」。100年以上の歴史を持つ老舗和菓子店です。こちらの初代店主が香り良し、味良しと称される長良川の鮎を模して作り上げたのが「登り鮎」。岐阜の鮎菓子のルーツとなったお菓子です。その特徴は何と言ってもすらっと美しいフォルム。カステラ生地の甘さも上品で、中はしっとり弾力のある求肥のみ。お店には「やき鮎」と呼ばれる、素朴で優しい焼き菓子もあり、鮎のイラストが入ったパッケージもかわいらしい一品。こちらも長年愛され続けています。
昔ながらの商店街が広がる柳ヶ瀬にほど近い場所にある「甘泉堂総本店」。こちらは岐阜随一と言っていいほど小さな鮎菓子を創作する和菓子店です。「鮎坊」と名付けられた鮎菓子は5cmほどのサイズ。中の求肥が春は蓬、夏は紫蘇と味わいが変化するそう。10年以上前にこのサイズで作りはじめ、今ではお店の看板商品となっています。こちらでは最中も鵜飼の鵜の赤ちゃんをイメージした形で親指ほどのサイズ。手間暇はかかりますが、小さな和菓子を丁寧に作っているお店です。
「鮎菓子タクシー」は時間制で貸切にできるので、ぜひご予約を。こんな鮎菓子が食べたい、できる限りいろいろ巡りたい、などリクエストに合ったお店を案内してくれますよ。予約のない日は普通に岐阜市内をタクシーとして走っているので、出会えたらラッキー。最後には乗車記念の鮎菓子ステッカーももらえます。
昔ながらの素朴なお菓子ですが、多彩な味わいがあり、地元の人々はお気に入りのお店があるという岐阜銘菓「鮎菓子」。ほとんどのお店が焼印などを一つひとつ手作業で入れているので表情もいろいろなのが楽しいですね。毎年5月には市内のさまざまな鮎菓子を食べ比べできるイベント「鮎菓子たべよー博」も開催されていますよ。ぜひ「鮎菓子タクシー」に乗って、美味しくて楽しい岐阜旅を満喫してみてください。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 1996- 2019 Shobunsha Publications All Rights Reserved.