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【観覧券プレゼント】プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光

  • 2018年3月13日
  • ことりっぷ


東京・上野の国立西洋美術館で5/27(日)まで開催されている「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」。
スペインが誇る至宝の絵画61点を含む約70点が展示されており、なかでも注目はスペイン絵画の巨匠、ディエゴ・ベラスケスの7点もの作品です。
17世紀に国王フェリペ4世の庇護を受け、宮廷画家として活躍したベラスケスは、その類まれな観察力と表現方法で、数々の名作を残しています。
たとえばこちらの2枚の絵。
左がベラスケスの描いた古代ギリシャの哲学者メニッポスですが、古代の偉人を描く場合は、右の絵のように裸足で長いマントをまとった隠者のポーズで描かれることが多いです。
ところがベラスケスが描いたのは、帽子をかぶり靴を履いた民衆的な姿のもの。
こちらは古代の軍神「マルス」。
マルスと言えば、猛々しく筋骨隆々の立派な肉体で描かれることが多いですが、ベラスケスが描いたのは、お腹の皮がたるみ、くたびれた感じの男性。武具や防具も足元に転がっていて、こちらを見つめる目もどことなく生気がありません。
ベラスケスは神話画や宗教画のような不可視の世界を描く場合でも、ことさらに理想化することなく、できるだけ現実の世界のものとして描きました。目の前にあるものを観察し、その内面までも描く。
この絵も、軍神マルスを現実世界の兵士のひとりとして描いています。そこにいるのは、鎧を脱いで疲れ切ったうつろな目でこちらを見つめる兵士。
ベラスケスならではの革新的な表現方法です。
また筆さばきも、さっと流している部分があり、近寄るとただのかすれやシミにしか見えないタッチが、遠目で見るとしっかり演出の一部になっています。
こういった技術や視点を知ると、より一層作品を見る楽しさが湧いてきます。
宮廷画家だったベラスケスの重要な仕事のひとつが、王族の肖像画を描くことでした。
「王は強い意志と理性があるから国を統べることができる」という考えがあり、それを示すために多くの肖像画は無表情で描かれています。
また、こちらの狩猟中の国王を描いた一枚は、服装がかなり質素ですが、これは国王が節制と倹約を実践していることを示しています。
そして今回の展覧会の象徴ともなっているこの騎馬像は、フェリペ4世の息子で王位継承者の王太子バルタサール・カルロスを描いたもので、弱冠5-6歳ながら、指揮棒を持ち統御困難なポーズの馬を乗りこなすという、まさに未来の国王たる堂々とした姿を描いたもので、こういった男性騎馬像のポーズは当時よく描かれていたそうです。
もうひとつ、今回の展覧会では注目ポイントがあります。それは音声ガイドです。
ナビゲーションはミッチーこと及川光博さん。
及川さんが誘うスペイン絵画の世界は、ナビゲーションを聴くことでより一層楽しめますよ。公式サイトではPR動画も公開されており、ミッチーならではの世界でとても分かりやすい解説がされています。事前チェックがおすすめです。
絵画鑑賞のあとには、展覧会グッズも見てみましょう。
公式図録のほか、スペインの伝統的な焼き菓子「ポルボロン」なども並んでいますが、異彩を放っているのが、生ハム「ハモン・ベジョータ」のキーホルダー。
イベリコ豚の最高位の称号「ベジョータ」を与えらたこのキーホルダーは、特徴である黒い爪まで忠実に再現されており、食べ途中のものまで含めて4種類があります。
展示作品とまったく関係ないですが、見たことのないキーホルダーはなかなかレアなので、持ってると注目されるかもしれませんね。
ベラスケス作品はもちろん、ティツィアーノやルーベンスなど、名だたる巨匠の作品が見られる今回の展覧会。
ぜひ春のお散歩がてら、訪れてみませんか?
本展の観覧券を、ことりっぷweb読者の皆様から抽選で、5組10名様にプレゼント!
たくさんのご応募お待ちしております。
○応募締切:2018年3月21日(水)
※当選者の発表は鑑賞券の発送を持って、発表とさせていただきます。

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