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1日2組限定。朝ごはんがおいしい、築130年の京町家の宿

  • 2017年6月19日
  • ことりっぷ


京都に明治時代に建てられた京町家の宿があります。朝ごはんのおいしさで知られるその宿は、地下鉄丸太町駅から徒歩12分。二条城と京都御所のちょうど中間あたりにある「小宿 布屋」です。ご夫婦ふたりで切り盛りする片泊まりスタイルの宿で、「ぬ」と書かれた暖簾が目印です。130年もの歴史をもつこの京町家は、戦後にご主人のお祖父様が手にしたものなのだそう。幼いころにはご主人も住んでいたという家を、町家再生の職人集団「京町家作事組」が約1年間かけ改修。2003年に宿泊できる京町家「小宿 布屋」としてオープンしました。当時は町家を使った民宿はまだ珍しく、「小宿 布屋」は先駆け的な存在だったのです。ちなみに、「布屋」との屋号は、ご先祖が同じ「布屋」の屋号で蚊帳(かや)を商っていたことに由来するのだとか。暖簾をくぐると町家ならではの光景が広がります。通り庭と呼ばれる奥まで続く土間に、大きな水屋。どれも京都の日常にあるものですが、どこか懐かしく、ほっとした気持ちにさせられます。「小宿 布屋」は1日限定2組だけのお宿。これは、ご夫婦ふたりだけで、お客様を丁寧におもてなしできる最大の人数。宿泊された方に気兼ねなくゆっくりくつろいでもらいたいという、心づかいの表れです。テレビはないけれど、京都の本がたくさん並ぶ「ライブラリー」があります。夜は23時までであれば、お酒やスイーツを持ち込んで自由に過ごすことができます。本棚に並ぶガイドブックなどを参考にしながら、次の日の散策コースを決める人も多いのだとか。宿泊者同士の憩いの場にもなっています。ライブラリーの奥にはお座敷があり、さらに奥に目を向ければ美しいお庭が広がります。ふすまの模様や引手にも、ちょっとした遊び心が見え隠れしていて、お気に入りのしつらえを見つけるのもちょっとした楽しみに。朝ごはんは、こちらのお部屋でいただきます。朝ごはんは8時。宿泊者がみんなそろっていただきます。というのも、8時ちょうどにおいしくいただけるよう、逆算してご飯を炊いているから。土釜のふたをあける瞬間は、注目の的。ふんわりと上がる蒸気と炊きたてのお米の香りに、食欲も急上昇です。手間暇かかった料理を担当するのは奥様。京都の野菜を存分につかった彩りうつくしいおかずは、からだに染みわたるやさしい味つけ。旬の素材を取り入れたメニューはもちろん、例えば定番の玉子料理も、夏はさらっと食べやすいたまご豆腐、冬は温かい茶碗蒸しにするなど、季節に合わせたちょっとした心づかいがうれしい。宿泊のお部屋は2階にあります。3~4名が泊まれる「オモテの間」と、2名向けの「奥の間」の二間です。それぞれのお部屋へは別々の階段を使って上がります。5名以上の場合は、貸し切りにしてお部屋をつなげることも可能。料金は1泊朝食付きで、ひとり8000円です。奥の間からはお庭が見下ろせ、ゆったりとした時を過ごせます。ライブラリーで本に囲まれて過ごすもよし、お部屋で京の町の音に耳を傾けるのもまたよし。京の町家で癒しのひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。

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