日本有数の陶磁器の産地である、長崎県の波佐見町。
創業108年を迎える〈株式会社中善〉が手がけるオリジナルブランド〈zen to〉から、タブラ奏者のU-zhaan(ユザーン)さん監修による〈仕切りが取れるカレー皿〉の新色2色が発売されます。
2020年のブランド創設以来、数々のアーティストやクリエイターらとともに多種多様な器を提案してきた〈zen to〉。
2021年には初代〈仕切りが取れるカレー皿〉がリリースされ、陶磁器には珍しい“仕切りが取れる”タイプの皿ということで話題に。実用性も抜群で、ロングセラー商品となりました。
⚪︎2021年の発売時に紹介したコロカルニュース記事はこちら
新色ブルーとイエローが登場!サイズ:W270×D270×H24mm/カラー:yellow、blue/価格:3960円(税込)
2025年の新色ブルー。仕切りが取り外しできる画期的なアイデアが多方面で評価されている。
2021年発売の〈仕切りが取れるカレー皿 First Edition〉。zen toオンラインストアや波佐見町の直営店〈荷土〉で販売されるほか、長崎県波佐見町のふるさと納税の返礼品としても購入可能。
2021年発売当初のカラーはブルー1色。今回は食卓に映える鮮やかなイエローと、アップデートされた新色ブルーが加わりました。
2023年春から試作を重ね、“カレーがおいしそうに見える色”にこだわったというユザーンさん。
「カレーはブルー系の皿と相性がいいと僕は常々思っているので新色も青なのですが、1年半かけて何度も試作して今回の色に辿りつきました。初期モデルよりも少し落ち着きのある、食卓によく馴染みそうな青です。さらに今回は、同デザインの皿を色違いで持ちたい人のために(僕もそのタイプです)もう1色つくりました。初期モデルの鮮やかな青と今回の青、どちらにもマッチしそうなレモンイエローです」
仕切りを付けている仕様。スペースが4つに区切れるので副菜や違う種類のカレーなどが混ざらず盛り付けられる。
仕切りを外した仕様。おかずが少ないときにはちょうどいい。ワインプレートなので洗い物も少なくて◎
インドの伝統的な打楽器タブラの奏者であるユザーンさんは、毎年インドに渡り現地のカレーを食すだけでなく、日本でもほぼ毎日カレーを食べるという生粋のカレー人!
自身のインスタグラムはレトルトから専門店のカレーまであらゆるジャンルのバラエティ豊かなカレーで埋め尽くされています。
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U-zhaan:埼玉県川越市出身。世界的なタブラプレイヤーであるザキール・フセイン、オニンド・チャタルジーの両氏に師事。多数の楽曲制作、参加作品がありフェス出演やライブ演奏で国内外を飛び回る。zen toのカレー皿監修者のひとり小宮山雄飛(ホフディラン)さんと音楽メディアで音楽作りとカレー作りの共通点について語るなど、インド音楽、スパイス料理やカレーの造詣が深く多くのメディアで取り上げられている。
そんなカレー愛に溢れるユザーンさん監修の〈仕切りが取れるカレー皿〉は、2025年1月22日よりzen toオンラインストアやセレクトショップ「ブリック&モルタル」(東京・中目黒)で発売開始です。
ユザーン&カレー好きにはたまらないひと皿!気になる方はぜひzen toのサイトをチェックしてみて。
“月曜からインドの夕べ” を波佐見町で開催今春、〈仕切りが取れるカレー皿〉の新色発売記念として中善主催によるライブ〈月曜からインドの夕べ〉が開催されます。ムンバイ在住、インドの打弦楽器サントゥール奏者の新井孝弘さんとユザーンさんの奏でるインド音楽に、月曜からどっぷり浸かれそう。
開催場所は長崎県波佐見町のmonne porte (モンネポルト)にて。
隣接のカフェでは仕切りが取れるカレー皿を使ったカレーも楽しめるということで、音楽とカレーが融合したエキサイティングな催しになること間違いなし!
チケット予約はこちらから。
中善 presents 月曜からインドの夕べ U-zhaan×新井孝弘
主催:株式会社中善
日程:2025年4月7日(月)
時間:開場18:00/開演18:30
会場:monne porte (モンネポルト)
住所:長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2187-4
参加費:前売券 3500円、当日券 4000円
予約方法:zen to オンラインストアにて
information
zen to
Web:オンラインストア
ブリック&モルタル
住所:東京都目黒区中目黒1-4-4
営業時間:12:00~19:00
定休日:土・日曜・祝日
電話:03-6303-3300
Web:ブリック&モルタル
*価格はすべて税込です。
writer profile
Mayo Hayashi
林 真世
はやし・まよ●福岡県出身。木工デザインや保育職、飲食関係などさまざまな職種を経験し、現在はフリーランスのライターとして活動中。東京から福岡へ帰郷し九州の魅力を発信したいとおもしろい人やモノを探しては、気づくとコーヒーブレイクばかりしている好奇心旺盛な1984年生まれ。実家で暮らす祖母との会話がなによりの栄養源。