残暑も落ち着き、食欲の秋がやってきました。
秋の食材の代表格といえば、ほくほく甘い国産の“栗”。
〈石井食品株式会社〉では、旬の新栗を使った栗ごはんの素を石井食品公式 無添加調理専門店〈イシイのオンラインストア〉で販売中です。
毎年人気の栗ごはんの素に、新たに京丹波のうつわとお米のセットもご用意。
石井食品のおいしさの秘訣とともにご紹介します。
日本一の栗の収穫量*を誇る茨城県。なかでも笠間市は県内有数の栗の産地として有名。*出典:令和3年度 農林水産省「作物統計」
石井食品の栗ごはんの素は、全国4か所で採れた栗を使用しています。
茨城県笠間市、岐阜県山県市、京都府京丹波町、熊本県やまえ村の産地に石井食品のスタッフが直接赴き、厳選した栗を仕入れているのです。
栗の収穫は地面に落ちてから行いますが、放っておくと虫の被害にあうため収穫は時間との勝負なのだとか。採れたばかりの栗を産地から近い工場で調理することで、鮮度・品質のよい状態で製造できるのだそう。
調味料にもこだわり、粗塩や各地域の地酒を使うなど、栗の味わいを引き出すように独自のレシピで仕上げています。
栗といえば固い鬼皮と薄い渋皮をむくだけでも一苦労。栗ごはんの素を使えば、面倒な下ごしらえもなく時短調理ができます。
そしてこの栗ごはんの素はなんといっても手間いらず!
土鍋や炊飯器にお米2合を研いで通常の水加減でセットし、栗と調味液(栗ごはんの素)を加えてそのまま炊くだけなので実に簡単です。
栗ごはんの素は砂糖不使用、栗の染みを防ぐための漂白剤や着色料も使わないとあって、栗がもつ自然本来の甘みや風味を実感できます。
石井食品が大切にしている無添加調理※ 。子どもも大人も世代を問わず安心して食事を楽しめますね。
※石井食品での製造過程においては食品添加物を使用しておりません。
京丹波の栗とうつわで風土ごと味わって陶芸家・西堀志伸(にしぼりしのぶ)さんのお茶碗。
「京丹波の栗ごはんを地元の器で楽しんでほしい」そんな思いから生まれたのが〈京丹波のうつわで楽しむ栗ごはんセット〉です。
昨年の企画の〈笠間焼のうつわで楽しむ栗ごはんのセット〉が大変好評だったとのことで、今年は“京丹波の焼き物”のセットが数量限定で販売されます。
〈京丹波のうつわで楽しむ栗ごはんセット〉 7600円(税込・送料無料)(内容)・炊き込みごはんの素 京都京丹波町の栗 栗ごはん2合……1袋・京丹波の焼き物……2膳・隅田屋謹製 栗ごはんのためのお米2合用……1袋
〈京丹波の焼き物・呉須筆目塗り飯碗〉、右:〈京丹波の焼き物・呉須蝋抜点文飯碗〉大きさ:直径125mm×高さ70mm
うつわの柄は、筆目塗りと蝋抜点文の2種類から2点を選ぶことができるので、同じ柄を2つでも柄違いでもお好きな組み合わせでOK。
独特の青が白いごはんと黄金色の栗を一際引き立たせ、見た目にも食欲をそそられること間違いなし! プレゼントにも最適です。
西堀さん(左)と石井食品のスタッフの2名。
今回のうつわを手がける陶芸家の西堀志伸さんは京都府長岡京市生まれ。大学卒業後から京都の露古壽窯(ろこじゅがま)にて、父の西堀寛厚さんに師事しました。
日用食器を中心に製造、卸、販売する露古壽窯は、よりよい環境を求めて25年前に京丹波町へ窯を移し、民藝の考えを大切に先代から技術を受け継いでいます。
蝋の水を弾く性質を利用した「蝋抜」という手法。蝋を塗った丸い部分が白く浮き上がります。
西堀さんの作風は、「呉須」と呼ばれるコバルトを主原料とした絵具が発する独特の青色が特徴です。
「コバルトそのものの色は、ちょっときつい青ですが、それを他の材料との調合により、柔らかで温かみのある青に仕上げます」と西堀さん。
成型や絵付けはシンプルで機能的であることを心がけ、過度な装飾はあえて避けているのだとか。
西堀さんが研究を重ねてつくり出した呉須の独特の色合いや模様。手に馴染みのよい大きさや重さにも気を配られた、日常で軽やかに使いやすい、暮らしのうつわです。
秋らしいうつわと栗ごはん。京丹波だけでなく、ぜひ各産地ごとに食べ比べてみてくださいね。
長年のノウハウが培われた石井食品だからこそできる、旬の素材を生かしたおいしさをご賞味あれ。
information
京丹波のうつわで楽しむ栗ごはんセット
Web:石井食品の栗ごはん
オンラインストア:京丹波のうつわで楽しむ栗ごはんセット
※予約受付中。10月上旬より順次お届けいたします。
*価格はすべて税込です。
writer profile
Mayo Hayashi
林 真世
はやし・まよ●福岡県出身。木工デザインや保育職、飲食関係などさまざまな職種を経験し、現在はフリーランスのライターとして活動中。東京から福岡へ帰郷し九州の魅力を発信したいとおもしろい人やモノを探しては、気づくとコーヒーブレイクばかりしている好奇心旺盛な1984年生まれ。実家で暮らす祖母との会話がなによりの栄養源。