沖縄県の那覇空港に、国内初となる空港内クラフトブルワリー併設レストラン〈HELIOS NAHA airport Brewery(ヘリオスナハエアポートブルワリー)〉が12月12日にオープンしました。
HELIOS NAHA airport Brewerは、那覇空港の開放的な吹き抜けを望む国際線エリア4階に開業。ガラス越しに熟成タンクや仕込釜を眺めながら目の前で造られた、できたてのクラフトビールを味わえます。
コンセプトは「非日常〜旅の余韻と旅気分〜」。旅の余韻や旅気分に浸りながら、非日常の空間で心ゆくまでクラフトビールを味わえるお店を目指しています。
店内に並ぶビアタップは、ヘリオスブルワリーが沖縄初のクラフトビール造りをスタートした1996年から26年間、現役で活躍してきた年季の入ったビアタップです。カウンター席には、ビアタップ越しに飛行機を眺めながらビールを味わえる特等席もあり、飛行機好き&ビール好きにはたまらないロケーションになっています。
日本では珍しいインペリアルラガーもラインナップビールはレギュラー650円、トール950円、マース1,800円
メニューには、空港でつくられるビールのほか、ヘリオス酒造本社〈名護ブルワリー〉でつくられるビール、そしてビールをよりおいしく楽しめるこだわりの料理が揃います。
沖縄県産大麦を使用した「島ラガー」は、沖縄でぐいぐい飲みたいビールをコンセプトに無濾過で仕上げたビールでふんだんに使用したピスルナー麦芽由来のモルト香と、厳選したホップのすっきりとした苦味が特徴です。 ビールのお供には、イタリア産の小麦を独自に配合しビールに合うように薄くパリパリに仕上げたピザ。注文を受けてから生地から作り始め、本格的なピザ釜で焼き上げています。このほかにも県産野菜を使った「島風ピザ」(1600円)や、ヘリオス自社ファームで収穫された島とうがらしを使ったとびきり辛い「ピリピリスパイシーピザ」(1500円)も見逃せません。
また、噛むほどに豊かな味わいが広がる18か月熟成のスペイン産の生ハム「ハモンセラーノ」(800円)は、目の前で切り分けサーブされます。
店内は、大きなスーツケースやベビーカー、車いすでも入店しやすい広々としたつくり。旅の始まりや、旅の終わりの一杯をここで彩ってみては?
information
HELIOS NAHA airport Brewery
住所:沖縄県那覇市鏡水150 那覇空港国際線エリア4階(4W-02)
営業時間:11:00〜20:00(ラストオーダー19:00)
店休日:無休(施設に準ずる)
Tel:090-8746-1996
*価格はすべて税込です。
writer profile
Riho Nakamori
中森りほ
なかもり・りほ●東京生まれ東京在住のフリーライター/編集者。仕事やプライベートで月に1回以上、地方や海外へ。各地のおいしい食べ物やお酒、素敵なホテルや旅館を発掘するのが趣味。好きな番組は『ブラタモリ』『六角精児の呑み鉄本線・日本旅』。