“循環経済を実現する蒸留プラットフォーム”をモットーに、廃棄素材を使用したクラフトジンの生産や再生型蒸留所を運営する〈エシカル・スピリッツ〉が数量限定のバレンタインセット〈CACAO ETHIQUE(カカオ・エシーク)SET 2023〉を公式オンラインサイトと〈東京リバーサイド蒸溜所〉で販売しています。
2021年、蔵前にオープンした世界初の再生型蒸留所〈東京リバーサイド蒸溜所〉。
通常チョコレートづくりの過程で廃棄されてしまうカカオ豆の外皮「カカオハスク」。
そのカカオハスクと香気成分を取り出す「蒸留」との相性が非常によいことに着目し、生まれたエシカル・ジンシリーズ〈CACAO ETHIQUE〉。
原酒には、パイナップルの香気とバナナやカラメルを連想させる味わいに、酸味と芳ばしさがあり、カカオに最適な秋田県〈飛良泉〉の〈吟醸粕取焼酎〉を使い、ボタニカルにスペシャルティカカオと呼ばれる、風味と香りに優れた高品質カカオのカカオハスクをはじめ、ジュニパーベリーなどを用いてつくられています。
リッチでバランスの取れたカカオの風味とともに、フルーティーでハーバルな特徴を持つこのシリーズは、バレンタインシーズンのみの限定商品として毎年人気を集めています。
〈CACAO ETHIQUE SET 2023〉5000円。
〈CACAO ETHIQUE SET 2023〉は、カカオハスクのほか、日本各地の名産品もボタニカルに加えて新たに蒸留した4種類のジンの詰め合わせとなっています。
その1つが、栃木県のバターミルクを使用した〈CACAO ETHIQUE with MILK〉。
CACAO ETHIQUE with MILK
那須町にある〈森林ノ牧場〉で育てられたジャージー牛の生乳からつくられた発酵バターのかすとなるバターミルクを原酒に投入し、蒸留。
バターミルクの持つミルキーな香りとカカオの風味を堪能できます。
ふたつめが、秋田県のラズベリーを使った〈CACAO ETHIQUE with RASPBERRY〉。
CACAO ETHIQUE with RASPBERRY
五城目町の〈五城目町キイチゴ研究会〉が育てたラズベリーをふんだんに使用。
ラズベリーの甘酸っぱくも複雑な香りが、カカオの香りと折り重なり、大人っぽい味わいに仕上がっています。
3つめは、静岡県の国産有機抹茶を使った〈CACAO ETHIQUE with MATCHA〉。
CACAO ETHIQUE with MATCHA
静岡市のお茶の生産者〈TeaRoom〉が生産した国産有機抹茶を組み合わせたジン。
抹茶の青々とした香りとカカオの香ばしさ、ジュニパーベリーの清涼感のある香りが特徴です。
最後が、和歌山県のバレンシアオレンジの果皮を使用した〈CACAO ETHIQUE with ORANGE〉。
CACAO ETHIQUE with ORANGE
有田郡湯浅町にある〈善兵衛農園〉のバレンシアオレンジの果皮が使われています。
カカオハスクの香ばしい香りとバレンシアオレンジの爽やかな香りで、オランジェットのような仕上がりになっています。
お酒好きのあの人に、今年のバレンタインは変化球のカカオギフトを贈ってみてはいかがですか?
information
CACAO ETHIQUE SET 2023
Web:公式オンラインサイト
information
東京リバーサイド蒸溜所
住所:東京都台東区蔵前3-9-3
営業時間:13:00〜19:00
定休日:月曜
*価格はすべて税込です。
writer profile
Mae Kakizaki
柿崎真英
かきざき・まえ●ライター。宮城県仙台市出身。2019年よりフリーランスライターとして、東京を拠点に活動中。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを活かして、Webメディアや雑誌などに寄稿を行う。