近年メディアで話題となっている第3次ドーナツブーム。新しいタイプのドーナツが生まれたり、各地でドーナツ店がオープンしたりなどその勢いからも人気の高さがうかがえます。
そんななか注目してみたいのが、地域の素材を使ったご当地ドーナツです。手づくりドーナツ専門店〈ウフフドーナチュ旧軽井沢店〉で9月16日より発売された、〈信州えごまドーナツ〉をご紹介します。
信州えごまドーナツ4種 各400円
〈ウフフドーナチュ旧軽井沢店〉では「長野県のおいしい食材を全国に広げたい」という想いから、かねてより県内産の食材を使ったオリジナルドーナツづくりに力を入れています。これまで長野県産のくるみを使った〈チョコくるみ〉や、〈軽井沢ケールドーナツ〉など、さまざまなドーナツを手がけてきました。
今回、選んだ素材は長野県松本市奈川産のえごま。じつは、奈川では古くからえごまの栽培をしており、産地として知られています。標高1000メートル以上の農園でつくられたえごまはαリノレン酸が豊富に含まれていて栄養たっぷり。これまで胡麻和えやおはぎなどに使われていたえごまをあえてドーナツの素材に使うことで奈川産えごまの魅力をまだ知らない人々に届けたいという気持ちが込められています。
開発にあたりタッグを組んだのは、長野県松本市安曇の〈道の駅 風穴の里〉です。地域ならではの特産品を多く扱う同店と協力しながら、奈川産えごまの香りのよさや食感を引き出すために試作を何度も繰り返したといいます。
えごまの入れる分量や、仕上げの風味づけにこだわった結果、香り高いえごまの風味を存分に活かしたドーナツが完成しました。ひと口頬張ると、プチプチしたえごまの楽しい食感も味わえます。
えごまはスーパーフードのひとつとしても数えられ、その栄養価の高さが注目されている食材です。栄養たっぷりなヘルシードーナツは子どものおやつにもおすすめ!甘さ控えめなので、朝食にもぴったりですよ。
子どもを想い、保存料無添加にこだわる手づくりドーナツ〈ウフフドーナチュ旧軽井沢店〉は、ドーナツブランド「ウフフドーナチュ」の2号店として2021年8月にオープン。さまざまなショップやホテル、レストランが立ち並ぶ軽井沢本通りにあります。
コンセプトは“子どもに食べさせたいドーナツをつくろう”で、保存料を使わない手づくりドーナツにこだわっています。
また、地元農家応援プロジェクトを進めていて、地元の食材を積極的に使っているのも特徴のひとつです。卵は厳選したエサで育てた〈長野小町〉をチョイス。ドーナツに使う野菜や果物も地元で育てられたものをメインに使用しています。
ここまで素材にこだわるのも、スタッフのほとんどが子育て中のママだからこそ。子どものことを考えてつくられたドーナツは、思わず「ウフフ」と笑いたくなるような、愛情を感じられるやさしい味わいです。
松本市安曇の〈道の駅 風穴の里〉。
地元の素材をふんだんに使った信州えごまドーナツは、ウフフドーナチュ旧軽井沢店をはじめ、公式オンラインショップや、道の駅 風穴の里にて販売中です。
栄養満点のドーナツを頬張って、親子で楽しいおやつ時間を過ごしてみてはいかがですか?
information
インフォメーション
Web:ウフフドーナチュ公式サイト
*価格はすべて税込です。
writer profile
Ayumi Otaki
大瀧亜友美
おおたき・あゆみ●山形県出身。広告制作会社や出版会社での勤務経験を活かして、フリーライターへ転身。WEBや紙媒体で編集から取材、執筆まで幅広く行う。旅や料理、植物など心を豊かにしてくれるモノやコトが大好き。