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瀬戸内海の牡蠣をおいしく楽しむ! そのとき必須のものとは…?

  • 2022年1月24日
  • コロカル
小豆島でおいしい牡蠣を楽しめる理由

ここ数年、冬にとても楽しみにしていることがあります。それは、牡蠣! です。

小豆島の牡蠣って有名なの? となると思うので、その理由を書いておこうと思います。

ここ数年、冬になると楽しみにしている牡蠣を楽しむ会。庭で焼き牡蠣。

ここ数年、冬になると楽しみにしている牡蠣を楽しむ会。庭で焼き牡蠣。

加熱用の牡蠣はしっかり加熱しないとお腹を壊してしまうことがあります。まずは牡蠣のことをよく知っている人と楽しみましょう。

加熱用の牡蠣はしっかり加熱しないとお腹を壊してしまうことがあります。まずは牡蠣のことをよく知っている人と楽しみましょう。

日本国内で流通している牡蠣は、大きく分けて夏が旬の「岩牡蠣(イワガキ)」と、冬が旬の「真牡蠣(マガキ)」の2種類です。

私たちが楽しみにしているのは、冬の牡蠣、真牡蠣。この真牡蠣の産地として有名なのは、北海道、三陸(岩手県、宮城県)、伊勢(三重県)、広島県など。瀬戸内海では、広島県だけじゃなくて、岡山県や兵庫県、香川県でも真牡蠣の養殖が行われています。

小豆島では牡蠣を養殖している人はいませんが、近くの漁師さんから牡蠣を直接仕入れて販売しているところがあって、新鮮な牡蠣を手に入れることができるんです。香川県の志度(しど)の牡蠣、岡山県の日生(ひなせ)の牡蠣を販売されています。瀬戸内海つながり!

海から引き上げられた牡蠣。まだ生きています。

海から引き上げられた牡蠣。まだ生きています。

殻についた汚れや藻などをきれいに洗ってくれます。

殻についた汚れや藻などをきれいに洗ってくれます。

産地が近いというのはすごく重要なことで、なんといっても新鮮な牡蠣を楽しめる!数時間前まで海の中で生きていた牡蠣。貝や魚、それから私たちが育てている野菜に関しても、新鮮な状態であるというのは“おいしさ”に直結してます。これが小豆島でおいしい牡蠣を楽しめるひとつめの理由。

小豆島の北側にある道の駅、大坂城残石記念公園で殻付きの牡蠣を販売しています。季節限定なので要問い合わせ。

小豆島の北側にある道の駅、大坂城残石記念公園で殻付きの牡蠣を販売しています。季節限定なので要問い合わせ。

それからもうひとつの理由は、牡蠣を食べるときに絶対必要(だと個人的には思ってます)な「レモン」があること。もちろん小豆島で育った農薬を使っていないレモンです。

最近は、鍋に日本酒と牡蠣を入れて、酒蒸しにして食べるのにはまっているのですが、殻を開いて牡蠣の身にたっぷりレモン果汁をしぼって身を食べる、そして殻の中に残った牡蠣の汁&レモン果汁を飲みほす。くーーー! これが最高においしい。磯の味とレモンの酸味が合わさって、もうおいしいとしか言えない。レモンを惜しげなく使えるのがうれしい。

この日は、牡蠣の下にキャベツの外葉を敷いて白ワインで蒸しました。

この日は、牡蠣の下にキャベツの外葉を敷いて白ワインで蒸しました。

さらにもうひとつ、小豆島産のエキストラヴァージンオリーブオイル。オリーブオイルは、友人がオリーブを育てて、実を収穫し、搾油したもの。蒸し牡蠣にレモン果汁をかけて、さらにオリーブオイルをたらします。オリーブオイルの香りがまた合うんです!

蒸した牡蠣にレモンとオリーブオイルをかけていただきます。

蒸した牡蠣にレモンとオリーブオイルをかけていただきます。

蒸し牡蠣+レモン果汁+オリーブオイル、この完璧な組み合わせにさらに白ワインを合わせる! これが最近の冬の楽しみ。むふふ。

ほかにもいろいろ、おいしい小豆島

小豆島って本当に食材豊かだなと思います。これは小豆島で暮らし始めた頃からずっと感じていること。瀬戸内海の魚介類、醤油や塩などの基本的な調味料、オリーブオイル、レモン、野菜……。

釣ってきたばかりの魚をいただいたり、しぼりたてのオリーブオイルを分けてもらったり。スーパーやデパートでもおいしそうなものはたくさん並んでいますが、産地直送というか、産地でそのままというのがなんとも贅沢だなと。

最近あらためて、身近にあるものをもっとおいしく食べよう、産地で暮らしていることを楽しもうとよく思います。

たとえば「柿」。貝のほうじゃなくて、フルーツのカキ。私の家の周りにはあちこちに柿の木があります。うちの裏にも昔から柿の木があります。私はもともと柿があまり好きじゃなくて、積極的に食べたいと思わなかったのですが、最近そのまま皮をむいて食べる柿も干し柿もおいしいなぁと思うようになり、そうしたら急にそのへんにある柿が貴重なものに思えてきて。

わざわざ高いフルーツを買って食べなくても、そこにある柿がおいしかったりするんです。今年は干し柿もつくってみたいなと思っています。

うちの近所にはあちこちに柿の木があって、熟して落ちてしまうまでそのままの木もちらほら。もったいない。

うちの近所にはあちこちに柿の木があって、熟して落ちてしまうまでそのままの木もちらほら。もったいない。

ある年の冬にいただいた柑橘や柿、キウイ。全部小豆島で育った食材。

ある年の冬にいただいた柑橘や柿、キウイ。全部小豆島で育った食材。

「ダイダイ」という柑橘も小豆島ではたくさん育てられてきたのですが、需要が減ってしまい、いまはそのほとんどが手入れされず、収穫されずにそのままになっていたりします。うちの畑にもじいちゃんが育てていたダイダイの木があって実もついているのですが、ダイダイなんてみんな欲しくないよなぁと思いそのまま。私たち自身も普段からそんなに食べていませんでした。

でもダイダイの果汁って爽やかで香りにクセがなくて、とても料理に使いやすいんです。ダイダイの果汁と醤油を合わせてかければ、お皿の上で即席フレッシュポン酢のできあがり。

小豆島で昔から育てられてきたダイダイという柑橘。最近は需要が減ったことと、生産者の高齢化でそのまま放置されてしまっている木も多い。

小豆島で昔から育てられてきたダイダイという柑橘。最近は需要が減ったことと、生産者の高齢化でそのまま放置されてしまっている木も多い。

小豆島に引っ越してきたばかりの頃、ダイダイで自家製ポン酢をつくったりしてました。

小豆島に引っ越してきたばかりの頃、ダイダイで自家製ポン酢をつくったりしてました。

ひとつひとつの食材の良さ、楽しみ方をもっと伝えていけたらいいなと思ってます。小豆島で暮らす私たち自身が食を楽しみつつ、「おいしい小豆島」を盛り上げていきたいなと。

話は牡蠣に戻って、冬の牡蠣の旬は2月頃まで。実は今日もこれから牡蠣を仕入れに行こうと思ってます(笑)。牡蠣とレモンとオリーブオイル、今夜も食卓に並びます。

information

HOMEMAKERS 

住所:香川県小豆郡土庄町肥土山甲466-1

営業時間:土曜のみ 11:00〜17:00(L.O. 16:00)

https://homemakers.jp/

writer profile

Hikari Mimura

三村ひかり

みむら・ひかり●愛知県生まれ。2012年瀬戸内海の小豆島へ家族で移住。島の中でもコアな場所、地元の結束力が強く、昔ながらの伝統が残り続けている「肥土山(ひとやま)」という里山の集落で暮らす。移住後に夫と共同で「HOMEMAKERS」を立ちあげ、畑で野菜や果樹を育てながら、築120年の農村民家(自宅)を改装したカフェを週2日営業中。https://homemakers.jp/

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