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そろそろ庭園の紅葉も。島根県・足立美術館で横山大観の名画100点に出会う

  • 2020年10月20日
  • コロカル

横山大観『雨霽る』(昭和15年)足立美術館蔵

足立美術館の創設者・足立全康が愛した大観作品が集結

2020年11月に開館50周年を迎え、日本庭園ランキングで日本一に選ばれた庭園とコレクションで知られる島根県の足立美術館。

この記念イヤーに、同館の顔ともいえる近代日本画の第一人者・横山大観の所蔵作品が一挙に会する『横山大観の全貌』展が、2020年10月25日(金)まで開催されます。

当館の創設者・足立全康がもっとも惚れ込んだ画家、横山大観。「大観は永遠の恋人」と公言したというエピソードも残っているほどで、約2000点の所蔵作品中、大観の作品は120余点にものぼるといいます。ここまでの点数と質を兼ね備えた美術館は、他に類がなく、「日本一の大観コレクション」とも評されているんだとか。

本展では、新館の1階と2階を使い、所蔵する大観の本画(写生や下図を含まない完成作品)100点に書2点を加えた102点を、展示替えすることなく一堂に展示。

横山大観『海潮四題・夏』(昭和15年)足立美術館蔵

横山大観『海潮四題・夏』(昭和15年)足立美術館蔵

横山大観『曳船』(明治34年)足立美術館蔵

横山大観『曳船』(明治34年)足立美術館蔵

横山大観『無我』(明治30年)足立美術館蔵

横山大観『無我』(明治30年)足立美術館蔵

過去最多の展示数となり、初期の出世作として有名な『無我』から、朦朧体の傑作『曳船』、同館の大観コレクションを象徴する『紅葉』、画業50年を記念して描かれた連作『山海二十題』(通称「海山十題」)のうち『雨霽る』『海潮四題・夏』を含む8点、最晩年の名作『霊峰夏不二』『山川悠遠』などが登場します。

大観ファンならずとも、美術愛好家ならば必見の内容であることは間違いなし。

木々も色づき、足立美術館の景色もいっそう色鮮やかになる頃。美しい紅葉とともに、圧巻の大観コレクションを堪能してみてはいかがでしょうか。足立美術館の庭園のすばらしさを紹介する記事はこちらから。

information

横山大観の全貌 ―名画100点にみる至高の芸術―

会期:2020年10月25日(日)まで

会場:足立美術館

住所:島根県安来市古川町320

料金:大人2300円、大学生1800円、高校生1000円、小中生500円

※本料金で日本庭園や本館・魯山人館・新館の展示作品すべての観覧が可能。

※各種割引制度あり。

休館日:年中無休

TEL:0854-28-7111

Web:http://www.adachi-museum.or.jp/

writer profile

Kanae Yamada

山田佳苗

やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。

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