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小豆島の木に実った宝物。レモン、スダチ、ダイダイ、柑橘の恵み

  • 2019年11月11日
  • コロカル

柑橘の収穫シーズンがスタート!

11月に入って、寒いなぁと感じる瞬間が増えてきました。ごそごそと、いつもとは違うクローゼットの引き出しを開けて、そうそうこれこれと引っ張り出してきたフリース、それからタイツにレッグウォーマー。あー、温かい。気づけば季節は少しずつ秋から冬へ。

私たちの秋冬の仕事のひとつに柑橘の収穫&加工があります。柑橘は主に冬がシーズン。もちろん柑橘の種類によって収穫時期は異なるし、地域によっても変わってくると思いますが、たとえば小豆島のレモンだと10月中旬〜11月にかけてまずグリーンレモンを収穫します。

グリーンレモンというのは品種のことではなくて、まだ黄色に色づく前の緑色の状態のレモン。果汁は少ないですが香りが強いです。11月後半くらいから黄色く色づき始め、12月〜4月くらいまで黄色いレモンを収穫できます。

このレモンをはじめ、小さくて丸いスダチ、ゴツゴツとして大きいダイダイ、香り爽やかなライムなどを収穫します。

10月末に収穫したレモンと生姜。生姜は11月が収穫シーズン。

10月末に収穫したレモンと生姜。生姜は11月が収穫シーズン。

11月に入り少しずつ黄色くなり始めたレモン。このレモンの木はじいちゃんが残してくれた大切な財産。

11月に入り少しずつ黄色くなり始めたレモン。このレモンの木はじいちゃんが残してくれた大切な財産。

収穫した柑橘は、そのまま販売したり、自宅やお店で料理や飲みものをつくるときに使ったりします。ただの炭酸水にスダチを絞って入れて飲んだり、あ、ハイボールにもレモンやスダチは必須ですね。

料理だと、野菜のマリネをつくるときやカレーにかけて食べたりもします。小豆島で暮らすようになり、柑橘は私たちの暮らしにとって欠かせない存在になりました。

炭酸水にスダチの果汁をぎゅっと絞って入れるだけ。爽やかでおいしい。

炭酸水にスダチの果汁をぎゅっと絞って入れるだけ。爽やかでおいしい。

料理にもよく使います。

料理にもよく使います。

冬場は家のどこかしらに柑橘の姿があります。ご近所さんからいただいたみかんがかごに盛られていたり、畑から採ってきたレモンがキッチンにころっと置いてあったり。

そんな柑橘を一年中使えるようにするために、うちでは収穫した柑橘の果汁を冷凍しておきます。大量の柑橘をカットして、ハンドジューサーやスクイーザーを使ってひとつずつギュッと。1リットルごと袋に入れて冷凍庫へ。必要なときに解凍して使います。

ハンドジューサーでスダチの果汁絞り。地道な作業。

ハンドジューサーでスダチの果汁絞り。地道な作業。

シロップをつくるときに柑橘果汁は欠かせない。

シロップをつくるときに柑橘果汁は欠かせない。

この柑橘果汁を使って、〈HOMEMAKERS〉の〈シトラスジンジャーシロップ〉や〈ハニーダイダイシロップ〉をつくっているのですが、私たちが育てている柑橘だけでは量が足りず……。小豆島内で柑橘を栽培されている方々に声をかけて、収穫させていただいています。先日はスダチを収穫しにいきました。

スダチの収穫。

スダチの収穫。

柑橘の木には鋭いトゲがあって、収穫は結構大変。

柑橘の木には鋭いトゲがあって、収穫は結構大変。

島には収穫されずにそのままになっている柑橘の木があちこちにあります。柑橘は山の斜面などに植えられている場合が多く、収穫作業はそれなりに大変です。高齢化により持ち主が管理するのを止めてしまったり、使いみちがなくて収穫されずにいたり。

車で走っていてそういう木を見つけると、「あのレモンはどうなるんだろう。あー、もったいない。誰のだろうなぁ」と毎回思います。ご縁があれば収穫させてもらったりもします。

コンテナに山盛りのスダチ。

コンテナに山盛りのスダチ。

さぁ、今年も柑橘の収穫シーズンです。宝物を腐らせてしまわないように、大事に使わせていただきます。

実を収穫したり、枝を剪定したり、手入れし続けることで恵みをいただける。

実を収穫したり、枝を剪定したり、手入れし続けることで恵みをいただける。

information

HOMEMAKERS 

住所:香川県小豆郡土庄町肥土山甲466-1

営業時間:金曜、土曜のみ 11:00〜17:00(L.O. 16:00)*冬季休業

http://homemakers.jp/

writer profile

Hikari Mimura

三村ひかり

みむら・ひかり●愛知県生まれ。2012年瀬戸内海の小豆島へ家族で移住。島の中でもコアな場所、地元の結束力が強く、昔ながらの伝統が残り続けている「肥土山(ひとやま)」という里山の集落で暮らす。移住後に夫と共同で「HOMEMAKERS」を立ちあげ、畑で野菜や果樹を育てながら、築120年の農村民家(自宅)を改装したカフェを週2日営業中。http://homemakers.jp/

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