サイト内
ウェブ

〈京の温所 西陣別邸〉皆川明と中村好文のこだわりが詰まった宿がオープン!

  • 2019年9月25日
  • コロカル
築約95年の邸宅を皆川さんと中村さんがディレクション

2019年10月1日、古き良き京都のまち並みが残る西陣エリアに、ワコールが展開する宿泊施設〈京の温所(おんどころ) 西陣別邸〉がオープンします。

ディレクションを手がけたのは、〈ミナ ペルホネン〉の皆川明さんと建築家の中村好文さん。宿のあちこちに中村さんと皆川さんの思い、それから、皆川さんがセレクトしたアートピースや、ミナ ペルホネンのプロダクトがちりばめられています。

〈京の温所 西陣別邸〉外観

〈京の温所 西陣別邸〉

2階のライブラリールーム

2階のライブラリールーム。ブックディレクター・幅充孝さんがセレクトした書籍が15冊ほど並ぶ。皆川さんがセレクトした、モリソン小林さんのアートピースも。

シャワーブース

2階には太陽の光が降り注ぐシャワーブースが。1階には中庭を眺めながらゆったりと浸かれるヒバの風呂もあります。

建物は、明治後期に西陣織の商家が客人をもてなすために建てた京町家。そのゆったりと広く、細部までていねいにつくられた建物を未来へ継いでゆく「住まい」としてリノベーションしています。

かねてより親交のある皆川さんと中村さんは、旅仲間でもあるそう。この宿には、そんなふたりのこだわりがたくさん。

ダイニングルーム

町家ならではの火袋の構造を活かしたダイニング

たとえば1階には、ワインセラーを備えたキッチンと町家の構造を活かした吹き抜けのダイニングが。ここには京の新鮮な食材を料理して食べる贅沢を体験してほしいという思いが込められています。

大型冷蔵庫に三口コンロ、グリル、オーブンレンジ。さらに〈ストウブ〉の大きな鍋や、〈iittala〉の「Teema」シリーズの皿やマグ、〈Cutipol〉のカトラリーも揃っています。

朝、自動車に乗って美山や大原の朝市へ食材を探しにいくのも楽しそう!また、コンシェルジュに相談すれば、仕出しやケータリングも承ってくれます。

暮らしを楽しむことにかけても、すばらしいセンスをお持ちの皆川さんと中村さん。楽しい滞在になりそうですね!

玄関

ミナ ペルホネンのファブリック「ガーデンパッチワーク」が印象的な玄関。天井から光が差し込むと、床に光の粒が反射し、きらきらと映ります。

入り口横のガレージ

広々としたガレージ。

西陣別邸には、住まう人が心地よく過ごすための設えと工夫が一杯。

たとえばダイニング&リビングは、ここちよい風が通り、天窓から光が注ぐ「通り庭」に位置しています。京町家といえば冬の寒さ対策が課題ですが、この部屋の足もとは、足裏に気持ちいい炭モルタルの床。夏はひんやり、冬は床暖房で温かくすごせます。

ダイニング

また、芸舞妓が舞った二間続きの和室は、中庭をデッキスペースに。新たな印象をかもし出すくつろぎの空間となっています。

和室

二間続きの和室。

中庭

デッキスペースを設けた中庭。

西陣別邸のオープンに寄せて、皆川さんと中村さんは次のようにコメントを寄せています。

皆川明さん「この家を初めて訪ねた時、持主のご主人と奥様の温かなお迎えは今でも心に残っている。家は住まわれる方の暮らしを表しているかの様に心地よさを携えていた。その家は中村好文さんによって現代の暮らしと旅人の寛ぎを融和する空間となり、所々に生まれた新たな設えはさまざまな和らぎと過ごし方を訪れる人に味わっていただけるだろう。この宿で過ごすひと時が日常の延長の中にある一雫の光のようになりますように」

ベッドルーム

ふたつあるベッドルームに使われているのはミナ ペルホネンのファブリック。

中村好文さん「“改修工事に必要な建築家の能力は?”と問われたら、即座に“デザイン的な運動神経”または“反射神経”と応えるでしょう。現場の状況をいち早く判断し、建築的に対応するためには、なによりも“当意即妙なアドリブのセンス”が必要だからです。西陣別邸の現場は、ぼく自身のそうした能力をフルに発揮することのできた手応えとやり甲斐ある仕事でした。この改修工事に関われたことは、ぼくの建築家人生にとってもかけがえのない大きな財産になりました」

敷地内には車2台分のガレージもあり、京都の奥座敷、美山や鞍馬、大原などを自動車で巡る拠点にもなりそう。ぜひチェックしてみてくださいね。

夜

information

京の温所 西陣別邸

名前:京の温所 西陣別邸

住所:京都府京都市上京区浄福寺通今出川下る堅亀屋町265-1

アクセス:京都市営地下鉄「今出川駅」徒歩19分/京都市バス停「今出川浄福寺」徒歩1分

開業日:2019年10月1日(火)

料金:一泊 135,000円(税抜)

定員:最大8名

web:https://www.kyo-ondokoro.kyoto/

https://www.facebook.com/kyoondokoro/

writer profile

Yu Miyakoshi

宮越裕生

みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright © Magazine House, Ltd. All Rights Reserved.