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環境にやさしい“洗剤なし”生活! シャンプー、洗顔、 どうしてる?

  • 2019年4月9日
  • コロカル

こんにちは。「食べもの・お金・エネルギー」を自分たちでつくる〈いとしまシェアハウス〉のちはるです。

桜が咲き始めると、新しい季節になんだかワクワクしませんか。

いとしまシェアハウスの集落には海が見下ろせる絶景のお花見スポットがあるのですが、菜の花と桜が同時に咲いて、まるで桃源郷のようになります。圧倒的な美しさ! 

花見シーズンの糸島には、トタン屋根を吹き飛ばすほどの激しい“春の嵐”がやってきます。葉桜にならない前に、なにかにつけてシェアメイトと花見へ。今年はあと何回、この景色が楽しめるかなあ。

花見シーズンの糸島には、トタン屋根を吹き飛ばすほどの激しい“春の嵐”がやってきます。葉桜にならない前に、なにかにつけてシェアメイトと花見へ。今年はあと何回、この景色が楽しめるかなあ。

さて、前回の記事、たくさんの方に興味を持っていただけたようで、とてもうれしいです。あのあと、読者の方から「シャンプーやお風呂はどうしているのでしょう?」という質問をいくつかいただいたので、今回のテーマは“シャンプー&石鹸を使わない”お風呂事情です! 

シャンプーは「湯シャン」で! 湯シャン歴5年の私が実感したこと

上下水道のない我が家、生活排水は自分たちの畑や田んぼに流れ出るため、化学的なシャンプーなどが使えません。

そこで私は5年前から、ぬるま湯で髪の毛をやさしく洗う「お湯シャンプー」略して「湯シャン」をとり入れています。タモリさんや福山雅治さんも実践されているというこの方法、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

今回は、いとしまシェアハウスの春の日常を写真でご紹介。晴れた日は納屋の漆喰塗りをします!

今回は、いとしまシェアハウスの春の日常を写真でご紹介。晴れた日は納屋の漆喰塗りをします!

私が湯シャンを始めたのは、髪の毛ツヤツヤのシェアメイトに「湯シャンがいいよ!」とオススメされたことがきっかけでした。

その頃から、

・オーガニックシャンプー&リンスがお高くて、経済的にしんどい

 (しかも結構な頻度で買わないといけない)

・石鹸シャンプーは髪がきしんで苦手

 (実家では石鹸シャンプーで育ちましたが、使い心地が好きじゃなかった)

などなど、洗髪方法の悩みを抱えていたのですが、シェアメイトの髪がとてもきれいで説得力があった(もちろん臭いもなし)こともあり、「これは試してみる価値がありそう!」と思ったのです。

ちょうど使っていたシャンプーが少なくなっていたので、シャンプーの回数を減らし、少しずつお湯だけの洗髪方法に切り替えていきました。

学生合宿で納屋のリノベーション。

学生合宿で納屋のリノベーション。

湯シャンの効果って?

「頭がべたつく」というマイナスイメージの強い頭の皮脂ですが、実は頭皮環境を守る大切な役割があります。ただ、合成界面活性剤などが配合されたシャンプーを使うと、強力な洗浄力により、必要な皮脂までも洗い流されてしまいます。(それに、環境負荷も大きいのです)

そうすると頭皮を守る機能が弱まり、さまざまな頭皮トラブルが起きやすくなったり、無防備になった頭皮を守るために、ますます皮脂が分泌され、頭がべたつくという悪循環に陥ってしまうといわれています。

湯シャンのメリットは、頭皮に必要な皮脂や保湿成分を適度に残せるところ。頭皮環境が整い、髪の毛にも栄養が行きわたるようになります。

ピザ窯でつくった甘夏のドライフルーツ。

ピザ窯でつくった甘夏のドライフルーツ。

そもそも毎日シャンプーをする文化が定着したのはここ数十年のことで、1930年代は、冬は1か月に1回……という程度だったそうです。

それよりも昔はシャンプーなんてない時代もあったはずですし、人類の歴史から見ても、シャンプーを使った洗髪の歴史はそんなに長くありません。世界でも毎日シャンプーをするのは日本くらいで、ほかの国の平均は2日に1回程度だそう。

もちろんかゆみや汚れを我慢しながらシャンプーをやめる必要はないですが、「毎日シャンプーをしなければならない」という固定観念からちょっとだけ抜け出して、一度自分に合った洗髪頻度を探ってみませんか? 

シェアメイトに夫婦の記念写真を撮ってもらいました。普段ツーショットが少ないのでうれしい!

シェアメイトに夫婦の記念写真を撮ってもらいました。普段ツーショットが少ないのでうれしい!

湯シャンを快適にするポイントとは?

ただ、「お湯だけで汚れって落ちるの?」「臭わない?」と不安になる方も多いかもしれません。ここでは、シャンプーを使わずに髪をきれいにするために私が行っている5つのコツをお伝えします。

(1)洗髪の前にブラッシングをする

髪の汚れの半分はブラッシングで落ちるといわれています。事前にあらかたの汚れ・抜け毛をとることで、湯シャンのときに髪が絡まらず、効果的に汚れを落とすことができます。特にロングヘアーの方はブラッシングは必須! 仕上がりが全然違いますよ。

(2)湯船に浸かって毛穴を開かせる

体を温め、毛穴がしっかり開くことで汚れが落ちやすくなります。このひと手間で、汚れの落ち具合がだいぶ変わります。

(3)お湯の温度はぬるめで

実はお湯だけでも皮脂や汚れを落とす洗浄力があるといわれています。温度が高すぎると必要な脂も洗い流してしまうため、まずは40度以下のぬるま湯から始めることをオススメします。

(4)髪の臭いが気になる場合は、クエン酸がオススメ

「シャンプーをやめてみたけれど、髪の臭いが心配」という方にはクエン酸リンスがオススメ。洗面器のお湯に小さじ1杯程度のクエン酸を溶かし、髪になじませたあとお湯で洗い流します。

(5)ごわつきが気になるときはお酢リンスがオススメ

髪の毛のきしみやごわつきが気になる場合は、お酢リンスを使います。洗面器にお湯を入れ、お酢(砂糖など調味料が入っていないもの)大さじ1〜2杯を加えて溶かします。酸性のお酢が髪のキューティクルを引き締め、サラサラとした仕上がりになります。

大豆を蒸して、1年分の味噌づくり。

大豆を蒸して、1年分の味噌づくり。

ただ、洗浄力の強いシャンプーに慣れてしまった頭皮が、適切な皮脂を分泌するようになるまでには時間がかかります。私もしばらく頭がギトギトしたり、フケが出たときもありました。

頭皮環境が整うまで半年以上かかる可能性もあるので、まずはシャンプーの回数を減らすところから始めてみたり、体に合わないなと思ったら休憩してみたり、ストレスを感じない程度にとり入れてみてはいかがでしょうか?

私も最初はうまくいくのか不安もありましたが、試行錯誤を経て5年、今のところ目立ったトラブルはありません。シャンプーを買うお金も節約できて、髪の毛も頭皮もとても元気です! なによりも洗髪が楽ちんなのがうれしいです。

畑には春菊、ほうれん草、じゃがいも、里芋、生姜などを植えています。

畑には春菊、ほうれん草、じゃがいも、里芋、生姜などを植えています。

洗顔は「米ぬか」、体は「手ぬぐい」or「ヘチマタワシ」で!

さて、洗顔はというと前回も紹介した「米ぬか」を使っています。最初に水で簡単に洗顔をしたあと、濡れた顔に米ぬかをそのまま塗って軽くこすります。軽いメイクであれば、マスカラなども落ちますよ。天然保湿成分でお肌もしっとり、安心です。

体は、お皿洗いにも活用している「ヘチマタワシ」。ヘチマタワシをお湯で濡らしてから、体をマッサージするように洗います。石鹸やボディソープを使っても大丈夫ですが、なしでも十分汚れは落ちると思います。洗い心地も爽やかで気持ちいいです。

菜の花と桜が同時に楽しめるのは、今の時期だけ。

菜の花と桜が同時に楽しめるのは、今の時期だけ。

それから、旅行や外のお風呂に入りに行くときは、米ぬかもヘチマタワシも荷物になるので、私は「手ぬぐい」一択! です。

ぬるま湯に浸した手ぬぐいで撫でるように体や顔を洗い、お風呂から上がるときにはそれで体を拭いて、おしまい。日頃から湯シャンをしていれば、刺激が強めの温泉備えつけシャンプー&リンスを使わなくていいのでストレスフリーですし、なにより持ち物が手ぬぐい1枚だけで済みます。なんて身軽! ほぼ手ぶらで温泉に行けちゃいますね。

手ぬぐいは干しておけば数時間で乾くので、移動のときも重宝します。荷物がぐっと減っていいですよ〜! オススメ! 

お風呂上がりの化粧水には、手づくりの「どくだみ化粧水」を使っています。これもいつか記事にしたいなあ。

ピザ窯で焼いたピザでパーティー!

ピザ窯で焼いたピザでパーティー!

おまけ:さらにレベルアップした「手ぬぐい」活用編

これはちょっと難易度が高いかもしれませんが、私は最近ティッシュを卒業して、手ぬぐいで鼻をかむようにしています。

私は重度の花粉症のため、1日で1箱ティッシュを使うこともザラ。ゴミ箱はあっという間にティッシュでパンパンになってしまいます。毎回ゴミを捨てるのも大変なので、手ぬぐいに切り替えたのですが、

・鼻が痛くならない

・ゴミが減る

・手ぬぐいはすぐ乾くので管理が楽

・ティッシュを買わないので経済的

といいことだらけ。手ぬぐいで鼻をかむのに抵抗があったのですが、慣れてしまえば快適です。興味がある方はぜひ挑戦してみてくださいー!

* * * * *

いとしまシェアハウスの暮らしを体験できる GWイベントを企画しています!

GWは、いとしまシェアハウスでお茶摘み&甘夏狩りをしてみませんか? 5月1日(水)、2日(木)にかけて、お茶摘みと甘夏狩りイベントを開催します! 宿泊もできるので、この機会に我が家の暮らしを体験してみませんか?

甘夏狩りの風景。

【2019年5月1日】無農薬・とり放題! 皮まで使える甘夏狩り@いとしまシェアハウス(搾りたてジュースつき)

詳細はこちら

お茶摘みの風景。

【2019年5月2日】無農薬! お茶摘み&お茶づくり&お茶の天ぷらワークショップ@いとしまシェアハウス(お茶の葉のお土産つき)

詳細はこちら

糸島でお待ちしてます! 

今日のシェアハウスごはん

高知から友人が遊びに来たので、とっておきのイノシシ肉で歓迎会! 

イノシシ肉のグリル。

友人と乾杯!

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CHIHARU HATAKEYAMA

畠山千春

はたけやま・ちはる●新米猟師兼ライター。3.11をきっかけに「自分の暮らしを自分でつくる」活動をスタート。2011年より鳥を絞めて食べるワークショップを開催。2013年狩猟免許取得、狩猟・皮なめしを行う。現在は福岡県にて食べもの、エネルギー、仕事を自分たちでつくる〈いとしまシェアハウス〉を運営。2014年『わたし、解体はじめました―狩猟女子の暮らしづくり』(木楽舎)。第9回ロハスデザイン大賞2014ヒト部門大賞受賞。ブログ:ちはるの森

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