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窓の外はパノラマの十勝岳連峰! 自然素材に包まれた宿〈ノーザンスターロッジ〉 でリラックス&パワーチャージ

  • 2017年9月29日
  • コロカル
大雪山系の山々を愛でるロッジ

広大なラベンダー園〈ファーム富田〉や〈彩香の里〉が集まる中富良野のシンボル北星山。そのなだらかな丘を登っていくと、風景に溶け込むように建つ、ファーグリーンの立派なログハウスが現れます。ここは、まちや観光地の喧騒からちょっと離れた、自然のなかの静かな宿〈ノーザンスターロッジ〉。

晴れた日はウッドデッキのハンモックに揺られて大雪山系十勝岳連峰の雄大な稜線を眺め、雨の日には大きな窓越しに刻々と変わる空模様を楽しむ。そんな、自然によりそった豊かな時間を過ごすことができる、小さくあたたかなロッジです。

ラベンダー畑の横道を登ってロッジに到着。冬を前に薪の準備も進んでいます。

ロッジのドアを開けると、心地よい香りとすがすがしい空気に、思わず深呼吸したくなります。その理由は、フィンランドから取り寄せて組み立てたという厚く立派な天然木のログ。ログハウスは夏でも涼しく、冷え込みの厳しい冬も薪ストーブと蓄熱暖房機のぬくもりが木に溜められて暖かく快適に過ごせるのだそう。

ダイニング兼リビングでもあるロビー。ミツロウ仕上げの天然木が落ち着ける空間をつくり出しています。特等席のソファは人気の場所。

天然素材でつくられた心地よさ

そして、自然に近い滞在を楽しめるように、ロッジの中もすべてが天然素材でつくられているのも心地よさの理由です。ゲストルームなどのぬくもりある白い壁は、オーナーの加藤雅明さんが自ら塗ったという珪藻土。湿気やにおいを吸って調節してくれるので、きれいな空気が保たれています。

入り口に飾られた、ドイツの〈ペトロマックス社〉の圧力式灯油ランタンが美しいたたずまい。

旅人の憩うダイニングテーブルは、加藤さんが山形の実家で見つけた栗の板を天板に旭川の家具職人がつくってくれた一点もの。海外からのお客さんが増えたのでローテーブルに高さをプラス。

開放感たっぷりな大きな窓や3つのゲストルームの窓は山に向かった真東にあり、朝日が差し込むようにつくられています。窓を開けると大雪山系を望むすばらしいロケーションが待っています。お天気の朝はぜひ早起きして山から昇る壮麗な日の出を見たいところ。刻々と姿を変える山を眺めているだけでも、心身ともにリセットされるようです。

富良野は、生きている自然を感じられる場所

花々で彩られる夏はもちろん、富良野で近年注目が集まっているのは、冬の険しく美しい雪山を楽しめるバックカントリースキーです。大雪山系十勝連峰と夕張山地に囲まれ、冬はマイナス30度近くまで冷え込む富良野の、世界最高の雪質ともうたわれるパウダースノーを求めて世界各地から多くのスキーヤーが訪れています。

「ここはセントラル北海道のちょうど真ん中にあたり、大雪山エリアのどこにでもアプローチできる、欲張りな場所なんです」

そう教えてくれた加藤さんはスキー愛好家御用達の雑誌『月刊スキージャーナル』の元編集長。30年以上も世界の山やゲレンデを旅してきた加藤さんが終の棲家として選んだのが、ここ中富良野でした。

「晴れた日は噴煙を上げる十勝岳を眺めて、生きている自然をすぐそばに体感できる。そして冬は一歩外に出たら、平地から高地までどこにでも最高の雪質が待っている。こんなエリアはほかにはないですね」

さて、荷物を置いたら、ロッジのそばを散策してみるのもおすすめ。入口にあるラベンダー畑はもちろん、ファーム富田や彩香の里などのラベンダー園も徒歩圏内という好立地です。

夜には近くに街灯もなく、深い闇に包まれるロッジからは、運がよければ天の川や満天の星空が見られることも。そっと外へ出て空を見上げてみましょう。

ノーザンスターロッジには、メインロッジとログコテージの2種類の宿泊施設があります。宿泊の際は、食事をつけることも可能ですが、富良野市街地や美瑛などで夕食をとるのもよし、十勝岳温泉まで足を延ばすのもよし。さまざまなスポットへのアクセスが良いので、自由なスタイルで滞在ができるのもこの場所の魅力です。

19時からスタートする夕食は、1階のリビング&ダイニングでグループの人数に合わせてひと部屋ごとに席が設けられています。地元の食材と旬をちりばめた豪華でおいしい夕食は、お料理上手な奥さまの見千子さんの手づくり。そろってお酒好きという加藤さんご夫妻がセレクトしたお酒メニューを注文して、おつまみにぴったりな前菜の盛り合わせとともにゆっくりと楽しみたいところ。心地よいおもてなしに、ついお酒が進んでしまいそう。

旅人に癒しと活力を

ロッジの中では、スマートフォンやパソコンよりも、館内のあちこちに並ぶ山の写真集や小説など本に自然と手が伸びます。ロビーにあるフリーのコーヒーをいただきながら、ストレスのない静かな空間でゆっくりと過ごすひとときを。明日への英気につながる、深いリラックスを味わうことができます。

「ロッジの立ち上げのときからコンセプトにしているのは、癒しと活力。ゆっくりとくつろいで休んでもらったあとは、元気になって帰ってもらえたらいいと思っています。旅で疲れた表情で訪れたお客さんが、最後はみんな笑顔で帰ってくれる。それがとてもうれしいですね」

加藤さんは笑顔でそう話してくれました。

スキーヤーとして、またお仕事でも、世界中の宿に泊まってきた経験を生かし、これまでの恩返しのつもりで、迎える側にまわったという加藤さん。ノーザンスターロッジには2013年のオープン以来、日本はもちろん、世界中からお客さんが訪れています。

「スキー目的で訪れる海外のお客さんも多く、お話をしていると、共通の知人がいることもあってびっくりすることがあります。世界は広いですが、スキー界は意外と狭いんですよ」

以前、冬季休業の宿やお店が多かったという中富良野エリア。最近は、冬もバックカントリースキーヤーの方たちが多く訪れるようになり、冬でもオープンする場所が増えてきたのだそう。

「雄大な自然に囲まれた北海道ですから、あせらずゆっくりのんびりと、自分の別荘に遊びに来たようにくつろいでもらえたらいいなと思っています」

大雪山や富良野の大自然を感じながら、極上のスローな時間を過ごせるロッジ。また帰って来たくなる、思い出に残るおもてなしがここにあります。

information

ノーザンスターロッジ

住所:空知郡中富良野町西1線北14号

TEL:0167-44-2081

チェックイン:15:30

チェックアウト:10:00

価格:メインロッジ・コテージ1泊2食付き9800円(税別)〜

駐車場:あり

Web:http://www.northernstarlodge.info/lodge.html

※中富良野バス停まで送迎あり

photographer profile

Asako Yoshikawa

吉川麻子

フォトグラファー。北海道苫小牧市生まれ。札幌市在住。2006年からのスタジオ勤務を経て2011年より独立し、フリーランスとなる。主にポートレイト、衣食住、それらに関わる風景など幅広く撮影。おいしいものといい音楽があると笑顔になります。気のいい犬1匹と現在二人暮らし。

writer profile

Akiko Yamamoto

山本曜子

ライター、北海道小樽生まれ、札幌在住。北海道発、日々を旅するように楽しむことをテーマにした小冊子『旅粒』発行人のひとり。旅先で見かける、その土地の何気ない暮らしの風景が好き。旅粒http://www.tabitsubu.com/

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