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『パイレーツ』俳優J・ラッシュが勝訴、豪紙に対する損害賠償裁判で

  • 2019年4月14日
  • シネマトゥデイ

[シドニー 11日 ロイター] - オーストラリア人俳優ジェフリー・ラッシュさん(67)が名誉を毀損されたとして米ニューズ・コープの豪部門に損害賠償を求めた訴訟で、連邦裁判所の陪審は11日に訴えを認めた。同社には85万豪ドル(約6770万円)以上の支払いが命じられる見通しだ。

 ラッシュさんは映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの悪役バルボッサなどで知られる。

 判決文によるとニューズ傘下の豪デーリー・テレグラフ紙は、ラッシュさんが2015年の舞台「リア王」で、共演女優に対し「不適切な行為」をしたと報道。だが、記事の内容は真実だと証明できなかった。

 米国ではセクハラや性被害を告発する「#Me Too(ミートゥー)」運動が広がっており、ラッシュさんはテレグラフ紙が豪州でも同様の切り口の記事を出そうと焦っていたと主張。

 判事はこれを認め、同紙が記事送信前に適切な事実確認を怠ったと判断した上で「すべての状況において、最悪の、非常に最悪の類いの扇情主義的ジャーナリズムによる記事だ」と断罪した。

 ラッシュさんは判決後、陪審の判断に満足しているとしつつ、すべての関係者がつらい時期を過ごしたと述べた。

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