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地元住民の思い!鉄道管理局員の知恵から生まれた駅♪

  • 2016年9月27日
  • 珍鉄

この駅舎、なにかおかしいと思いませんか? 入り口は普通ですが、駅舎全体がすっぽりと土に埋まっているんです。
この変な駅の名前は長鳥(ながとり)駅。土の中にある待合室は一方にしか窓がないので昼間でも薄暗く、夏でもひんやりとしています。

ー新潟県・JR信越本線ー(Niigata Pref.・JR Shinetsu Main Line)

待合室の奥にあるトンネルを進み、突き当たりを右に折れて階段を上ったところがホームです。ところがこのホームがたいへんに狭く、列車が通過するときにホームにいるとたいへん危険。
どうしてこんな駅が誕生したのでしょうか?
この駅は、昭和18年9月に列車の行き違いを行うための信号場として開業しました。せっかく列車が停まるのだから人も乗り降りできるようにしてほしいと地元住民が国鉄に請願をしましたが、駅に勾配・カーブがあることや、用地を確保するための工事に莫大な費用がかかることからなかなか許可が下りなかったのです。

そこで、地元出身の新潟鉄道管理局員が知恵を絞り、通常は対向式ホーム2本にするところを島式ホーム1本にしたり、ホーム上の待合室は造らないことにするなど、可能な限りのコスト削減をして国鉄から示された金額を大幅にカット。こうして費用の問題を解決して現在の長鳥駅が誕生したのです。

不便そうな土の中の待合室、狭い島式ホームには、そういった先人の駅誘致に対する熱い思いが込められていたんですね。

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