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何?この大きなコンクリートの筒は??戦国時代?

  • 2018年2月1日
  • 珍鉄

特急列車の行き交う中央本線に似つかわしくないような古風な駅舎を持つのが日野春(ひのはる)駅です。

ー山梨県・JR中央本線ー(Yamanashi Pref・JR Chuo Main Line)

駅の開業は明治37年12月。駅舎はなんと開業時のものだそうです。
さて、この駅のホームに降りてみると、なにやら円筒形の物体が目に入ります。

これが、この駅の名物である給水塔です。下半分がレンガ、上半分がコンクリートという、ちょっと変わった造りです。
この給水塔、なんと駅が開業したと同時に造られたもので、蒸気機関車の時代には、東京方面からこの駅までやってきた列車は、これから南アルプスの勾配を登るためにこの給水塔からタンクに水を補給していたんです。

そんな給水塔がここに造られた理由、それはなんと戦国時代にまで遡ります。
戦国武将として知られる武田勝頼が、現在の韮崎市に新府城を城築にするあたり、八ケ岳の水を引くために水路の建設を進めましたが、織田軍に攻め落とされ工事はストップしてしまいました。その水路工事が中断したのが、ここ日野春なんです。

月日が経ち、鉄道を建設するにあたって、その水路により安定した水が確保できたことから、ここを蒸気機関車の給水場所にしたわけです。
給水塔は、高さ15メートル、直径2メートル。26000リットル水を蓄えることができたそうですよ。
すぐそばまで近づくことができるので、この貴重な鉄道遺構、観察すると楽しいですよ。

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