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2つの町の特徴をうまく駅舎に取り込みました!!

  • 2018年1月15日
  • 珍鉄

新潟県一の大河・信濃川と、その支流の魚野川が合流する、そんな場所にあるのが越後川口(えちごかわぐち)駅です。

ー新潟県・JR上越線ー(Niigata Pref・JR Joetsu Line)

駅舎は昭和44年に改築された2階建の立派なもので、平成28年3月にリニューアルされました。

駅舎正面の格子はリニューアル時に設置されたものなんですが、よく見てみると魚が描かれています。いったいこれは何を現していると思いますか?
町を流れる魚野川は、アユの絶好の釣り場として有名で、全国から釣り師がやってくるほどなんです。アユを獲るには友釣りが一般的ですが、魚野川ではヤナ漁という方法も行われます。
ヤナ漁とは、川のなかにヤナというスノコ状の台を設置し、そこに打ち上げられたアユを手づかみで獲るというものです。

そう、越後川口駅のファサードに描かれているのは魚野川のヤナとアユなんです。この地域の風土を的確に現したすばらしいデザインですね。
そして、この駅舎の特徴がもうひとつ。

この駅の周辺の、川口地区、山古志地区、小千谷市東山地区の一帯はかつて「二十村郷」と呼ばれていました。江戸時代初期、山奥で交通の便が悪かったこの地区は、食糧の確保が難しかったことから、棚池で鯉を食用として飼育し、貴重なタンパク源としていたそうです。

ある時、その鯉のなかに、突然変異により模様のついた鯉が現れました。これが「錦鯉」の始まりなんです。
つまり、この越後川口は、山古志、小千谷と並ぶ「錦鯉発祥の地」なんです。

そのことを示すように、駅舎の入口には、錦鯉のモザイク画が描かれていて、これは昭和44年の駅舎建築時からあるものなんです。

カラフルな錦鯉たちが気持ちよさそうに泳ぐ姿を描いたみごとなモザイク画。この駅にきたらぜひ近くで鑑賞してみてください。

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