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生誕50周年!世界で1つだけのオールラウンダーミニバン「デリカ」の魅力と歴史に迫る!

  • 2018年11月8日
  • CAMP HACK

三菱デリカは今年生誕50周年!「PLAY THE NATURE!」のキャッチコピーにふさわしく、アウトドアユーザーに根強いファンが多いクルマです。現行モデルのデリカD:5に至るまで、なぜこんなにも長きに渡り愛され続けるのか、どんなところがアウトドアシーンにフィットするのか、歴史を探りつつ、その魅力に迫ります!

世界で1つだけのオールラウンダーミニバン「デリカ」って?

見た目のカッコ良さはさることながら、デリカの魅力としてよく耳にするのが、「他のミニバンの追随を許さない悪路走破性」や「クロスオーバーSUVとは一線を画す性能」といったワード。

これらを総評して「世界唯一のオールラウンダーミニバン」なんて言われ方もされています。

でもこれらのワードだけでは、具体的にどんなところが他のミニバンよりスゴイのか、ちょっとピンとこないですよね。

そこで今回は、現行モデル「デリカD:5」の魅力と生誕50周年を迎える「デリカシリーズ」の歴史について、ググっと掘り下げてご紹介します!


アウトドアシーンにフィットするその性能とは?

アウトドアユーザーに根強いファンを持つデリカですが、いったいどんなところがアウトドアシーンにフィットしているのでしょうか?

ここではデリカの高い走破性を実現する構造や、唯一のオールラウンダーミニバンと称される理由について、詳しくご紹介していきます!

“これまで”のミニバンを変えた「デリカ」

元来ミニバンは、開口部の大きさと箱型構造による高い居住性と引き換えに、ボディの弱さと走行中の不安定さという大きな弱点を抱えていました。

ところが、哺乳類の肋骨のような「リブボーンフレーム」構造を採用したデリカD:5では、ミニバンの高い居住性と積載力はそのままに、悪路を走れるボディ剛性に加え、操縦安定性も実現!

2007年度の自動車アセスメントの衝突安全性能試験総合評価では、なんと最高の6スターを獲得しています。

デリカD:5の原点! 電子制4WDが生み出すオールラウンド性能

リブボーンフレーム構造と並び、デリカD:5を「世界唯一のオールラウンダーミニバン」たらしめる要因の1つに、三菱が誇る「電子制御4WD」システムがあります。

①横からの強風が吹いてもへっちゃら!前後の駆動力を適切に配分する”4WDオートモード”
②悪路走行時や雪道などの滑りやすい路面でもしっかりエンジンパワーを地面に伝える”4WDロックモード”
③燃費重視の”2WDモード”

上記3つのモードが選べ、ダイヤル式のセレクターで走行中の切り替えもスムーズです。

傾斜45度までの登板能力! 環境性能も実現するクリーンディーゼルエンジン

そして、デリカD:5の魅力を語る上でもう1つ忘れてはならないのが、クリーンディーゼルエンジンの力強い加速性能。

ガソリンエンジンモデルもラインナップされていますが、シフトパターンに、急勾配の坂道や牽引時に便利なLレンジを備えた「INVECS-Ⅱ 6速スポーツモードA/T」を搭載しているのは、クリーンディーゼルモデルだけ。低回転から力強く加速、わずか1500回転で最大トルクの36.7kgf・mを発揮し、傾斜45度の登坂も実現する驚愕のパワーを誇ります。

また、最先端の排出ガス浄化システムなどにより、平成21年排出ガス規制(ポスト新長期規制)、平成27年度燃費基準+10%(JC08モード)もクリア。高い環境性能を誇るクリーン税制対象車でもあるんです。

カッコいいだけじゃない、ワケあっての腰高スタイリング

一目見て他のミニバンとは大きく異なるのが、最低地上高210mという圧倒的な腰高スタイリング。デリカD:5のトレードマークともいえるこの腰高デザインは、カッコイイだけじゃなく、ラフロードや凹凸の激しい不整路でも高い走破性を実現する本格4WD車の証。

同時に急勾配でも耐えられるスペックを搭載。キャンプ場や山道、雪道にも安心してどんどん入っていける頼もしさです!

ミニバンとしてのユーティリティは実際どうなの?

ここまでは、ミニバンなのにSUVに劣らない本格4WD車としての側面を中心にご紹介してきました。しかし、デリカD:5の最大の魅力とは、「本格4WD車でありながら」+「ミニバンとしての高い居住性や定員数の多さ、積載力が備わっている」ところ。

ここでは、ミニバンとしてのユーティリティは実際どうなのか、詳しく見ていきましょう!

シートアレンジのバリエーションや積載量は?

デリカD:5には7名乗車モデルと8名乗車モデルが。どちらのモデルも3列シートまでフルに乗車してもさらにラゲッジスペースが確保可能。3列シートの足元にもゆとりの空間があり、長距離移動も快適です。
3列目シートを跳ね上げた5名乗車のシートアレンジならラゲッジスペースはより広く、荷室長1200mmを実現。

5人家族でのキャンプでも余裕の積載力ですね。さらに、2列目シートを畳んだ2人乗車アレンジならなんと荷室長1610mm! また、2列目シート片側を畳んで3列目シート片側を跳ね上げれば、4名乗車で長尺物も積載OK。

幅広いシートアレンジと居住性、余裕の積載量は、1BOXミニバンとしても優れたユーティリティを誇るデリカD:5の大きな魅力なんです。


デリカD:5で車中泊はできる?

ここまでオールラウンドなデリカD:5となれば、さらに車中泊も欲張りたいところ。もちろん、2列目・3列目を倒したフラットシートアレンジは可能なのですが……。

実は、フラットシートアレンジにしても、2列目シートと3列目シートそれぞれ背もたれと座面部分の段差がかなり残ってしまった状態に。このままの状態ではかなり寝心地が悪く、また荷物を置くスペースが全くありません。

出典:筆者撮影
欲張りな筆者としては、実家に家族4人で帰省する荷物が積めて、且つ途中で車中泊がしたいという希望を実現すべく、ネットで先達者たちのブログなどを参考に、イレクターパイプで車中泊キットを制作してみました。

出典:筆者撮影
結果、設計1日+制作1日の約2日で完成。インフレータブルマットを置いた1列目に小学4年生の娘が寝て、2・3列目エリアに小学6年生の息子、私、主人の3人が互い違いに寝ることができました。

参考にしたブログでは1段のキットでしたが、我が家は後部3分の1を2段仕様にしてラゲッジスペースを確保。希望条件は全て満たせたものの……、デリカD:5はフロア部分にも細かい段差が随所にあり、車中泊キットの脚が安定しにくいという課題が。この課題をクリアできればもっと車中泊が増えるかもしれません。

「デリカ」は最初「デリバリーカー」だったってホント?!

「ミニバンでありながら本格オフロード志向」という、世界的にみても唯一無二の存在といえるデリカD:5。このユニークで愛されるべき魅力は、一体どんな変遷を経て現在に至るのでしょうか。

ここでは、現行モデルデリカD:5へと受け継がれる魅力について、生誕50周年を迎えたデリカシリーズの歴史から紐解いていきます!

デリカシリーズ初代「デリカ(トラック)」

デリカD:5に至る「デリカ」シリーズ最初のモデルは、なんと1968年に発売された600kg積トラック「デリカ」。

デリバリー(配達する)カー(Car)を合成して「デリカ」というネーミングに。初代デリカは、本当にデリバリーカーだったんです!

デリカシリーズ2代目「デリカコーチ」

そしてその翌年の1969年、完全に商用車だったデリカトラックをベースに、乗用9人乗りの「デリカコーチ」が発売。

レジャーに対する意識が急速に高まりつつあった国内需要に合わせ、1972年には天井部分がルーフゲート開閉式になっている「デリカキャンピングバン」も発売されます。この頃から、レジャーやアウトドアシーンにフィットするデリカシリーズのDNAが脈々と受け継がれていくんですね。

デリカシリーズ3代目「デリカスターワゴン」

そして遂にデリカD:5の直接の祖先といえる「デリカスターワゴン」が1979年に発売されます。1982年のモデルチェンジにより、ワンボックスワゴンとして日本初の本格的4輪駆動システムを搭載。

それまで軍用や商用がメインだった4WD車を、乗用車へと転化させた、同社のパジェロと並ぶ重要なモデルとなり、「デリカ=4WD」の系譜がここに始まります。最低地上高の高さもこの頃からいち早く取り入れられていますね。

デリカシリーズ4代目「デリカスペースギア」

「デリカスターワゴン」の後継モデルとして1994年に発売されたのが、デリカシリーズ4代目「デリカスペースギア」。多彩なシートアレンジや本格ウォークスルーなど「スーパー・プレジャー・RV」がコンセプト。

2代目パジェロをベースに開発され、前面衝突安全性能を大幅に向上させた日本初のフロントエンジンレイアウトワゴン。そして、強固なラダーフレームをモノコックボディに溶接した剛性の高い構造など、「ミニバンなのに本格オフロード仕様」という、唯一無二のデリカの魅力がここに確立されたのです。


現行モデル「デリカD:5」とモデルチェンジの可能性

デリカシリーズ5代目となる、現行最新モデルの「デリカD:5」。現行モデルの中でもエンジンや4WD/2WD、特別仕様車など大きく分けて6種類のモデルがラインナップされています。


どのモデルが自分にフィットするのか迷ってしまいそうですが、先に詳しく見てきたクリーンディーゼルエンジンや4WDの性能を踏まえ、デリカ:D5が自分のライフスタイルのどんなシーンで活躍してくれそうなのか、価格や定員など十分考慮して購入を検討するといいですね。

ここでは、一覧からは分からない個性を放つ「夏の特別仕様車 JASPER(ジャスパー)」、「ACTIVE GEAR(アクティブギア)」、「Mグレード」の3つのモデルをピックアップしてご紹介します。

夏の特別仕様車「JASPER」

2018年4月25日に夏の特別仕様車として発売されたのが、「JASPER(ジャスパー)」。ベースグレードはD-Power packageの8名乗り。夏山や森林をイメージしたこのモデル専用カラーリング「ディープシーグリーンマイカ」にフロントフェイスのメッキ調の「DELICA」ロゴが映えるデザインに。
このほか、アウトドアシーンに便利な撥水機能付きのシート生地が採用。また、専用ディーラーオプションパッケージでは、「JASPER」ロゴ入りのカーゴフェンスやボディへの泥ハネを防ぐ赤いマッドフラップなどがラインナップ。

よりアウトドアシーンでの利便性を高めることが可能になっているのが特徴です。

ACTIVE GEARシリーズ

アウトドアシーンでスタイリングをより力強く強調した「ACTIVE GEAR」シリーズ。デリカD:5に加え、「RVR」「eK-custom」「eK-SPACE」の4車種で展開。こちらもベースはD-Power packageですが、7人乗り。ブラックのアルミホイールにリアアンダーカバーなど、全てブラック×オレンジで統一されたカラーリングがインパクト大です。
シート生地にはスエード調の人工皮革を採用、インテリア全体の雰囲気がランクアップしています。内装も細部までオレンジをアクセントに用いたこだわり仕様。ジャスパーと同じく7インチWVGAディスプレイメモリーナビゲーション「MMCS」の装着が選択可能です。

コンプリートパッケージでは、フロントバンパーの「DELICA」ロゴからサイドガーニッシュ、リヤディフレクターに至るまでオレンジの、まさにコンプリートな世界観です。

デリカD:5、フルモデルチェンジでD:6へ?!

現行モデルのデリカD:5も、2007年の発売からすでに11年が経過。新型デリカD:5のプロトタイプのテスト走行がスパイショットされるなど、近々フルモデルチェンジが行われ、2019年1月頃の発売が予想されています。

新型デリカのデザインやコンセプトとしては、さまざまな予想が出ていますが、2016年8月にインドネシアで開催された国際オートショーで披露された、「MITSUBISHI XM Concept」に近いのではとの予想が。SUVの力強さとMPVの多用途性を融合させた、スモールサイズのクロスオーバーMPVコンセプトカーです。

また、フロントデザインに関しては、2017年秋からインドネシアで販売を開始した「次世代クロスオーバーMPV エクスパンダー」に近いものになるとの予想が。2018年3月に発売されたエクリプスクロスとの共通点も多く、三菱車に共通するフロントデザイン「ダイナミックシールド」も取り入れられる可能性が高いといわれています。

さまざまな予想がされている新型デリカですが、「世界に1つだけのオールラウンダーミニバン」としてのDNAが受け継がれたモデルであって欲しいところですね。

一度乗れば、「デリカ愛」が止まらない

出典:筆者撮影
デコボコ道も、雪道も、なんなら傾斜45度の坂道だって! 大切な家族もギアもしっかりと守る強いボディと高い走破性で大自然へと誘ってくれるデリカD:5。家族の思い出の中にはいつもデリカが一緒。あなたも一度乗ってみれば「デリカ愛」が止まらなくなるハズです。大家族だって、大荷物だって、悪路だってデリカD:5なら、全て受け止めてくれますよ!

 
DELICA, me fulfill all of hope!

デリカなら、全て叶えてくれる!


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