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A-suke流「アウトドア ダンディズム」#11:使えるロープワーク(後編)

  • 2018年3月19日
  • CAMP HACK

東京の水道橋にあるアウトドアをコンセプトにしたカフェ&バー「BASECAMP」を営む傍ら、「男前キャンプ」と題したイベント活動も行っているA-sukeさんの連載がスタート。第11回で連載は一区切り。今回は、一生使える!?ロープワークの後編を紹介していきます。

ロープワーク後編。連載も、今回でひと段落

今回もロープワークネタなんだけど、前回のひと結びから発展させていくといろいろ覚えられるよ! っていうネタだったのに対して「これは覚えたほうが早い!」3点を紹介したい。

まず初めは「もやい結び」

聞いたこともあると思うけど、これはタープのグロメットなんかにロープを通してから輪っかを作れる結び方。この結び方でないと対応できないこともしばしばあるはずで、知っていればすぐ対応できるけど知らないとお手上げってこともあるかも。

で、もやい結びってこんな感じ。

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特徴は何といっても、グロメットに通してから締まらない輪っかが作れるってこと。キャンプで一番使うノットはこの結びで、他の結びで代役が効かないから覚えなきゃならないノットの筆頭はこのもやい結び。

結び方の解説は以下の通り。

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①まずは完成の輪っかの下の結びができる部分に輪を作る。

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②輪の中を下から上にくぐらせて、編むようにメインのロープも下から回します。①の輪に対して上下を間違えるとうまくいかないからここを理解できるまで練習しよう。

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③メインロープにからめるように下から回した先端を、もう一度結びのできる輪の中へ。

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④締め込めば完成。

2つ目の結び方は、硬いものにロープを巻き付けるときに使う「巻き結び」。

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ちょっとしたコツで簡単にできて、引っ張っていればほどけないのにほどこうと思ったらすぐほどけるノット。古くから船乗りなどがよく使うノット。ちなみに英語では「クローブ・ヒッチ」。

立ち木を利用してタープを張るとか、木と木の間にロープを張るなどに使えるぞ。見た目通りとても単純なのでぜひ覚えよう。結び方は以下の通り。

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①まずは木にグルッとロープを巻き付けよう。

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②もう一回転させて先端を斜めに交差してるロープの下をくぐらせて締めれば完成。一見頼りないけど強い力が加われば、ほどけにくいぞ。簡単なので数回練習するだけで覚えられる。試しに、やってみよう。

最後の3つ目は「トラッカーズヒッチ」だ。

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この結びは木と木の間にピンピンにロープを張る時や荷物を荷台に固定するときなどキツく締め込みたいときに活躍する。トラック野郎が荷物を縛って止める結びだから「トラッカーズヒッチ」ってわけ。こいつはなかなか複雑なノットなんだけど、2つのパートに分かれていることを理解すれば思った以上に覚えやすい。

まずは1つ目のパート。ロープの途中に輪っかを作るのだ。
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このロープの先を木にグルッと回して再び上の輪っかの中にロープを通すと滑車を使って締め込むようにロープがこの輪の中を滑るんだ。だから強く締め込むことができる。

で、2つ目のパートは……。

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写真に臨場感がないけど(笑)上の写真でギューっと締め込んで……。

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張ったロープが戻っていかないように、まずはひと結びを一回。

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で、反対側にもう一回結んで締め込めば……。

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完成!

最後のトラッカーズヒッチは一見難しそうだけど後半の結びはひと結びを2回繰り返すっていうのがわかるはず。ロープワークの基本は「ひと結び」だってことを忘れなければ複雑なノットにも挑戦すれば構造が理解できて覚えやすいはずだ。

さぁ、みんなもいつものキャンプセットに細引きを足してテントサイトで便利に使ってみよう!

#01・#02記事はこちらから

>>CAMP HACKでこの記事を読む

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