サイト内
ウェブ

ネットで願望に任せて「あり得ない」キーワード検索してたら、お金持ちになったお話

  • 2018年10月7日
  • Business Journal

 お金を稼ぐための第一歩は、「稼ぐ機会の気づきをどう得るか」です。たとえば、昨今は見える人にしか見えない「局所的なバブル(=稼ぐ機会)」がいたるところで発生しているように感じます。昔のような「日本経済全体がバブル」といった大きなくくりではなく、「特定商品群」「特定セクター」「特定地域」といった、もっと限定された範囲におけるバブルです。

 そのバブルにいち早く気がつき、ビジネスを仕掛け、先行者利益を上げている人がいます。一方で、ほとんどの人はそのビジネスの存在はおろか、バブルにさえも気づいていません。

 たとえていうと、山奥の村で行われている盆踊りで人知れず楽しんでいる人たちがいるイメージでしょうか。今風に言うなら、六本木ヒルズの49階(会員制のプライベートサロンがあるフロア)では、夜な夜なお金持ちたちのビジネス交流会が開かれ、会場のそこかしこで商談が行われているのに、1階のショッピングフロアを歩いている一般の人たちは、それをまったく知らないというような感じです。

●チャンスの扉が開いている時間は短い

 知ろうとすればたいていのことがわかるネット時代では、情報を探そうとする人と探さない人との間に、埋めようもない深い溝ができてしまいます。

 典型的なのは、2017年の「仮想通貨バブル」です。今後の価格がどうなるかはわかりませんが、2017年12月の急騰相場で参入した人は、翌年1月の大暴落に巻き込まれ、大きな損失を出したようです。一方、それ以前に買っていた人は、暴落してもなお利益は出ているでしょう。

 こうした局所バブルは、ほとんどの場合マーケットが小さく、かつチャンスの扉が開いている時間も短いものです。逆に言えば、そこに気がつくことさえできれば、一個人であっても大きな利益を得られる、あるいは有利な状況を勝ち取れる可能性を秘めているということ。しかし、多くの人が知るのはたいていバブル崩壊直前で、一歩踏み込んだとたんに黒焦げになる、ということが起こりがちです。

 では、気づく人と気づかない人の差はどこにあるのか。情報に対する感受性や好奇心はもちろんベースとして重要ですが、私は、その人が検索窓に打ち込むキーワードが、ひとつのカギを握っていると考えています。

 そこで、「人生の可能性を広げる検索キーワード」について考えてみたいと思います。

●ベストセラー『日本脱出』も検索から始まった

 2011年の東京電力福島原子力事故直後、私の頭には「海外移住」「永住権取得」というキーワードが思い浮かびました。仕事や家があるからという理由で身動きが取れず、放射線被害に怯えつつも、やむを得ずそこで子育てをしている人のことをニュースで見たときです。 私はそのニュースを見ながら、「住む場所を選べないのはひとつのリスクだ」と、居住地分散の必要性を感じました。

 そこで、すぐにそのキーワードでネット検索し、その結果、東南アジアがよさそうだと考えました。続いて、東南アジアのフリーツアーを検索。「4カ国周遊で食事付き」が1人7万円で出ているのを発見し、すぐに予約しました。

 さらに、現地の不動産エージェントを検索します。たとえば「シンガポール+不動産」や「シンガポール+永住権取得」というキーワードで検索すると、現地で不動産業あるいは移住支援ビジネスを営んでいる日本人エージェントのブログやホームページがヒットします。それら数社にアポイントを取って見て回りました。

 最終的に私はマレーシアで家を買ったのですが、そこに至るプロセスを『日本脱出』(あさ出版)という本にして出版したところ、5万部を超えるベストセラーとなりました。印税という副収入を得ただけでなく、これをきっかけにアジア不動産投資セミナーや視察ツアーを主催し、雑誌の取材や講演の依頼を受けるようになり、関連の仕事も広がっていったのです。

 自分が実践したひとつのアクションから芋づる式に収益に変える。つまり「すべての行動を収益化する」ことができるのも、すべてインターネットのおかげです。ネットがなければ、こんな稼ぎ方はできなかったでしょう。

●「セコい」と「検索上手」は紙一重

「日本脱出」「海外移住」「永住権取得」というのは、普通の人には現実味の薄いキーワードかもしれません。しかし、もっと日常的なキーワードであっても得をすることは可能です。

 たとえば買い物。昔は実際に店頭に行かなければ値段がわからなかったのが、いまや日本全国のショップのなかから、もっとも安い値段で売っている店を比較して選ぶことができます。ネット通販なら、価格.comをはじめ、複数の価格比較サイトをさらに横断して比較できるサイトもあるので、同じ商品を扱っている最安値の店を探すことはとてもカンタンです。

 家電などは量販店よりネットショップのほうが安いことも多く、「送料がタダ」とか「ポイント○倍」とか、「レビューを書くと割引が受けられる」という店舗もあります。これは、実際にやっている人も多いでしょう。  

 私自身も何か買い物をするときは「商品名+激安」はもちろん、「商品名+無料」「商品名+ゼロ円」「商品名+タダ」などの組み合わせでも検索し、極限まで安値で買える方法を探しています。すると、「モニターで無料提供」「初回だけタダ」などのキャンペーンにたどり着いたりします。

 たとえば子どもができたときにも、妊娠中は「妊婦+特典」「マタニティ+プレゼント」「子育て+無料」などで検索し、大量のベビー用品をゲットしていました。妊婦特典でミネラルウォーター72リットルをタダでもらいましたし、有機野菜の宅配も「妊婦・子供がいる家庭は送料無料」のサービスを使っています。

 これを「セコい」と感じるか「賢い」と感じるかは人それぞれですが、「安くなる」「タダでもらえる」ことがうれしくない人はいないと思います。もちろん、そのことに費やす時間と、得られるメリットを比較する必要はあります。「検索」にかかる時間はゼロではありませんから、多忙な人が単価の低いものまでいちいち検索で調べてはいられない、ということはあるでしょう。さらには「縮小均衡的な節約思考」も、人生を貧しくすることにつながり本末転倒です。

 しかし、人に見えない部分、快適性や利便性を犠牲にしない部分で生活コストを削減することは、より自由な生活基盤の構築につながると私は考えています。なぜなら、それで浮いたお金をほかのもっと重要なことに振り向けることができるからです。

 そう考えると、「検索」に一手間をかけるかかけないかという差の積み重ねは、人生全体で見たらかなり巨大になるのではないでしょうか。

●「あり得ない」キーワードであっても、とりあえず検索する

「激安」「格安」といったキーワードの組み合わせで検索して買い物する人は多いと思いますが、逆に「あり得ない」と思えるキーワードで検索することによって、意外な発見をする場合があります。

 たとえば「マイホーム+タダ」などという組み合わせで検索する人はそう多くないと思います。しかし、私が実際にそれで検索をしてみたところ、いくつかの方法が出てきました。それが、今私が住んでいる「ローン0円住宅」の建築につながりました。

 そのほかにも、「あり得ない」と思いつつ、「税金+ゼロ」とか「投資信託+利回り30%」などで検索してみる。すると、ど真ん中にはヒットしなくても、意外と関連情報が出てくるものです。

 ド定番の単語や、自分の常識の範囲内のキーワードで検索するだけであれば、出てくる結果も想定の範囲内。それでは自分の世界も変わらない。だから、あり得ないと思われるキーワードの組み合わせや、欲望をそのままストレートに検索をかけてみるのも有効です。 平凡なワードで検索すれば、平凡な結果しか出てこない。しかし非凡なワードで検索すれば、非凡な結果が出てくる可能性が高くなる。思わぬ発見や気づきが得られる。そしてそれが、自分の人生をより有利に豊かにしてくれるとしたら?

 検索において重要なのは、「自分の生き方を変革させる」ために役立つ(であろうと思われる)キーワードの組み合わせを考えることです。ネット空間には、未知の情報がうなるほど埋もれています。つまりネット社会で生きる私たちが研ぎ澄ますべきは、「どのようなキーワードを組み合わせて検索するかというセンス」です。そのセンスは、意識すれば高めることができると私は考えています。それを紹介したのが拙書『“引きこもり主夫投資家”が教える グーグル検索だけでお金持ちになる方法【アップデート版】』(光文社 知恵の森文庫)です。
(文=午堂登紀雄/米国公認会計士、エデュビジョン代表取締役)

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
CYZO.inc