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よかれと思ってしていることが裏目に!「冷え」につながる生活習慣

  • 2018年10月12日
  • 美BEAUTE

「冷え」による悪影響と改善の極意 山口勝利さん

秋冬に太る理由は、冷えにつながる夏の生活習慣にあり!


体が冷えていたら、いいことはひとつもない。そう思うからこそ、体を温める工夫をしているはずなのに、いつもお腹やお尻、太もも、二の腕などが冷えていて、体の内側も冷たいような……慢性的な「冷え」に悩む人のために、原因や対処法を専門家に聞きました!

秋冬になってくると、今まで以上に「冷え」を実感している人は多いはず。「全国冷え症研究所」の所長であり、理学博士で鍼灸師の資格も持つ山口勝利先生によると「夏に冷え対策をしてこなかった人は、秋冬にそのツケを払うことになる」そう。一体なぜでしょう?

「秋から冬にかけて太りやすいタイプの人は『食欲の秋だから』と思っているかもしれませんが、夏の過ごし方が原因のことが多いです。夏は冷房や薄着、冷たい飲み物や食べ物などで、体を冷やす機会が多い時期。きちんと対策せずに過ごしていると、内臓温度が低い体になってしまいます。

通常、手足やお腹、お尻、二の腕などが冷たくなっていることが『冷え』だと思われますが、実は『冷え』を計測するのは体内にある『内臓温度』。私たちの体には、脇の下などで体温計を使って計る『体表面温度』と、体の内臓の温度を計る『深部体温』の2種類があります。体表面温度は、一日のうちでいつ計るかによって変動が生じますが、内臓の温度はそれほど変化がありません。そこで『冷え』を判断するときに使うのが、深部体温の数値なのです。

夏の間に、体を冷やす生活を続けていると、内臓温度が低い体になったまま、秋を迎えます。内臓温度が1℃低下するだけで、基礎代謝は12〜15%も下がります。本来、夏よりも冬のほうが基礎代謝量はアップするはずなのに、内臓温度が低いせいで上がらず、痩せにくい体になってしまうのです」(山口先生)

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内臓の冷えを引き起こす、やりがちな食べ方・飲み方


体が冷えていたら、いいことはひとつもない。そう思うからこそ、体を温める工夫をしているはずなのに、いつもお腹やお尻、太もも、二の腕などが冷えていて、体の内側も冷たいような……慢性的な「冷え」に悩む人のために、原因や対処法を専門家に聞きました!

私たちが美容や健康のために「よかれと思って」やっている生活習慣には、体を冷やすものも多いそう! たとえば、食生活の面では、どんなミスがありますか?

「ダイエットのためにカロリー制限をおこなう人は多く、極端な食事制限や栄養不足が、冷えを引き起こすケースは多々あります。まず、体を冷やす食べものや飲みものに気をつけることが大切です。

『冷たい飲み物は体を冷やす』とわかっていても、ダイエット目的で日に2リットルもの水を飲む人がいます。冷たい水を一日に何度も飲むと内臓温度が低下するほか、水分を摂りすぎると水分が体内に余り、むくみやセルライトの原因になる可能性があります。

水以外の飲みものにも注意が必要です。朝から冷たい野菜ジュースや果物ジュース、牛乳やヨーグルトなどをいただくのも考えものです。どれも『体によい』と思って摂取しがちですが、どれも冷やして飲む・食べるもの。さらに乳製品は体を冷やす作用があり、野菜や果物ジュースの多くには糖分が多く含まれるので、一概に『体によい』とは言えません」(山口先生)

ほかにも、トマトやレタスなど生野菜の食べすぎが体を冷やしたり、肉の食べすぎが血行を悪くして冷えを促進したり……美容のために気をつけがちな食生活習慣が、過剰だと内臓温度を低下させる結果につながってしまうそうです。

靴下や足湯など、冷えを悪化させる生活習慣!


体が冷えていたら、いいことはひとつもない。そう思うからこそ、体を温める工夫をしているはずなのに、いつもお腹やお尻、太もも、二の腕などが冷えていて、体の内側も冷たいような……慢性的な「冷え」に悩む人のために、原因や対処法を専門家に聞きました!

次に、冷えを悪化させる、やりがちな生活習慣について教えてください!

「まず多いのが、靴下の重ね履き。秋冬になると、家やオフィスなどで冷え対策のために、靴下を重ねて履いたり、タイツやストッキングの上から靴下を履いたりする人が増えます。でも、これでは足を締めつけすぎて、血管が圧迫され、血流が悪くなります。締めつけの強いブーツも同様で、内臓温度の低下につながります。さらに、重ね履きは静電気を発生させます。フリースのような化繊も注意が必要ですが、実は静電気も体を冷やす一因になるのです」(山口先生)

さらに、温めたいときに取り入れる人の多い入浴についても、注意が必要だそう。

「秋冬に足元が冷えて、手軽な『足湯』をする人が多いのですが、これが冷えの元なんです! 足湯をすると足元が温まり、血管が拡張します。でも、お湯から足を出した途端に、拡張した足元の血管から一気に熱が放出され、あっという間に冷えてしまいます。冷えの問題は内臓温度にあるので、半身浴でお腹を温めることが必要です。なお、内臓温度が低いと自律神経が乱れる場合が多いので、シャワーではなく、ゆっくりと半身浴をして副交感神経を刺激し、リラックスすることをおすすめします」(山口先生)

自分のためになると思ってしていたことが、こんなに間違えていたなんて……。内臓温度が低く、体内が冷えているうちは、どれだけダイエットや美肌作りにいそしんでも、効果は半減! まずは体内を温めることから始めていきましょう。

■監修
山口 勝利さん
Shape Lock代表 柔道整復師 鍼灸師 全国冷え症研究所所長
美容家プロフィール


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