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健康の大敵「歯石」正しい取り方を徹底研究。輝く口元で若見え美人!

  • 2018年8月1日
  • 美BEAUTE

【自分で歯石取り1】痛い?気持ちいい?


歯をチェックする女性

歯と歯茎の状態を知ろう


にっこり笑った口元からのぞく白い歯、魅力的ですよね?美しい歯を保つことは、健康面でも美容面でも、とても大切です。毎日、歯磨きしていれば安心――ほんとうにそうでしょうか?自分で歯石を取りたいと考えるなら、まずその前に、歯と歯茎がセルフケアに耐えうる状態かをチェックしましょう。


●歯をきちんと磨けているか?
あなたは1日何回、歯を磨いていますか?朝晩2回、毎食後欠かさず、という女性も少なくないでしょう。しかし、ただ習慣的になんとなく、あるいはパパッと適当にといった磨き方では、何回磨いても効果は期待できそうにありません。

奥歯の裏側、歯と歯の間、歯並びが乱れているところなど、歯ブラシが届きにくい場所を意識しながら、ていねいに磨くことを心がけましょう。歯磨きの目的は「汚れをきちんと落とす」ことなのです。

●歯茎の色と弾力は?
引き締まったピンク色の歯茎ならば理想的。日ごろのケアがきちんとできている証拠でもあるので、歯石ケアも容易でしょう。

一方、歯磨きの際によく出血する、赤みが強い、ぶよっとした箇所があるといった場合は要注意!歯周病か、その予備軍の可能性があります。こうした状態のまま自分で歯石取りをしようとすれば、痛い思いをしたり、症状を悪化させてしまったりする怖れがあるため、まずは正しいブラッシングで歯茎の状態を改善するところから始めましょう。
炎症がひどい場合には、早めに歯科へ行くことをおすすめします。

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歯石は、こうしてできる


私たちの口の中にはもともと多くの細菌が潜んでおり、食事のあとの食べかすなどを栄養として、これらの菌が大繁殖すると、ネバネバした汚れの塊「歯垢(プラーク)」に変化します。
そのまま放っておくと虫歯や歯周病の原因となるため、からだは唾液に含まれる成分でこれを石灰化し、細菌の動きを封じ込めようとする、こうしてできるのが「歯石」です。つまり、歯石はからだの防御反応の産物であり、それ自体が悪さをすることはありません。

とはいえ、いったん歯石になってしまうと、歯磨きだけでは取れなくなります。その結果、間接的にせよ、さまざまなトラブルの素となるのです。

たとえば…

●歯石の表面は多くの凹凸があり、歯垢がたまりやすいため、虫歯や歯周病にかかりやすくなる
●ものを噛んだときに歯石と歯茎の間に摩擦が起こり、歯茎が炎症を起こす●歯茎に隠れた歯の根元部分に歯石ができると、空気を嫌う「嫌気性菌」が増え、口臭が発生する原因となる

といったことが考えられます。

要注意!黒い歯石の正体とは


歯石には、誰にでもできる「白い歯石」のほかに、放っておくと厄介な「黒い歯石」があります。その正体は、歯垢に血液が混ざったもの。言い換えれば、歯茎から出血することが多いほど黒い歯石ができやすく、出血の原因を考えれば歯周病である可能性が大きいと言えるでしょう。また、その特徴として、出血が起こりやすい歯と歯茎の間の「歯周ポケット」にゆっくりと時間をかけて作られるため、歯に頑固にこびりつき、白い歯石以上に取り去るのが難しいと考えられます。歯周病の進行を食い止めるためにも、黒い歯石を見つけたら、ムリに自分で取ろうとせず歯科で除去してもらうことです。

歯石のつきやすい場所をチェックしよう


歯石は、いつの間にか少しずつ蓄積していくものです。ただし、きちんと歯磨きをしている人とサボりがちな人とでは、歯石のでき方に差がつくのは当然のこと。歯磨きを怠れば歯垢ができ、その歯垢を取らずにいれば、わずか48時間で歯垢は歯石に変わると言われています。
また、先ほど、歯石は唾液に含まれる成分によって歯垢が石灰化したものだと説明しましたが、唾液の性質は人さまざまで、唾液に歯石を作る成分が多く含まれているほど、歯石はできやすくなるのです。

それでは、自分の口の中にどれくらい歯石が溜まっているか確かめてみましょう。歯石は黄色っぽい色をしているため、よく見れば歯との境目がわかるはずです。歯が乾いた状態であれば、その違いはよりはっきりするでしょう。
歯石ができやすいのは大きな唾液腺がある場所の近く。つまり、下の前歯の裏側と両上の奥歯の裏側です。観察しやすい下の前歯の裏側の状態をチェックすれば、全体の歯石のつき具合を判断する目安になります。

現在は、さまざまな香りやフレーバーの歯磨き粉が市販されており、歯を磨いた直後は口の中もさっぱりと爽快感を味わえることでしょう。ですが、気持ちいいだけで満足しないで、磨き残しはないか、歯や歯茎の状態はどうか、歯磨き後のチェックを習慣づけることが歯石ケアの第一歩です。

【自分で歯石取り2】爪楊枝から超音波スケーラーまで


スケーラー、フロス他

自分で歯石を取る手順と注意点


1)ていねいな歯磨きでコンディションを整える
自分で歯石取りを行う場合には、まず、デンタルフロスや糸ようじ、歯間ブラシなどを使って歯の間に溜まった歯垢や異物を取り除きます。
できれば、歯茎のマッサージも意識しながら、1〜2週間ていねいに歯磨きを続けましょう。歯をきれいにし、歯茎も引き締まった状態になったら、いよいよ歯石取りにかかります。

2)道具を用意する
次に用意するのは、歯科でも使われる「スケーラー」という道具。一般的なのは、先端が鎌のような形をした鎌型スケーラーで、通販でも購入できます。
また、口の中がしっかり見えるように、柄の長い歯科用ミラーがあると便利です。ない場合は、スタンドミラーで代用するか、洗面台の鏡の前に立ってもいいでしょう。

なお、比較的柔らかい白い歯石の場合、爪楊枝を使ってもある程度は取れるかもしれません。ただ、先端が滑りやすく力の加減が難しいため、ムリに取ろうとすると歯茎や口内の粘膜を傷つけるばかりか、歯の表面のエナメル質までも損なう怖れがあります。

3)始めは下の前歯から
まずは、見えやすく、手も届きやすい下の前歯の唇側から取りかかりましょう。歯の根元にスケーラーの先端を沿わせ、歯茎から上に1ミリ程度細かく動かしながら歯石を取っていきます。
このとき、スケーラーを動かしすぎたり、手が滑ったりしないように、柄を3本の指で持ち、1本の指は歯に固定させましょう。
続いて、下の前歯の舌側へ。ここは歯石がつきやすい場所なので、鏡の前で大きく口をあけて歯石をよく見ながら、唇側と同じく、スケーラーを歯茎から上に動かします。

4)歯石取りは数回に分けて行う
セルフケアの場合、歯茎の下に隠れている歯石まで取り除こうとするのは危険です。歯石を取った後、1〜2週間ていねいな歯磨きを続けることで歯茎が引き締まり、隠れていた歯石が現れます。こうして歯石取りと歯磨きをくり返し、何度かに分けて根気よく取り組みましょう。

インターネットでも買える本格ツール


歯科で使われるスケーラーは現在、今は通販などで簡単に購入できます。スケーラーには「手用スケーラー」と「超音波スケーラー」があり、手用は1000円前後で購入可能。スケーラー、歯鏡、ピンセットが収納ケースに入った便利なセットも1000円台から2000円台で販売されています。超音波のほうは、3000円台で購入できるものもある一方、1万円台、2万円台と、価格に幅があります。両者の特徴や使い分けについては、後ほど【歯科で歯石取り1】の章で説明しますね。

歯石を取った後のケアとメンテナンス


歯石を取った後は、口の中に歯石のカスなどが残らないよう、ていねいに口をすすぎましょう。万一、出血した場合は、血が止まるまでうがいをくり返し、口の中を清潔にしておくこと。現在は、特に消毒をする必要はなく、水洗いで十分と考えられています。心配な場合は、洗口液の「コンクール」など、うがい薬で軽くすすぎましょう。こちらも通販で購入可能です。

そして、もう1つ、忘れてならないのは道具のメンテナンスです。使用したスケーラーは、雑菌が繁殖しないように、熱湯やアルコールでしっかり消毒しておきましょう。

【自分で歯石取り3】効果とデメリット


悩む女性+歯ブラシ

セルフケアの限界とリスクを知ろう


歯石は本来、国家資格を持った歯科衛生士が行うものです。実は、プロである歯科医や歯科衛生士でも、自分で自分の歯石を取るのは難しいと言われています。ことに奥歯についた歯石の場合、家庭の一般的な照明では、どこにどれくらい歯石がついているかを確認することさえ難しいでしょう。まずは、自分で歯石を取ることの限界を知るのが大切です。主なデメリットやリスクを挙げてみましょう。


●いちばん取りたい歯石が自分では取れない
歯科で使われる超音波スケーラーのような専門器具を揃えたとしても、どこまで使いこなせるかは疑問です。いくらがんばっても取りきれないことがほとんどでしょう。しかも、いちばん悪影響を及ぼすと思われる黒い歯石、歯茎の中に隠れている歯石を取るのはまずムリなので、セルフケアだけで済ませていると、状態を悪化させてしまう怖れもあります。

●すぐに歯石がつきやすい
歯石を取った後、歯の表面には細かい歯石が残り、ざらざらしています。そのままの状態では、すぐまた歯石がついてしまうのです。そのため、歯科では歯石除去の仕上げに、専用のクリーニング器具で歯の表面を滑らかに整えて歯石がつきにくくします。自分では、ここまで歯をきれいに磨き上げるのは難しいでしょう。

●歯茎にダメージを与えやすい
自分で歯石を取ろうとして、かえって歯石を歯茎の中に押し込んでしまうことがあります。その結果、歯茎が下がったり、炎症を起こし、強い痛みを生じたりすることがあります。また、スケーラーの先端は鋭いため、歯茎を傷つけやすく、扱いには注意が必要です。

●虫歯になりやすい
スケーラーなどで歯を守っているエナメル質を傷つけてしまうと、そこから菌が侵入して虫歯になる怖れがあります。また、汚れと勘違いして虫歯にスケーラーを当ててしまい、虫歯を悪化させてしまうケースもあるようです。


自分で歯石を取る際に、何よりも気をつけたいのは器具によるケガです。歯石を取るのは根気のいる作業です。慣れない道具を使って、歯の間や歯茎との境目にこびりついた歯石をこそぎ取るわけですから、つい力も入りがち。けれどそこは「慎重に、じっくりと、少しずつ」それを忘れないようにしましょう。

セルフケアの効果――予防的処置として


歯石は本来、国家資格を持った歯科衛生士が行うものです。実は、プロである歯科医や歯科衛生士でも、自分で自分の歯石を取るのは難しいと言われています。ことに奥歯についた歯石の場合、家庭の一般的な照明では、どこにどれくらい歯石がついているかを確認することさえ難しいでしょう。まずは、自分で歯石を取ることの限界を知るのが大切です。主なデメリットやリスクを挙げてみましょう。


●いちばん取りたい歯石が自分では取れない
歯科で使われる超音波スケーラーのような専門器具を揃えたとしても、どこまで使いこなせるかは疑問です。いくらがんばっても取りきれないことがほとんどでしょう。しかも、いちばん悪影響を及ぼすと思われる黒い歯石、歯茎の中に隠れている歯石を取るのはまずムリなので、セルフケアだけで済ませていると、状態を悪化させてしまう怖れもあります。

●すぐに歯石がつきやすい
歯石を取った後、歯の表面には細かい歯石が残り、ざらざらしています。そのままの状態では、すぐまた歯石がついてしまうのです。そのため、歯科では歯石除去の仕上げに、専用のクリーニング器具で歯の表面を滑らかに整えて歯石がつきにくくします。自分では、ここまで歯をきれいに磨き上げるのは難しいでしょう。

●歯茎にダメージを与えやすい
自分で歯石を取ろうとして、かえって歯石を歯茎の中に押し込んでしまうことがあります。その結果、歯茎が下がったり、炎症を起こし、強い痛みを生じたりすることがあります。また、スケーラーの先端は鋭いため、歯茎を傷つけやすく、扱いには注意が必要です。

●虫歯になりやすい
スケーラーなどで歯を守っているエナメル質を傷つけてしまうと、そこから菌が侵入して虫歯になる怖れがあります。また、汚れと勘違いして虫歯にスケーラーを当ててしまい、虫歯を悪化させてしまうケースもあるようです。

自分で歯石を取る際に、何よりも気をつけたいのは器具によるケガです。歯石を取るのは根気のいる作業です。慣れない道具を使って、歯の間や歯茎との境目にこびりついた歯石をこそぎ取るわけですから、つい力も入りがち。けれどそこは「慎重に、じっくりと、少しずつ」それを忘れないようにしましょう。

【歯科で歯石取り1】痛い?気持ちいい?


歯の模型

歯科へ行くその前に


歯科は苦手…という人は多いのではないでしょうか?歯石を取るために、わざわざ時間と費用をかけて痛い思いをしに行くなんて…と思うかもしれません。たしかに、個人差はあるにせよ、歯石取りに多少の痛みを伴うことは事実です。しかし、出血したうえ強い痛みを感じて、「あんな思いは2度とイヤ!」という人もいる一方で、ほとんど痛みを感じない人、「ああ、気持ちいい」と感じる人もいるのです。その違いはどこから来るのでしょう?

出血や強い痛みは歯周病のサインかもしれません。また、歯科へ行くのが久しぶりで、その間まったく歯石を取っていなければ、大量の歯石がついていると予想されます。しかも、時間がたってすっかり硬くなった頑固な歯石を取るとなれば、痛い思いをすることも覚悟したほうがよさそうです。要するに、日頃の歯磨きがきちんとできているか、歯や歯茎の状態がよいかどうかによって、感じる痛みは大きく左右されるということです。セルフケアの場合と同様、歯石を取ろうと思い立ったら、歯科へ行く1〜2週間前からしっかり歯磨きをして当日に備えましょう。

歯石除去に使われる道具「スケーラー」


それでは、具体的な歯石除去の手順を説明する前に、ここまで何度も出てきた「スケーラー」についてお話ししましょう。

 大きく分けて「手用スケーラー」と「超音波スケーラー」の2種類があり、それぞれに特徴があります。手用スケーラーの強みは、機械ではできないキメ細やかなケアができること。歯科衛生士はスケーラーを通して歯の質(硬さ・軟らかさ)や表面の微細な凹凸までも感じとり、残ってしまった細かい歯石を取り除いたり、ごく初期の虫歯まで確認したりできるのです。ただ、手で取るので時間がかかること、歯石の硬さによっては力を入れる必要があるため、扱い方しだいで歯や歯茎を傷つけてしまうこともあり、衛生士としての技量や経験が問われます。

 一方、超音波スケーラーは、歯にこびりついた頑固な歯石を効率よく砕いて除去します。手用スケーラーでは届きにくい奥歯のつけ根などにも使うことができます。また、超音波スケーラーの先端は熱を持つため冷却用の水が出る仕組みになっており、その水が空気を取り込みながら歯周ポケットに入り込むことで、内部を洗浄したり、嫌気性の歯周病菌を退治したりといった効用もあります。しかし、人によっては独特の振動を不快に感じたり、その水が知覚過敏などでしみたりすることもあるようです。

 多くの歯科衛生士は、歯茎より上についている歯石は超音波スケーラーできれいに取り除き、歯茎の中に隠れている歯石、歯と歯茎のすき間についている歯石は手用スケーラーでていねいに、痛みのないように取るなど、必要に応じて使い分けをしています。

【歯科で歯石取り2】時間と料金は、どのくらいかかる?


歯科医+衛生士

歯石除去の手順


1)事前の検査:歯科ではまず、歯と歯茎を支える骨が歯石取りに耐えられる状態か検査を行います。万一、歯周病が進んでいて、弱った歯茎にスケーラーを当ててしまうと、出血や腫れ、痛みを引き起こしてしまうからです。検査の結果、通常の方法による歯石除去が難しいと判断された場合には、外科的治療がとられるケースもあります。

後ほど紹介する料金にも関わることですが、保険診療の場合、歯石除去は歯周病の治療の一環として行います。そのため、事前にレントゲンを撮って顎の骨の状態を確認したり、歯周ポケット(歯の周りにある歯肉の溝)の深さを測ったりします。

口の状態や歯石のつき方を把握するうえで欠かせないものであり、現在の保険の決まりでは、歯石除去にはこれらの検査をすることが義務づけられています。ただ、ポケット検査では、歯と歯茎の間に目盛りのついた細い器具を差し込んで溝の深さを測るため、歯石を取るより痛いと感じる人も多いようです。


2)歯石の除去:最も基本的なのは、スケーラーを用いる「スケーリング」という方法です。定期的に歯のクリーニングをしている、セルフケアが行き届いているといった場合、所要時間は30分程度、1回で歯石を取り除くことも可能です。しかし、歯石の量が多い、歯と歯茎の間にまで歯石がこびりついているといった場合には、そう簡単にはいきません。歯茎の奥の深い部分についてしまった歯石を落とすには「ディープスケーリング」という方法を用いますが、通常より先端の細いスケーラーでていねいに取っていくため1度に処置できるのは4〜6本に限られ、数回の通院が必要となるケースもあるのです。

さらに深刻な状況で、歯周ポケットの深さが4ミリを超えるなど、スケーリングだけでは十分に汚れや歯石を取り除けない場合には外科的治療――歯茎を切開して歯石を除去する「フラップ手術」を行うこともあります。

歯石除去の料金――保険診療と自費診療


お口の状態によって処置も異なり、通院回数も違ってきますが、ここでは歯石除去も含めた「歯のクリーニング」の一般的な相場を紹介しましょう。

●保険内でのクリーニング
3割負担の場合は3,000円程度になります。
健康保険の適用は、あくまで「治療」を前提とするため、歯周病の治療という名目で歯石を取ります。従って、料金には処置前の「検査料」「レントゲン撮影料」「初診料」なども含まれます。

●自費でのクリーニング
5,000円〜20,000円程度です。
通称PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)――プロが専用の器具を使って行う専門的処置で、所要時間は1時間程度。気になる料金は5,000円〜20,000円と開きがあります。料金に差があるのは、歯科ごとに料金を設定できることに加えて、患者の希望や状態により施術内容に差があるためです。自分では取りきれない歯垢や歯石を徹底的に取り除くことはもちろん、予防や審美目的の処置も受けられるため、「歯にツヤを出したい」「着色汚れを取って白い歯に」といったことも可能です。

【歯科で歯石取り3】定期ケアで得られるメリット


歯科医院

定期クリーニングの7つのメリット


歯科で定期的なケアを受けることで得られるメリットが大きく分けて7つあります。

1、歯茎に隠れた歯石まで取れる
2、歯石を初期の段階で取り除ける
3、虫歯や歯周病の予防に効果的
4、口臭の予防につながる
5、歯の本来の美しさを取り戻せる
6、歯石除去後のケアが受けられる
7、セルフケアがしやすくなる

というのが主なところです。

さらに、処置が簡単で済むため、あまり痛い思いをしなくて済む、費用が抑えられるといった間接的なメリットも挙げられるでしょう。

受診のサイクルは何ヵ月おき?


●一般的なサイクルは3カ月に1度
歯科でのクリーニングによっていったんは減った口の中の細菌も、時間とともに増えていきます。個人差はあるものの、だいたい2〜3カ月で細菌数は元に戻ると言われています。細菌が繁殖すれば歯垢ができ、それはやがて歯石へと変わります。歯科では、自分で取りきれない歯石を取ってもらうのはもちろんですが、もっと重要なのはそうなる前に歯垢の段階で取り除くことなのです。3カ月に1度、クリーニングを受けていれば、磨き残した歯垢を除去し、万一、歯石ができたとしても、軽い段階で除去できるというわけです。

●歯磨きが苦手な人はもっと頻繁に
残念ながら、なかにはもっと頻繁にクリーニングを受ける必要のある人もいます。歯磨きが苦手、すでに歯周病が進んでいる、歯並びがよくない、タバコを吸う、唾液や歯の性質によって虫歯になりやすい、あるいは歯石がつきやすいなど…以上のいずれかに当てはまる場合は、1〜2カ月に1度のペースで受診することをおすすめします。

反対に、しっかりセルフケアができていてお口の状態がよければ半年に1度でもだいじょうぶなので、早く歯科医のお墨付きをもらえるようにがんばりましょう。

【まとめ】歯石の取り方、ここがポイント!


女性+歯ブラシ+歯の模型

歯石をためないように――勝負は48時間、歯垢が歯石に変わる前に


歯石は誰にでもできるものですが、実は、最大の要因は歯の「磨き残し」と「磨き忘れ」なのです。改めて、歯石ができるまでのプロセスをおさらいすると、「ものを飲み食いする→口中に食べかすや汚れが残る→菌が繁殖して歯垢ができる→歯垢が歯石に変わる」という流れになります。歯垢が歯石に変わるまで約48時間――こういうと長いようですが、忙しく暮らしていると時間はあっという間に過ぎていくもの。億劫がらず、「食べたら磨く」を習慣にしましょう。

歯磨きの頻度とタイミングに加えて、食習慣も重要なポイントです。せっかく毎食後きちんと歯を磨いていても、頻繁に間食をしていたら意味がありません。たとえば、口寂しいときに食べる1粒の飴。実は、飴をなめている間はずっと、虫歯菌にエネルギー源である糖分を供給しつづけていることになるのです。間食はほどほどに、飴をなめた後はお茶か砂糖抜きの飲料を飲んで糖分を洗い流すことをおすすめします。

セルフケアと歯科治療を上手に組み合わせる


最近では「予防歯科」に力を入れているクリニックも多く、磨き残しのクセを指摘してくれたり、個々の歯並びに合った磨き方や道具を教えてくれたりします。効果的なセルフケアを続けるためにも、しっかり調べて信頼できる歯科クリニックを見つけることが大切です。
保険診療での歯石除去は頻度や使用する器具に制約があり、予防的には不十分な場合もあります。何が必要か、何を希望するかを歯科医に伝え、きちんと相談のうえで施術の内容を決めましょう。料金や支払い方法のチェックもお忘れなく!

歯の健康は、将来の節約につながる


●将来的な医療費の節約に
歯科で定期的にクリーニングを受けるのは出費がかさむと思われるかもしれません。しかし、虫歯や歯周病を悪化させれば、定期ケアよりはるかに多くの治療費がかかることになります。また、虫歯や歯周病で多くの歯を失うと、心疾患や誤嚥性肺炎、糖尿病など、さまざまな疾患のリスクも高まります。歯の健康と医療費の関係を示すデータを紹介しましょう。

トヨタ関連部品健康保険組合(愛知県豊田市)と豊田加茂歯科医師会の共同調査(※)によれば、定期的に歯科を受診している人は49歳以降、医療費が平均よりも安くなる傾向が見られました。65歳では平均医療費と15万円もの差がつき、以後は年齢が高くなるほど、その差は大きくなりました。
(※組合員5万2600人を対象に、2009年度の医療費と受診歴のデータを分析し、歯科で年2回以上、定期的に歯石除去などをしている602人の医療費について調べたもの)

歯の健康を守ることが疾病予防につながり、医療費の削減を可能にするのです。長い目で見た場合、予防歯科にかける費用は非常に有意義な投資と言えそうです。

●美容費も節約、きれいな口元で若見え美人!
女性にとって気になる年齢サインの出やすい場所、それは首と手、そして口元です。歯のケアを怠り、歯石やステイン(着色汚れ)がついてしまったら、せっかくの笑顔もだいなし。万一、歯周病で歯を失うことにでもなれば、頬がこけたり、顔の筋肉がたるんだりする原因ともなり、唇のまわりに寄った小じわは顔を一気に老けた印象にしてしまいます。

逆に、歯が綺麗だと、見た目年齢も何歳か変わりますよね。あとから歯のホワイトニングやインプラントに多額の費用をかけ、アンチエイジングにお金を費やすことを思えば、いま歯を大切にすることが結局は美容費の節約にもつながるのでは?きれいな口元で、心身健康な若見え美人を目指しましょう!

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