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【連載】日焼け止めを塗るのはなぜ? 意外な理由を全力解説!〜UVケア編〜

  • 2018年5月17日
  • 美BEAUTE

全力解説_UVケア

日焼け止めによるUVケアはなぜ必要なの?


日焼け止めを塗るのは何のため? そう聞かれれば、当然「日焼けしないため」と答えますよね。

もちろんそうなのですが、肌の色が単に黒くなるのを防ぐためだけではないし、黒くなったあとシミができるのを予防するためだけが日焼け止めを塗る理由ではないのです。

「紫外線が肌に悪い」という事実は、もはや常識と言えるぐらいまで認知されていますが、ではなぜ肌に悪いのでしょう?

人間の老化のひとつに“酸化”があります。

【全力解説!】

“酸化”とは、人間が酸素を取り組んでエネルギーを得る時に発生する酸素が、体内の物質と結びつく反応のこと。

全力解説_角層保湿_角層は簡単に潤わせることはできない!

このプロセスの中で取り込まれた酸素の一部が、ほかの物質を酸化させる力のより強い酸素に変化したものを「活性酸素」と呼びます。

紫外線はこの活性酸素を増やす大きな原因のひとつなのです。



「活性酸素」は正常な細胞や遺伝子を傷つけ、その機能を衰えさせてしまいます。それにより、人間は老化するのです。


全力解説!

細胞1個あたり、1日に約10億個の「活性酸素」が発生する!


【全力解説!】

1日10億個! と聞くとクラクラしますが、肌には本来自らを守る反応として、この「活性酸素」を消去する力が備わっています。

ただ、年を取るにつれてその機能が低下。「活性酸素」によって細胞が受けたダメージが蓄積されることで老化が進みます。

つまり、この「活性酸素」をいかに消去し、酸化ダメージを食い止めるかがエイジングケアの鍵なのです。



「活性酸素」が引き起こす3つの肌トラブル


では、「活性酸素」による肌トラブルにはどんなものがあるのでしょうか? 肌の内部を観察してみましょう。

全力解説_UVケア_1

まず、角層が酸化すると、角層の水分保持能力が落ち、肌は乾燥します。角層のバリア機能も低下するので、外部からの刺激を受けやすくなります。

全力解説_UVケア_1

表皮にある色素細胞=メラノサイト。その中のチロシンが酸化反応によって、シミのもとと言われるメラニンへと黒化していきます。

全力解説_UVケア_1

真皮には、肌のハリや弾力のもととなるコラーゲンやエラスチンを生み出す繊維芽細胞があります。これが酸化すると、コラーゲンやエラスチンの産生力が低下。さらに「活性酸素」はコラーゲンやエラスチン自体も酸化させてしまうのです。

全力解説_UVケア_1

つまり…

「活性酸素」を増やさないためにも、日焼け止めはマスト!


というわけです。

いま、UVケアが進化中! 高機能な日焼け止めに注目


さて、紫外線以外にも大気汚染、タバコの煙、ブルーライト、赤外線なども「活性酸素」を増やす要因です。

そこで、最近はこれらをブロックする“マルチプロテクター”な日焼け止めも増えています。

さらには、うっかり日焼けを引き起こす「まめな塗り直しができなかった」、「汗をハンカチで拭く際や、服などにこすっていつの間にか取れてなくなっていた」という現象に対応するものも。

メイクの上からでもポンポンと塗り直せるクッションタイプ、透明のスティックタイプをはじめ、ウォータープルーフや皮脂・汗プルーフに続く“こすれプルーフ”なるものも登場しています。

日焼け止めは、もはやエイジングケアの一環。老けたくないなら1年365日の日焼け止めをお忘れなく。



 Profile

平 輝乃(たいら・てるの)

ビューティエディター・ライター歴20年余。モード誌からビューティ誌、メンズ誌まで幅広い分野で活躍。美しいビジュアル作りを得意とする一方、難しいスキンケアを楽しくわかりやすく読ませる記事にも定評あり。

イラスト=sino


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全力解説_アネッサ


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