寂しい気持ちを消す薬があるとしたら…あなたは欲しいですか？
以前の私なら、この薬を真っ先に買っていたと思います（笑）
私は大丈夫と思う方は、どうぞここまでで読むことは止めてくださいね。あなたには、このコラムは必要ないようです。
そして必要ないってことは良い事なんですよ。
「欲しい！」と素直に思った方は少し数分お時間をください。
では早速、お時間をいただく理由を簡潔にお伝えしますね。
今回お話しする事は結構重要なお話です。
悲しみは1分でも早く手放しましょう。そうしないと結構体に悪いですよ。と言う、私に起きた実話です。
話は私が子供の時に遡ります。
私はいつも風邪ばかりひいて寝込んでいる子供でした。両親は共働きでした。
体は弱い方ではありませんが、一人のときは決まって病気をこじらせてしまうのです。
さて何故でしょうか？
そうです、答えは寂しいからです。
両親はきっと私のために働いてくれていました。それでも家に一人は寂しいのです。
そして私は、体が弱くも無いのに弱いふりをしたのだと思います。私自身も「自分は身体が弱いな」と思い込んでいたのです。全ては無意識の事でした。
人間は知らないうちに、心のバランスを身体で取ろうとします。
寂しい→両親は忙しいから傍に居てくれとは言えない→風邪をひく→傍にいてもらえる→嬉しいから繰り返す、と言った具合です。
それは自分でも気が付く事がないままエスカレートしていきました。
これはあなたの家族にも起こる可能性があります。
あなたがとても忙しい人なら、家族が心のバランスを取ろうとしているかも知れません。
気が付かないうちに、誰にでも起こり得る事なんです。
自分の気持ちに気が付かないで寂しさを抱えている方は、実は本当に多いです。
「そう言えばと…」思いつく方は読み進めてくださいね。
このサイクルを抜け出す方法は実はとても簡単です。
ただ一回、深く自覚する事なんです。
「自分は寂しくてそうしていたかもしれないな」と半信半疑でも構わないので、一回しっかりと認めてあげてください。
家族で思い浮かぶ方がいる時は「もしかしたら、そうなっているのは寂しさのせいかもしれないな」と、その人を認めてあげてください。
もしかしたら、あなたがそう思ってくれる事を待っているかも知れません。
この意識を持ってから、私はプロ級の寂しがり屋から卒業しました。
同時に体調も良くなったのです。
自分の寂しさを受け入れることで、自分の強さと愛をさらに表現できると私は今強く感じます。
これの良い所は、意識するだけで良い所です。
やってみても誰も困りません。
もしあなたに該当したら、意識するだけで明るい道が見えてくるかもしれないのです。
今回私は勇気をもってこの事を公開しました。
こんな自分が小さい頃の恥ずかしい失敗を読んで、「こんなこともあるのか、気を付けてみよう」と思ってくれる人が一人でも居れば、それで自分も幸せだと思ったからです。
最後まで読んでいただいてありがとう。
私と少しだけ似ているあなたの幸せを、いつも真心から応援しています。
ありがとう。
ヨガ講師/土橋浩美
