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年金生活に入ったら知っておきたい!「身体が痛くなったとき」に申請したいお金

  • 2023年11月20日
  • All About

年金生活で身体のあちらこちらが痛くなる場合、各自治体が高齢者向けに行っている「あんま、マッサージ、はり、きゅう等施術費の助成」を利用してみてはどうでしょう。
最近の物価高は、年金で生活する高齢者にとって「一層の節約を強いられる」方が多いのではないでしょうか。収入を増やすために働きに行くという人も多いですが、疲れがたまってしまうと、腰、肩、膝、首など、身体のあちらこちらが痛くなる場合があります。

痛みは放置しても良くなりません。適切な治療を受けましょう。その際、各自治体が高齢者向けに行っている「あんま、マッサージ、はり、きゅう等施術費の助成」を利用してみてはどうでしょう。

■主な自治体による「あんま、マッサージ、はり、きゅう等施術費の助成」を紹介
主な自治体の「あんま、マッサージ、はり、きゅう等施術費の助成」の内容、申請先などを紹介します。

▼成田市が行う「はり・きゅう・マッサージ等施術費の助成」利用できるのは、満60歳以上で、市内に住民登録のある、市税を滞納していない方です。高齢者福祉課(市役所議会棟1階)または下総支所・大栄支所福祉課で申請すれば、月2枚の割合で、申請月から当該年度末までの月分の利用券がもらえます(年間最大24枚)。

もし、11月中に交付申請を行う場合であれば、11月から翌年3月分(2枚×5カ月分=10枚)までの利用券がもらえます。

なお、申請には、身分証明書(健康保険証等)と印鑑が必要です。

施術1回につき、使用できる利用券は1枚のみで、助成額は1000円です。年間交付枚数は最大24枚で月2枚もらえますが、月に2枚までしか利用できないわけではないので、利用券をためて集中的な治療もできます。

▼福山市が行う「はり・きゅう・マッサージ等施術費の助成」利用できるのは、満75歳以上(後期高齢者医療被保険者)で、市内に住所を有する方です。保険証等名前、生年月日、住所の確認ができるものを持参すれば、高齢者支援課で申請できます。ちなみに、申請窓口は他にも以下の13カ所があります。

◆申請窓口
松永保健福祉課/北部保健福祉課/新市支所/沼隈支所/神辺保健福祉課/東部保健福祉課/鞆支所/芦田支所/加茂支所/内海支所/山野分所/水呑分室/熊野分室

助成券は、年間6枚交付されます。ただし、年度途中で75歳になり、対象となった場合は、交付枚数が6枚より少なくなる場合があります。詳細は、行政窓口にお問い合わせください。1回の施術で2枚まで使用でき、助成額は1枚あたり1000円です。

▼尼崎市が行う「はり・きゅう・マッサージ等施術費の助成」利用できるのは、尼崎市在住の後期高齢者医療被保険者です。

後期高齢者医療被保険者証を持参すれば、尼崎市役所本庁の後期高齢者医療制度担当で申請できます。他にも、南部保健福祉センター、阪神尼崎・JR尼崎・阪急塚口サービスセンター、大庄北・立花南・武庫西・園田東生涯学習プラザなどでも受け付けしています。

申請をすると、利用券が付いた「利用証」が発行されます。施術を受けたら、1回ごとに利用券を切り離して使います。1人あたり、年間8回まで(1回につき1000円)の助成を受けることができます。

いずれも、「あんま・マッサージ・はり・きゅうの施術助成」の対象になるのは保険適用外の施術のみです。

■まとめ
各自治体では、高齢者の方々に向けて、独自のさまざまな助成や補助などの支援を行っています。今回紹介した「はり・きゅう・マッサージ等施術費の助成」については、自治体によって実施していることがあります。まずは、お住いの地域で実施しているか確認して、対象になっていたら利用してみてはどうでしょう。

文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)

3匹の保護猫と暮らすファイナンシャルプランナー。会計事務所、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として勤務後、FPとして独立。人と比較しない自分に合ったお金との付き合い方、心豊かに暮らすための情報を発信しています。

舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)

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