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私が「浪費家」から脱出できた3つの方法

  • 2019年11月10日
  • All About

■貯蓄は1円も増えず! 浪費家から節約体質になったきっかけ
筆者は今でこそ、ファイナンシャルプランナーとしてお客様の家計相談を受けるお仕事をさせていただいていますが、もともとは大変な「浪費家主婦」だったんです。

まず、結婚直後には300万円の貯蓄がありました。

結婚後は毎月10万円貯蓄していたはずが、結婚して7年後の貯蓄額も300万円。毎月10万円貯蓄していたら年間120万円は貯まっている計算です。年間120万円×7年間=840万円。もともと300万円あったのだから合計すると1140万円は貯まっていたはず……。

浪費と消費に消えてしまった金額は、7年間で、なんと1140万円!

このお金は一体どこに消えてしまったのだろう!?と愕然としました。でもショッピングや旅行、贅沢品に多額のお金を使ってきたことを振り返ればすぐにわかります。

季節が変わるごとに、デパートに洋服やバッグなどを買いに行き、またブランド志向が強く、他人に「良く見られたい」という気持ちが強かったのだと気付きました。

金額にして、私の支出だけで年間20万円以上です。旅行やレジャーに費やすお金も多く、国内旅行を年間5回ほど、金額にして年間100万円使っていたこともあります。

その間、子どもを2人授かり、私が離職し貯蓄を取り崩しながらの生活もありましたが、あまりにも使いすぎです。

貯蓄をしたつもりでも、全て使っていたので全く残っていなかったんです。

ついにもともとあった貯蓄300万円が減りだした時に、「貯蓄がどんどんなくなっていく、このままいくとマズイかもしれない……」と不安に思い始め、生活のレベルをそのまま維持すると赤字で、お金が足りない日々が続き、貯蓄を取り崩すはめに陥りました。

毎日赤字の生活を送りながら、不安にかられた私は「お金ってなんだろう、お金についてしっかり学びたい」と、お金について学ぶことを決心し、FPの資格を取得しました。

まずは、我が家の家計を見直そうとキャッシュフロー表という家計の未来予想図を作成してびっくりです!

子ども達が大学に進学する頃から1000万円以上の赤字が死ぬまで続くのです。このままの浪費家・貯蓄を切り崩す赤字生活を続ければ、家計破綻は確実でした。夫も時々「家計は大丈夫か?」と心配そうにしていました。

そのような中で、私が浪費家から脱出することを決心しました。実践したことは次の3つです。

■ポイント1:夫と徹底的にお金のことについて話し合いました
この死ぬまで1000万円以上赤字が続く、キャッシュフロー表を見て、夫婦で一緒に家計について考える必要があると思った私はその日から連日連夜、夫とこれまでのお金の使い方を振り返り、家族の将来とお金について話し合いました。

家計簿はつけていなかったのですが、クレジットカードで決済することが多く、明細も残してありましたので、贅沢品にいくら使っていたのかを把握することができました。

あらためて数字で確認すると驚きます。服飾品やレジャーや旅行にかけるお金が毎年100万円以上と、異常に多いのが我が家の特徴でした。

夫婦2人で反省するとともに将来どうなりたいかをある程度明確にし、目標設定も行いました。

■ポイント2:時間をかけて浪費体質から節約体質に脱出

夫と徹底的に話し合った後には、自分の浪費癖を直すために日々の買い物で訓練し始めました。

この商品は本当に必要かな? お金を使わなくてもする方法は? 試行錯誤しながら、浪費癖を直し、節約体質を身に付けるのに約1年ほどかかりました。私はここで贅沢品を何気なく買っていた自分を反省して、見栄を捨てました。

浪費癖を改善したポイントを書いてみます。

▼服飾品これまでたくさん買っていたので、今ある物を大切に扱い、「バーゲンや初売りセールだから買っておこう!」ではなく、必要な物を必要な時にだけ買うようになりました。

結果的に、ウィンドウショッピングも行かなくなり、ブランド物にこだわらず、心からワクワクするような物を買うようになりましたので、意外と安く済むことも増えました。

▼レジャー・旅行費子ども目線に切り替え、近場でも十分楽しめるよう思案しました。動物園などの無料感謝デーなどをあらかじめ調べたり、近場の公園にお弁当を持っていくだけでも子どもは喜びます。

旅行は楽しいものですが、目的がなければ、お金だけでなく時間も浪費すると知りました。

▼食費・日用品「あれば便利」という物は買わないことを徹底し、「今日は何を作ろう」ではなく、「自宅にある食材で何が作れるか?」と考えメニューを決めるようにします。

「家計を管理し、自分と家族の将来のために確実に資産を形成していく。人がどう思うかではなく、自分らしい人生を歩む」と腹を決め、生活を始めました。

家計やお金と真剣に向き合うことは、自分の人生と向き合うことです。よりよいお金の使い方をしようと決めた日から、人生は変わり始めました。 この時点で、私は浪費家から、貯まる体質へと脱出ができていたのです。

■ポイント3:将来の大きな夢の達成のためにお金のことを考える
夫と徹底的に話し合い、目標を立て、毎日の生活を正し……私は無事、浪費家から脱出できたのですが、お金について学び出すと、「もっと早くに知っていればよかったのに」と思うことのオンパレードです。

浪費家時代の自分の反省も踏まえて、FPとして多くのお金について困っている方にお金についてお伝えしたいと思うようになりました。

いただくお金についてのご相談の中で残念に感じることは、目の前のお金のやりくりに精一杯になってしまい、遠い将来の夢や目標について考えられなくなってしまうことです。

私も日々の赤字を解消するのに必死だったときには、そうでした。とてももったいないことだと感じます。

ワクワクするような目標があれば家計をマネジメントするのも楽しくなるものです。夢を持つことで、日々のお金に対する向上心はますます大きくなります。

私は、お金は日々の生活に欠かせない道具だと思っています。この道具を上手に使うことで、人は今まで以上に人生を幸せに豊かにすることができます。そのための家計管理を今から始めてみませんか?

二宮 清子(マネーガイド)

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