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成功者が実践する自分を最大限に活かす術

  • 2019年9月17日
  • All About

■どうずれば失敗を恐れず、自信のある人になれる?
「失敗してもいいから挑戦してみよう」「やればできる」と思える人は、一般的に自己肯定感が高いものです。特に幼少期において、何らかの形で勝ったり、評価されたりなど、優越的な経験をすることは、適切な自己愛をはぐくむためにも必要不可欠です。

そのため、小さなお子さんがいるならば、勝負に勝つとか認められるという経験をできる限り積ませてあげることです。

たとえば学校の勉強も、仮に算数がダメなら国語、国語がダメなら理科社会。それがダメでも、図工や音楽、家庭科など、子どもが勝てる分野を探し、小さな分野でもいいので勝って、周囲から称賛される経験をさせることが大事。

スポーツもいろいろな種目があるから、かけっこがダメならサッカー、サッカーがダメなら卓球などと、「あなたはこの分野で勝てるよ」と感じてもらえるような機会をつくることです。

■チャンスは1度だけじゃない!
優越的感情を得るには、競争のレールは無数にあると認識することです。特に日本では、往々にして1つの失敗が絶対的敗者と受け止められる傾向があり、それが人生に対する諦め、社会に対する不満となることがあります。

たとえば、第一志望の受験に失敗しただけで、「人生終わり」と絶望してしまう人。新卒時に就職できなかったというだけで、「人生詰んだ」と落胆してしまう人。あるいは、「もし失敗したら社会の落後者扱いになるのが怖い」などと、恐怖にかられて起業ができない人。

そんなふうに、競争するレールが1つしかないと思い込んでしまうと、負けたら即敗者となって人生は絶望しかなく、であれば挑戦しない方がいいと守りに入り、ますます人生が小さく、つまらなくなってしまいかねません。

しかし、世の中には競争のレールはたくさんあります。たとえば、大学で分類されている学問分野は実に1000種類以上あります。ウィキペディアによると、

・1 形式科学:1.1 数学、1.2 統計学
・2 自然科学: 2.1 物理学、2.2 宇宙科学、2.3 地球惑星科学、2.4 化学、2.5 生物学
・3 社会科学:3.1 政治学、3.2 法学、3.3 経済学、3.4 経営学、3.5 社会学、3.6 教育学
・4 人文学:4.1 哲学、4.2 宗教学、4.3 言語学・語学、4.4 人類学・考古学、4.5 歴史学、4.6 地理学、4.7 文学、4.8 芸術、4.9 心理学
・5 応用科学:5.1 計算機科学、5.2 工学、5.3 建築学、5.4 農学、5.5 医学、5.6 歯学、5.7 薬学、5.8 医学・歯学・薬学以外の健康科学
・6 地域研究

などがあります。そして、2番目の「自然科学」の中の小項目の「地球惑星科学」の中には、60以上の膨大な分野があり、それぞれに研究している人がいて、世界中で発見や論文発表などを競っています。昨今は学際的になっていますから、他分野と組み合わせたらもはや、その種類は無限大でしょう。

■成功への近道は、自分の「得意」で勝負する
学問分野に限らず、スポーツ競技は約200種類ありますし、囲碁や将棋などの勝負もあれば、生け花や造園などでも世界でコンテストが行われています。自分が知らない世界で、そこに人生をささげている人は多く、学歴や容姿、肩書、年収などだけが、競争のルールではないことがわかります。

たとえば、自分は背が低いのに「背の高さ」で競っていては、永遠に劣等感から抜け出すことはできないでしょう。劣等感を抱き、それにこだわっていると、周囲が見えなくなりますが、「別の勝てる分野、方法はないか」と思考の矛先を変えることが重要です。

自分の不得意な分野で競争しても苦しいし、それでは成功も幸福もおぼつかない。やはり、自分が勝てる見込みのある分野で競争するしかないのです。

そうやって自分というものを活かす方法を考える。そして自分が進歩すれば、その欠点も気にならなくなるものです。

「どうせ自分なんて」「あいつのくせに」などと劣等感でクサるか、あるいは「自分はここで勝負しよう」と、進歩への原動力にするかしないかで、人生には大きな差がつくのですから。

■出典:『「できないことはやらない」で上手くいく 嫉妬、コンプレックスを「捨てる」技術』(WAVE出版)

午堂 登紀雄(マネーガイド)

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