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夏本番!お金のかからない暑さ対策は?

  • 2018年8月11日
  • All About

■蒸し風呂になった部屋を涼しくするには?
いよいよ夏本番ですが、一日中エアコンをつけていたら電気代がかかって家計を圧迫します。そこで、お金のかからない暑さ対策をいくつか集めてみました。ぜひ、お試しください!

■「モワーッ」と不快な帰宅時の暑さ解消法
共働きの場合、日中は家を空けているので、帰宅すると一日の熱気が溜まっていて、玄関の扉を開けると「モアーッ」した熱気が一日の疲れをさらに増長します。共働きが帰宅して、暑さで一番不快に感じる瞬間です。たまらず、エアコンのスイッチに手を伸ばし、設定温度を一番低く設定し、「急冷」のボタンを押したくなります。

確かにその気持ちは分からないでもないのですが、「ちょっと待ってください!」熱気が部屋にこもったままエアコンをつけても、温度が下がるまで時間がかかるし、その分電気代も余計にかかります。

■まずは、窓を全開に!
夏場に密室にしていると外気温よりも室内の方が高くなっていることが多いので、帰ったらエアコンをつける前に、一旦窓を開けましょう。外気温まで部屋の温度を下げてからエアコンをつける方が、部屋の気温を早く下げることができます。

■扇風機や換気扇を活用!
夏は、窓を開けてもなかなか風が入って来ないので、外気を取り入れるのは難しいです。そこで、扇風機や換気扇を活用しましょう。扇風機は、部屋の空気を窓の外に向かって流れるように設置してつけます。それと、台所の換気扇も室内のこもった空気を強制的に排出するので効果があります。

■軽くシャワーを浴びて、汗を流してしまいましょう!
部屋が外気温と同じくらいに下がるまでには少し時間がかかります。そこで、その間に、ぬるめのお湯で簡単にシャワーを浴び、汗を流してしまいましょう。一度シャワーを浴びると、汗が引き、体感温度も一気に下がります。シャワー後に、冷たいお茶を飲んだ頃には部屋の気温も下がっていることでしょう。

そこからエアコンのスイッチを入れ、設定温度を28度にします。汗もすっかり引いて、体感温度も下がっている状態なので、28度の設定でも快適に過ごせるでしょう。

家に帰ってエアコンを「急冷」にしても、なかなか涼しくなりません。また、一度「急冷」で部屋を冷やし過ぎると、節電のために後から28度に温度設定を上げると、「ちょっとまだ暑いかな……」と感じて、また温度設定を下げてしまいます。

「帰宅→エアコン→夕食→お風呂(シャワー)」という動作を「帰宅→お風呂(シャワー)→エアコン→夕食」のように、ちょっと発想を変えてみるだけで、部屋も早く快適温度になり、電気代の節約にもなるのです。

■就寝時の暑さ解消法
夏の夜の暑さも悩ましいですね。なかなか寝付けないからといって、毎晩、エアコンをつけていたのでは、電気代がかなりかかってしまいます。眠りにつく頃を見計らってオフタイマー設定をしていると、エアコンが止まると蒸し暑くなって、目が覚めてしまい、またエアコンをつけるという悪循環になってしまいます。

■エアコンをつけずに空気の循環を
熱帯夜の定義は、夕方から翌朝までの気温が摂氏25度以上の夜のことを指します。熱帯夜といっても夜の外気温はエアコンの通常の設定温度の27〜28度を下回ることが多いので、普通に考えればエアコンをつけずに済むはずです。

ところがエアコンを使用しないと暑く感じるのは、室内の空気の対流がないことによると言われています。例えば、30度の気温で0.5m/sの風が流れると、人は2度涼しく感じるそうです。外気を上手に取り入れ、室内に空気の流れを作れば、エアコンを使わなくても睡眠に快適な環境を作れるのです。

防犯上問題がなければ、窓を開け(この時、空気の通り道ができるように反対側の窓も開ける)、自然風が入らないのであれば扇風機などを使用し、室内に外気を取り込みます。

東京でも、気温が30度を下回らない超熱帯夜は、ひと夏に数日でしょうから、その日はエアコンを使用するとしても、それ以外の日はエアコンを使わずに済み、電気代を大幅に節約できるでしょう。

■氷枕や保冷剤で体感温度を低く
これは、私の家でも毎年実践しているのですが、夜寝るときに氷枕や保冷剤を使用します。直接、氷枕にしないでタオルに巻いて布団の中に忍ばせておくだけで、体感温度は随分下がります。朝起きても氷枕や保冷剤はまだ冷たいので、その効果は一晩続きます。

■体感温度を下げる素材の就寝具を
通気性の良い麻などの生地は、体感温度を下げることができるので、寝巻きや就寝具などの素材にも気を遣いましょう。そうすれば、更に快適な睡眠が約束されます。

■エアコン要らずの暑さ解消法
普段から皆さんも、いろいろな暑さ対策をしていると思いますが、私の家で実践していること、友人から聞いた暑さ対策などをここで一挙にご紹介します。

■薄着になって過ごす
クーラーをガンガンかけて厚着をするのが気持ち良い、という人もいるそうですが、基本は薄着になって過ごすことです。通気性の良い麻など、清涼素材を使った服を選んで着ると良いでしょう。

■保冷剤や冷たいタオルを使用する
ケーキなどを買ったときなどについてくる保冷剤は、夏場は特に重宝します。保冷剤をタオルに入れて、それを更に首に巻くと、クーラーなしで過ごすことができます。最近は、水に浸したスカーフを首に巻くという夏の暑さ対策グッズ「クールダウンスカーフ」という商品も販売されています。

届いた時にはシンプルな細いスカーフなのですが、一晩水につけておくと中のカプセルが水分を吸収し、プルプルの状態になります。散歩や家事をしている間も首筋がひんやりしてとてもオススメです。

■霧吹きを使用する
これは昔、私の祖母の家でやっていたことですが、霧吹きで水を体に噴きかけ、扇風機にあたると、気化熱で涼しく感じるというものです。また、扇風機に霧吹きをかけ、霧混じりの風を体に当てると一層涼しさを感じます。霧吹きに入れる水の代わりにアロマウォーターなどを使うと、清涼感が一層増します。

最近は、ミストファンと呼ばれる細かい水の粒子を空気中に飛ばす扇風機が売られています。水の粒子が蒸発する時の気化熱による冷却効果で体感温度を下げるというものです。霧吹き+扇風機の現代版と言えます。

■お風呂で汗を流す
湯船にお湯を溜めておいて、小まめにお風呂に入って汗を流すという方法もあります。湯船にミント系の精油を入れると清涼感が一層増します。

■庭やベランダに打ち水をする
庭やベランダに打ち水をすると気化熱で温度を下げる効果があります。お風呂の残り湯を使えば余計なお金もかかりません。打ち水は、日中の暑い時に行うよりは朝夕の涼しい時に行う方が効果を持続することができます。

■窓際やベランダにすだれをつるす
窓際やベランダにすだれをつるし、日光の直射を防ぐと日中の部屋の温度の上昇を防ぐことができます。日中、エアコンをつけて部屋で過ごす時は、雨戸を閉めておくと、エアコンの効率も良くなります。

最近は、「オーニング」と呼ばれるカンバス地などでできた日よけが注目されています。日光の直射を避けるために、窓や出入り口、壁などに取り付けられます。ちょっとお金がかかりますが……。

■観葉植物やブルー系のインテリアで清涼感を出す
窓際に観葉植物を置いたり、インテリアをブルー系で揃えると、視覚的に清涼感を感じることができます。暖色系と寒色系の色の視覚による体感温度は、約3度も違うそうです。インテリアで清涼感を演出するというのも一つの方法ですね。

窓際に置いた観葉植物は、すだれの代わりにグリーンカーテンにもなるので一石二鳥です。私の家では、バルコニーの窓際に家庭菜園を作っているので、グリーンカーテンになるのと、野菜の収穫もできるのと、一石三鳥です。

■風鈴を吊るす
最近はあまり耳にすることがなくなりましたが、風鈴を吊るすという方法もあります。風鈴の音には「1/fゆらぎ」という音が含まれていて、脳内にα波が発生してリラックス効果があるそうです。小川のせせらぎや小鳥のさえずりにも「ゆらぎ」という音が含まれていて同様にリラックス効果があるそうです。

■早起きをして用事を済ます
夏場は、午前4時過ぎから明るくなりますので、朝の涼しいうちから行動して用事を済ませてしまうという方法もあります。涼しいうちから作業を開始するとはかどります。恥ずかしながら、これは私が何度も実践しようとして挫折していることです。

■昔ながらの暑さ対策は、家計に優しいエコライフ
夏の暑さ解消法について、いくつか見てきました。「打ち水」や「すだれ」、「風鈴」などは、日本で古くから行われてきた風習です。エアコンという便利な道具ができてから、その日本の風習が少し忘れられてしまっているような気がします。

「暑ければエアコンをつける」ではなく、「暑ければまず暑さ対策を、それでも駄目ならエアコンを」といった感じで、まず自分たちでできることを行った上で、あとは道具に頼るようにすれば良いのではないかと思います。

エアコンの使用を減らすことは、CO2削減にもなりますし、室外機からの排熱も減らし、温暖化防止にもつながります。その上、電気代節約にもつながるので家計にも優しいですね。昔から行われてきた暑さ対策=生活の知恵は、家計に優しいエコライフといえます。エアコンに頼るのではなく、生活の知恵を見直して、暑さを乗り越えましょう!

平野 泰嗣(マネーガイド)

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