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苦手なママ友と、どうつきあえばいい?

  • 2018年7月4日
  • All About

■いますよね、苦手なママ友
子ども同士は仲がいいのにママのことはどうも苦手、とか、役員を一緒にやることになったけれど打合せのたび気が重い、とか、いじわるをされているわけではないのだけれど話す時にとても緊張する、とか。

どうにも相性が合わないママ友と、どのようにつきあっていますか? どのようにつきあえば、ストレスをためないで済むのでしょうか。

■ママ友関係の難しさ
子どもを介して知り合うママ友とのつきあいは、これまでの友だち関係と勝手が違います。

思えば私たちは「受験」でふるいにかけられるにつれ、自分とよく似た背景や考え方を持つ人と出会うことが多くなります。年が同じで、学力も同じくらい。同じ学校や専攻を選んだという共通点もあります。

私立の学校の場合、親の経済状況や、ひいては育てられ方も、さほど大きくは違わないかもしれません。また、学生時代はともに過ごす時間が長いため、じっくり友情を育んでいくことができました。

「親友は学生時代の部活の友人」という人も多いかと思います。同じ目標に向かってともに頑張るという経験は、結びつきを強くします。職場と違って利害関係がないというのもいいのかもしれませんね。社会人になってからも、趣味を通じて知り合う人とは仲良くなれることが多いように思います。

一方、ママ友の場合、年齢も、生まれ育った場所も、趣味も、働き方も、学歴も、経済状況も、夫の有無も、時には国籍さえもバラバラですから、共通点を持つ人を探すだけでも一苦労です。

特色のあるこだわりの幼稚園や保育園、私立小学校ならまだしも、たいていは、育児方針も人によって大きく違います。よく考えると「気の合う人」に出会える確率は、学生時代よりはるかに低いのではないかと思いますよね。

しかし、同じ時代に同じ地域で同じ年齢の子どもを育てているママ友には「仲間」のような思い入れを持ってしまうもの。また、子どもへの影響を考えて「苦手な人とはつきあわない」と割り切ってしまえないところに、ママ友関係の難しさはあるのかもしれません。

■仲良くなろうと思わない
仲のいいママ友がいるに越したことはありません。でも、「この人苦手だな」と感じるママとは無理に仲良くなろうとしなくていいのではないでしょうか。

子ども同士が友だちだからといって、ママ同士が仲良くしなければならないわけではありません。距離が近づけば近づくほど、感情的な摩擦は起こりやすくなります。苦手だと思うのであればなおさら「最低限のおつきあい」を意識しましょう。

役員の仕事などで、頻繁に顔を合わせなければならない場合も同様です。苦手な人に下手に出やすい人は、余分に仕事を引き受けないよう注意しましょう。

「なんだか変だな」と思いながら負担を引き受けていると、余計にキライになってしまいます。無理して世間話などしなくていいし、役員の仕事をつつがなくやり遂げるという共通の目標に向かってビジネスライクに関われば十分ではないでしょうか。フェアで対等な関係をめざしましょう。

■巻き込まれない
「ママカースト」と呼ばれたりする、ママたちのヒエラルキー(階層構造)が、たびたびドラマのテーマになっています。

「思春期か!」と、つっこみたくなるのですが、「(子どもの)学校が同じ」ということだけで寄せ集められた集団という意味では、ママ友は、公立の小学校・中学校の友人関係と似かよったものがあるように思います。

「このママ苦手だな」と思ったら、子ども時代のクラスメートに同じようなタイプの人がいなかったか思い出してみましょう。もし思い当たる節があるなら、その時の傷つきが今も消化されていないために、子どもの頃の無力な自分に気持ちが逆戻りしているのかもしれません。

たとえば、自分に同調する人を周りに集めて誰かの悪口を言うようなママは、こわいですよね。でも、気を使って合わせても、いつか自分がターゲットにされる可能性がゼロになるわけではありません。

それは子どもたちのいじめの構造と同じ。ですから、そういう「いじめっ子タイプ」には、相手の支配が及ばない距離をキープして、巻き込まれないようにしましょう。大人になったあなたには、もうそれだけの力があるはずです。

同じ地域で長く子育てをしていれば、自然と顔見知りは増えていきます。保護者会などでは「仲良くしているママたち」は目立ちますが、冷静になって周りを見渡せば、ひとりでいるママも結構いるものです。そんな「カースト圏外」のママに声をかけてみるのもいいかもしれません。

■思いつめない
ママ友関係がしんどくなったら、昔からの友人に連絡を取ったり、趣味などを始めて新しい友だちを作ろうとしてみてはいかがでしょうか。

子どもがいるからといって、母親としてだけ生きているわけではありません。自分らしさに立ち返り、苦手なママ友が気持ちを占める割合を相対的に減らすことによって、自分に余裕が生まれてくることでしょう。

夫や、ママ友と関わりのない友人に愚痴るのもおすすめです。愚痴っているうちに、モヤモヤしていたのはこういうことだったのか!と気づくかもしれません。

また、第三者から見たらどうかな?という視点を持つことは、思いつめて、ジタバタ行動し、悪循環にハマらないためにとても大切です。

苦手は苦手でいいのです。長くても卒業やクラス替えまでの数年です。無理にいいところを見つけようとしたり、頑張って歩み寄ったりせず、ほどよい距離感でやり過ごしましょう。

福田 由紀子

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