
警視庁警備部災害対策課 公式Xアカウントの投稿が話題を集めている。地震などの災害で起こる断水。その対策に飲料用以外にも水を備える必要があるとコメント。SNSではさまざまな反応が見られた。※サムネイル画像出典:警視庁警備部災害対策課 公式X
警視庁警備部災害対策課(以下、警視庁) 公式X(旧Twitter)アカウントが投稿した、災害時のライフハックがSNSユーザーからの関心を集めている。台風や地震などで起こるトラブルの1つである断水。有事に備えて飲用水を確保している人も多いはずだが、警視庁では“飲む以外の水”も必要であると訴えている。
■1回に4〜6Lが必要!? 飲む以外に必要な水とは?
警視庁は「我が家では、断水に備え飲料水とは別にトイレ用水(水道水をペットボトルに入れたもの)をくみ置きしています。参考にしてください」とコメントし、飲み水・トイレ用水を入れたペットボトルの画像を公開した。
昨年発生した令和6年能登半島地震では多くの水道管が破損し、長期間にわたって断水が起きた。水が出ないとなると真っ先に飲み水の確保と思いがちだが、それと同様にトイレ用水の確保も欠かせない。特に汚物を流すには1回に4〜6Lが使用されるので、大量の水を確保しなければならない。
さらに警視庁は画像内で「地震等の災害時には、配水管が壊れている場合があり、水洗トイレを使うと汚水が溢れたり、逆流する危険もあるので十分注意して下さい」ともつづった。
■「よく考えたらそうだ」SNSユーザーからはさまざまな声
この投稿にSNSユーザーから「よく考えたらそうだ」と納得する声や「我が家も見習っています。1トイレ内。2流し台の下にも!」「お気に入りの酒瓶に入れてます」と実際にトイレ用水を確保しているという声も散見された。
まさに、備えあれば憂いなし。飲み水を確保している人は、トイレ用水の確保もお忘れなく。
<参考>
警視庁警備部災害対策課 公式X
※コメントは原文ママ
All About 編集部