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予防接種の効果は? 「インフルエンザQ&A」36問

  • 2019年12月13日
  • Aging Style

2010年以降では最速ペースで流行拡大中のインフルエンザ。
対策の筆頭に挙げられるのはワクチンの予防接種だが、ネットやSNSでは、毎年お決まりのようにインフルエンザが流行する状況からその効果を疑問視する声や、予防接種を受けたにもかかわらず発症したという声などが飛び交う。

厚生労働省が11月21日に更新した「令和元年度インフルエンザQ&A」には、ワクチンの効果や有効性について以下の記述がある。

Q.21: ワクチンの効果、有効性について教えてください。

 インフルエンザにかかる時は、インフルエンザウイルスが口や鼻あるいは眼の粘膜から体の中に入ってくることから始まります。体の中に入ったウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。この状態を「感染」といいますが、ワクチンはこれを完全に抑える働きはありません。
 ウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が出現します。この状態を「発病」といいます。インフルエンザワクチンには、この「発病」を抑える効果が一定程度認められていますが、麻しんや風しんワクチンで認められているような高い発病予防効果を期待することはできません。発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。特に基礎疾患のある方や高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、「重症化」を予防することです。

出典:厚生労働省「令和元年度インフルエンザQ&A」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html#03

専門家の間でも予防接種による重症化予防の効果を疑問視する声が無いわけではないが、世間一般の声の中には、重症化予防よりも感染予防の効果に対する過度の期待があると思われる意見や、期待外れに終わり不信感を持った発症経験者の意見なども見受けられる。

インフルエンザの予防接種を受けるかどうかは個々人が判断すべきものだが、かかりつけ医など相談できる医師が身近にいない場合、判断材料やインフルエンザ全般の情報源として「インフルエンザQ&A」の36の問答は役に立つはずだ。

厚生労働省「令和元年度インフルエンザQ&A」
(Q.20〜Q.36の質問のみ抜粋)

【インフルエンザワクチンの接種について】
Q.20 ワクチンは1回接種でよいでしょうか?
Q.21 ワクチンの効果、有効性について教えてください。
Q.22 昨年ワクチンの接種を受けましたが今年も受けた方がよいでしょうか?
Q.23 乳幼児におけるインフルエンザワクチンの有効性について教えて下さい。
Q.24 インフルエンザワクチンの有効性が、製造の過程で低下することはあるのでしょうか?
Q.25 「4価ワクチン」とはどのようなものですか?
Q.26 インフルエンザワクチンの接種はいつ頃受けるのがよいですか?
Q.27 ワクチンの供給量は確保されていますか?
Q.28 同一バイアルから複数回の使用が可能な製品は、いつまで使用できますか?
Q.29 インフルエンザワクチンを接種するにはいくらかかりますか?

【定期接種について】
Q.30 予防接種法に基づく定期のインフルエンザ予防接種の対象はどのような人ですか?
Q.31 予防接種法に基づく定期のインフルエンザ予防接種は、どこでうけられますか?いくらかかりますか?
Q.32 予防接種法に基づく定期のインフルエンザ予防接種は、対象者が希望すれば必ず受けられますか?

【副反応等について】
Q.33 インフルエンザワクチンの接種によって引き起こされる症状(副反応)には、どのようなものがありますか?
Q.34 インフルエンザワクチンの接種後の死亡例はありますか?
Q.35 インフルエンザワクチンの接種によって、インフルエンザを発症することはありますか?
Q.36 インフルエンザワクチンの接種によって、著しい健康被害が発生した場合は、どのような対応がなされるのですか?

【参考】

厚生労働省:【インフルエンザワクチンの接種について】
 (『令和元年度インフルエンザQ&A』)(令和元年11月21日)
 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html#03

厚生労働省:「令和元年度 今冬のインフルエンザ総合対策について」
 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/

医師・専門家が監修「Aging Style」

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