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「アクアリウム」 Q&A解説

読み:
あくありうむ
英名:
Aquarium
  • Q: アクアリウムは大きいほどよいの?
    水族館などのアクアリウムは、大きいほどためになるのだろうか?

    A: 魚などの水生生物を飼育し、観賞するためにつくられた水槽がアクアリウムだ。また、多くの水槽を備えた水族館などの展示施設もアクアリウムと呼ばれる。日本には、世界最大級のアクアリウムである三重県の鳥羽水族館や、沖縄の海を体感できる沖縄美ら海水族館など、大型で設備の充実したアクアリウムがたくさんある。ただし、アクアリウムは大きいほどよいというわけではない。たとえば、滋賀県立琵琶湖博物館の水族展示室では、琵琶湖とその集水域にすむ魚などの生き物を、環境とのかかわりを交えて紹介しているほか、琵琶湖の生い立ちや人と琵琶湖の歴史など、自然環境と文化について学ぶことができる。また、日本各地で外来生物による被害が起きていることを受けて、外来生物問題の現状を紹介するなど、企画展示に力を入れる施設も多い。アクアリウムに行く時は、常設展示や特別展示などを事前にチェックしておくとよいだろう。

  • Q: 自宅などでアクアリウムを楽しむには?
    自分の家や学校の教室でアクアリウムを楽しみたい。簡単にできるのだろうか?

    A: 魚や貝、エビ・カニなど、水の中で生活する生き物の生態を多くの人に見てもらうために、水槽を備えた水族館などの施設をアクアリウムと呼ぶ。一方、水生生物を飼育して観賞する水槽などの設備もアクアリウムだ。近年、熱帯魚やエビ・カニ、カメ、カエルなどの水生生物や水草を自宅の水槽で育てて、観賞するアクアリウムを趣味とする人が増えている。アクアリウムの立ち上げには、水槽だけでなくフィルターやポンプ、ヒーター、各種薬剤、飼料などさまざまな用具・用品が必要となる場合が多い。また、水や設備をきれいな状態に維持管理しなくてはならない。このため、かつてはお金と手のかかる趣味と思われていたが、安価で高性能なフィルターなどの開発が進んだことや、空輸の発達により世界中で水生生物が取り引きされるようになったことを受けて、海水・淡水を問わず誰もが手軽にアクアリウムを楽しめるようになった。現在では学校や職場のほか、公共・商業施設なさまざまな場所でアクアリウムを目にすることができる。また、容器の中で植物や生き物を育てる「テラリウム」もブームとなっている。

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