A: 一口に「農業女子」といっても、さまざまな職場や環境で働く女性がいる。生産現場では、水田で米を育てたり、畑でホウレンソウやトマトなどの野菜を栽培したり、果樹園で梨やリンゴなどの果物を実らせたりする。加工業は、収穫した野菜や果物をつけ合わせやジャムなどの加工品にして出荷する。そして販売の現場では、自ら営業や販売員となってスーパーマーケットなどの店頭で農産物や加工品を消費者に勧めたり、おいしい食べ方を伝授したりする。企業と協力して、新たな商品やサービスを開発する業務に取り組む農業女子もいる。
A: 農業女子プロジェクトは、2014年11月に開始1周年を記念してキャッチフレーズを作成するとともに、「農業女子宣言」を公表した。宣言は3項目から成る。第一に、「私たちは、安全で安心な食物を多くの人に届けることを喜びとしています。」第二に、「私たちは、農業の未来を創るべく、チャレンジと努力を惜しみません。」第三に、「私たちは、農業という仕事の魅力を広く社会に発信していきます。」いずれも、プロジェクトに参加するメンバーの思いを集約したものだ。