サイト内
ウェブ

「ベロタクシー」 Q&A解説

読み:
べろたくしー
英名:
Velotaxi
  • Q: ベロタクシーはいつ生まれたの?
    ベロタクシーのような自転車タクシーはいつ、どこで始まったのだろうか?

    A: ベロタクシーは、客席のついた自転車を運転手がこいで乗客を運ぶタクシーだ。1997年にドイツのベルリンで走行が始まり、日本では、愛・地球博で公式交通機関として利用され、排ガスを出さないクリーンな交通機関として注目された。公道を走るものとしては、2002年に京都で初めて運行が開始されて以来、20以上の都市で100台ほどが運行されている。燃料がいらず、簡単に開業できる自転車タクシーは、インドネシアやフィリピン、カンボジアなどアジアで日常交通や観光の足として用いられてきた。また、日本でもかつて「輪タク」と呼ばれる自転車タクシーが走っていたことがある。手軽な交通手段だった自転車タクシーが、環境にやさしいベロタクシーとして生まれ変わり、脚光を浴びているわけだ。

  • Q: ベロタクシーは誰でも運転できる?
    ベロタクシーを運転するのに、資格や研修は必要なのだろうか?

    A: 客席のある自転車を運転手がこいで乗客を運ぶ自転車タクシー、通称「ベロタクシー」の人気が高まっている。ベロタクシーの運行事業者が各地にでき、運転手(ベロドライバー)の数も増えている。2008年4月から半年間、北海道札幌市でベロタクシーの運行が行われた。運行エリアは札幌駅周辺などの同市中心部で、乗車料金は大人が初乗り300円(500mまで)、その後100mにつき50円だ。これに伴い、運営にあたったNPO法人エコ・モビリティ サッポロはベロタクシーの運転手を募集した。その時の応募要項によると、応募資格は自動二輪または普通自動車免許をもつ20歳以上の健康な人で、事前に研修があるので初心者でも応募できる。一方、エコライフかがわ推進会議とエコアイランドなおしま推進委員会が香川県の直島町で行ったベロタクシーの試験運行では、香川大学の学生や同町民がドライバーをつとめた。現在、日本国内で20以上の都市がベロタクシーを運行しており、ドライバーの募集も随時行われている。興味のある人は、運行事業者を探して問い合わせてみよう。

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。