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「環境健康学トランスレーター」 詳細解説

読み:
かんきょうけんこうがくとらんすれーたー
英名:
Translater of Environmental Health Science

利便性を追求する現代社会では、食品から住宅まで生活のあらゆる部分に化学物質が使われており、今や化学物質を避けて生活することは困難な状況となっている。しかし、一方で、環境ホルモン生態系や人体に与える影響が問題視され、アトピー、アレルギー化学物質過敏症など化学物質に起因するとみられる症状に苦しむ人が増えるなど、化学物質のリスクを知り、かかわり方を見つめなおす時期にきているといえる。このため、環境中に存在する化学物質が人体に与える影響について、企業レベルだけでなく、家庭や個人レベルにおいても、リスク管理のための正しい知識の普及が求められている。

環境健康学トランスレーター養成講座では、環境問題や人体や遺伝子の仕組みから、毒性学、公衆衛生、化学物質を取り巻く法体系などについて広く学ぶとともに、リスクコミュニケーションなど人に伝える技術も修得し、中立的な立場で化学物質が人体に与える影響について情報提供する人材の育成を目指す。

この資格は2005年から始まったもので、資格取得後の活動については今後の開拓が必要であるとされている。活動の場としては、教育現場や医療機関、化学物質を取り扱う事業所など、受講者のバックグラウンドに沿ったものが想定されている。

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