地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出を、自然が吸収できる量以内に削減するため、低炭素エネルギーの導入などの環境配慮を徹底する社会システム。低炭素社会では、すべての人がCO2を減らすための行動や選択をとり、政府は税制のグリーン化など仕組みづくりを行う。福田首相は2008年6月に、日本の2050年までの長期目標として現状比で60%から80%の削減を掲げ、「世界に誇れるような低炭素社会の実現を目指す」と表明。同年7月の北海道洞爺湖サミットや関連会合で、低炭素社会への転換を世界に呼びかけた。
低炭素社会を実現するために、一般市民には何ができるのだろうか?
「低炭素社会に向けた12の方策」で提案されている具体的な取り組みはどのようなものだろうか?