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「フランチャイズチェーン」 Q&A解説

読み:
ふらんちゃいずちぇーん
英名:
Franchise Chain
  • Q: FCも食品リサイクル法の対象になるの?
    食品リサイクル法が改正され、FCへの規制が導入されたが、どんな内容なのだろうか?

    A: フランチャイズチェーン(FC)は、本部が仕入れや製造を一括して行い、個々の小売店をチェーンのように加盟店にして、販売権や使用権などを与えて展開する小売形態だ。コンビニエンスストアや小売、外食、サービスなどさまざまな業種があり、店舗数も多い。FCへの環境規制として、廃棄物・リサイクルの分野では食品リサイクル法が2007年に改正され、フランチャイズチェーン事業者について加盟店も一体とみなして勧告制度の対象とされることとなった。FC事業を展開する食品事業者の食品廃棄物の発生量に、その加盟店で生じる発生量を加えて、多量発生事業者であるかどうか判定する。多量発生事業者は、毎年度、食品廃棄物の発生量やリサイクルの取り組み状況を主務大臣に報告しなければならず、指導や助言、勧告、公表、命令などに関する規定もある。また、主務大臣の認定を受けると食品循環資源の収集運搬について廃棄物処理法の許可が不要となり、FC事業者による一括収集が可能となった。

  • Q: FCの環境対策は?
    コンビニなどのFCでは、どのような環境対策を行っているのだろうか?

    A: 本部が仕入れや製造を一括して行い、個々の小売店を加盟店にして、販売権や使用権などを与えて展開するフランチャイズチェーン(FC)。一般の小売店などと同様に、FC加盟店からも多くの廃棄物が発生し、エネルギーを消費する。FC事業を展開する食品事業者には、食品廃棄物リサイクルを進めるため、チェーン全体や他の事業者と協力して店舗から出る生ゴミの肥飼料化を進める動きが広がっている。また、全国のコンビニエンスストアでは、容器包装を減らすための目標設定やマイバッグの配布など、ゴミを減らすためのさまざまな取り組みを進められている。日本フランチャイズチェーン協会(JFA)は、2009年5月に「社会インフラとしてのコンビニエンスストア宣言」を公表。環境にやさしいコンビニを目指す姿勢を打ち出した。1) 太陽光発電装置の導入、2) LED照明の導入、3) 電気自動車の導入と急速充電スタンドの設置、4) 食品リサイクルの推進―などに取り組むとしている。

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