A: ISOでの規格化によって、先進諸国を中心にエコマークが制定されている。有名なところでは、1978年のドイツの「ブルーエンジェル」、1989年の北欧諸国の「ノルディックスワン」、1992年のEUの「EUエコラベル認証制度」、1992年台湾の「グリーンマーク」などがある。このほか、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、インド、タイなどでも導入されている。
A: ISOでは、「製品やサービスの環境側面について、製品や包装ラベル、製品説明書、技術報告、広告、広報などに書かれた文言、シンボルまたは図形・図表を通じて購入者に伝達するもの」を「環境ラベル」と規定している(ISO規格ではISO14020番台)。「タイプ1」は第三者認証のラベルで、「タイプ2」は自己宣言によるラベル(企業が独自に制定しているもの)、そして「タイプ3」は、環境負荷が数値等で表された環境情報表示型のラベルだ。日本のエコマークはタイプ1に属する。